Fire TV最近の更新
- 2022/10/27 いつでもAlexaが使える新型「新型 Fire TV Cube」が発売
- 2023/10/18 Wifi6対応・高性能型の「Fire TV Stick 4K 第2世代」が発売
- 2023/10/18 Wifi6対応・高性能型の「Fire TV Stick 4K Max 第2世代」が発売
Fire TVは、テレビに挿すだけで様々な動画配信サービスをテレビの大画面で楽しめるデバイス。
そして2018年12月から、AmazonのAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」との連動が開始。これが新たな次元の便利さ・使い方へ進化させています。
Alexa連携により、見たい動画を一言で再生したり、動画操作やテレビの音量や電源操作まで可能。
新たな次元へ入ったFire TVの便利さ、使い方、できることをご紹介していきまっす。
発売日 2023/10/18
- 30日間無料で聴き放題
- 12万冊以上が聴き放題
- Alexaからサクッと読書
Amazon Fire TV(ファイアTV)機種の違いを比較
Fire TVには、4K非対応で安価なモデルと、4K対応の上位モデルの2機種が発売されています。
2019/1/23より、4K非対応モデルにも新リモコンが付属し、両者の主な違いはその名の通り「4K出力に対応しているか」となりました。
とはいえ、他にも性能や価格の違いがあるので、各機種の違いを一覧にして比較してみましょう。
Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Cube | |
---|---|---|---|---|
イメージ | ||||
発売日 | 2020/09/30 | 2023/10/18 | 2023/10/18 | 2019/11/05 |
価格 | 税込 4,980円 | 税込 7,480円 | 税込 9,980円 | 税込 19,980円 |
解像度 | 1080p | 4K Ultra HD HDR、HDR10+ Dolby Vision | 4K Ultra HD HDR、HDR10+ Dolby Vision | 4K Ultra HD HDR、HDR10+ Dolby Vision |
プロセッサ | クアッド(4)コア 1.7GHz | クアッド(4)コア 1.7GHz | クアッド(4)コア 2.0GHz | オクタ(8)コア 2.0GHz |
内蔵ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB | 16GB |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi5(ac) | Wi-Fi6(ax) | Wi-Fi6(ax) | Wi-Fi6(ax) |
スピーカー | なし | なし | なし | 内蔵スピーカー |
Alexa音声操作 | リモコンから | リモコンから | リモコンから | どこでも可 |
赤外線テレビ操作 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ミラーリング表示 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Amazon Echoから 連携操作 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ということで、各モデルの主な違いが以下となります。
- 「4K Max」「Cube」は、4K出力等の映像・オーディオ性能が高い
- 「Cube」はさらに、ストレージやプロセット性能もより高性能
- Alexaや赤外線テレビ操作の機能はどの機種も利用可能
- 「Cube」は、スピーカー内蔵でいつでもAlexa利用可能
最も大きな違いは、「Fire TV Cube」のみいつでもどこでもAlexaがによる音声操作が可能、ということ。
マイク・スピーカー内蔵機種なので、それこそAmazon Echoと同様に遠くから話しかける操作が可能です。
「Fire TV Stick」は、音声認識リモコンから同様のことが可能。ちょっと価格はあがりますが、いちいちリモコンを手に取らない便利さはかなり大きいです。
Alexaの使い勝手意外では、機能的な部分での差は基本的にありません。4K出力やオーディオ性能など、上位機種ほど高性能となります。このへんは利用したい環境、品質に応じて価格を見定めて決めると良いでしょう。
もちろん今後の4K放送、4Kテレビへの移行の流れを考慮すると、4Kモデルがおすすめかと思います。
発売日 2023/10/18
Fire TV Stick(新型)のここがすごい!その特徴5つ
Alexa対応リモコンで、動画の検索や操作もすべて音声操作可能
まず大きいのが、発売と同時に開始した「音声認識リモコンによるAlexa音声操作」です。
リモコンには音声認識(マイクマーク)ボタンがあり、これを押してる間音声操作を受け付けます。
以前からできたコンテンツの音声検索はもちろん、AmazonのAI「Alexa(アレクサ)」が利用可能となったことで
「ワンピースを探して」
「ウォーキング・デッドを再生して」
「30分早送り」
「次のエピソードにして」
といったコンテンツ検索から細かい動画操作まで幅広く音声操作が利用可能です。
「ウォーキング・デッド」や、「進撃の巨人」などリモコンで打ち込むのは面倒なコンテンツ名も簡単検索。見ていた続きの再生も、リモコンでいちいちそのコンテンツまで移動せずとも一言で完了。
音声操作でリモコン操作の手間を省いた簡単動画再生・操作環境ができちゃいます。
Echoと連携してハンズフリーで動画操作
上記のリモコン上音声操作をさらに便利にしてくれるのが「Amazon Echo」と連携したハンズフリー操作です。
前項で挙げたリモコン上での音声操作は、Amazon Echoからも操作可能。
これが大きいのは、リモコンの音声認識ボタンを押す手間なく、なんならリモコンを手に取ることすらなく
「アレクサ、ウォーキング・デッドを再生して」
と一言ただゆうだけで、みたい番組の続きが見れちゃうんです。
Fire TVはテレビのHDMI連動操作にも対応しているので、勝手にテレビオン、入力切替等もしてくれますから、本当に一言のみで、テレビのリモコンも、Fire TVのリモコンも、何も触れずともすぐにみたい番組が見れちゃうんです。
まさにシームレスな次世代の動画視聴環境。ぜひともEchoを使ったハンズフリー環境まで構築してみてほしいですね。
Alexaの機能を単体ですべて利用可能
上でも挙げたとおり、「Alexa対応リモコン」となったので、動画操作に限定されずに、Alexaの様々な音声操作機能が利用可能です。
動画を見てるときでも、ふと天気が気になったらリモコンに「アレクサ、明日の天気は?」ですぐに確認可能。他にも以下のようなことが可能です。
- 音楽再生
- スマートホーム制御(家電の制御)
- Kindle本等の朗読
- 好みのニュースを聴く
- 天気予報を聴く
- スケジュール管理・確認
- 子供の遊び相手
- 英語学習
(※すべてが利用できるかは未確認、製品利用後に確認予定)
これらAlexaの機能がAmazon Echoを購入することなく、画面付きで利用できちゃう、ちょっとお得な端末です。
画面付きのAmazon Echoは安くても15,000円程。むしろオトクすぎる端末かもしれません。
テレビ操作も新リモコンに統合
新リモコンには新たに以下のボタンが追加されました。
- 電源ボタン
- 音量アップ/ダウンボタン
- ミュートボタン
リモコンは赤外線式に対応しているので、対応テレビの電源、音量変更、ミュートができるようになったんです。
見たい番組は、リモコン操作または音声操作で選択ですので、動画視聴用の操作は基本的にこのリモコンひとつで完結できるようになったんですね。
テレビのリモコンも不要で、このリモコンひとつあればいいというのはシンプルで非常にいいですね。
最新グラフィック・サウンド機能搭載でパワフルな映像
新Fire TVは最新のグラフィクス・サウンド仕様にもしっかり対応して、美麗な映像、パワフルなサウンドを楽しむことができます。
具体的な対応仕様が以下です。
- 4K Ultra HD
- Dolby Vision
- HDR
- HDR10+
- 3D Dolby Atmos Audio
4K解像度できれいな映像出力、HDRで状況に合わせた幅広い色調、よりコントラストや色彩を演出を強めるDolby Vision、これらで美麗なグラフィクスを演出します。
3D Dolby Atmos Audioでは対応した環境であれば、動き回っているかのような3Dのサラウンドサウンドを楽しむことができるようになります。
難しい用語や設定も多いですが、そういった伸びしろ、できることがあるというのはいいことでしかありませんよね。これをきっかけに、よりよい映像視聴環境を構築したり、楽しんで見るのもいいかと思います。
今後の動画環境にも耐えられる機能と、それに対応した動画配信がある、最新の映像再生端末、というわけです。
発売日 2023/10/18
新型 Fire TV Stickでできること
AmazonプライムビデオをTVで再生
様々なことができるFire TVですが、なんといっても大きいのが「Amazon プライムビデオ」の再生。
プライムビデオは、プライム会員が利用できる動画の見放題サービス。
プライム会員費用のみなので、月額500円で豊富な作品が見放題、その上プライム会員の様々なサービスも利用可能な破格のサービスです。
さすがに最新映画等までは見放題になりませんが、人気の海外ドラマやTV放映中のアニメ作品、「松本人志のドキュメンタル」などの人気のオリジナルコンテンツあります。また、最新作は別料金レンタルの仕組もあります。
ボクも利用していますが、1,000円程する動画配信サービスも多いなか、500円でこのサービスはさすがにお得すぎです。ぜひFire TVと合わせて利用してみてください。1ヶ月体験も可能です。
特徴で紹介した便利な音声操作は以下のようなものが可能です。
できること | 音声操作例(※1) |
---|---|
動画再生 | 「プライムビデオでワンピースを見せて」 「プライムビデオでドキュメンタル見せて」 「ウォーキングデッドの続きを再生して」 |
番組検索 | 「Fire TVでバラエティを探して」 「アニメを見せて」 「4Kテレビの番組を見せて」 「進撃の巨人の番組探して」 「高倉健の番組探して」 |
アプリ起動 | 「Huluのアプリ起動して」 「Netflixのアプリを起動して」 |
再生中操作 | 「30分戻して」 「10分早送りして」 「1時間のところに飛ばして」 |
エピソード操作 | 「次のエピソードにして」 |
※1. 現状は、英語で使える音声操作に基づく例です。発売後実際の操作検証予定です。
以下ではプライムビデオで見れるアニメ映画作品も紹介、FireTVで楽しむ作品の参考にしてみてください。
「Alexa(アレクサ)」の機能を利用
特徴の項目でも挙げたとおり、AmazonのAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」の機能が利用可能です。
以下のようなことが代表例です。
- 音楽再生
- スマートホーム制御(家電の制御)
- Kindle本等の朗読
- 好みのニュースを聴く
- 天気予報を聴く
- スケジュール管理・確認
- 子供の遊び相手
- 英語学習
(※すべてが利用できるかは未確認、製品利用後に確認予定)
さらに詳しいAlexaでできること、話しかけ方は以下でまとめています。
アレクサを呼びたくなったときには合わせて参照して見てください。
「Youtube」をTVで再生
知ってる人は知っている、Amazon vs Googleのライバル関係。Youtubeは現在Google保有のコンテンツです。
そのため、一時はAmazonデバイスから利用できない、なんて時期もありましたが、現在ではしっかり視聴可能です。
実際には、Fire TVに搭載されているWebブラウザ「Firefox」または「Silk」を使ったYoutubeWebページで視聴しますが、専用アプリ的な処理になっているので難しかったり面倒な操作は基本必要ありません。
Youtubeの豊富な動画コンテンツもTVで楽しむことが可能です。
「Netflix」「Hulu」「dTV」「AbemaTV」等をTVで再生
Fire TVは各種動画配信(VOD)サービスに対応しています。
代表的な対応サービスが以下です。
- Hulu(フールー)
- Netflix(ネットフリックス)
- dTV
- dアニメストア
- AbemaTV(アベマTV)
- FOD(フジテレビオンデマンド)
- Paravi(パラビ)
- DAZN(ダゾーン)
- GYAO(ギャオ)
- niconico(ニコニコ)動画
- TVer(ティーバー)
ほぼ大手の動画配信サービスは対応していますね。
これらのサービスはアプリとしてインストールして利用、現状では音声操作は「Netflixを起動して」といったアプリ起動操作にのみ対応しています。
上述したプライムビデオのように柔軟な音声操作には未対応ですが、ライバルのGoogleアシスタントはHuluやNetflixの音声操作にも対応しているので今後Alexaの対応も期待されるところです。
こういった現状も踏まえて、やはりいちばん相性がよくおすすめのサービスは上述の「Amazon プライムビデオ」。
ただ、AbemaTVやGYAO、ニコニコ動画などは無料利用可能ですので、テレビの大画面で気軽にコンテンツを楽しめます。ボクも無料なので見てみたAbemaTV、結構いいコンテンツありますね笑。
Amazon Photosの写真を見る
プライムビデオの項目でもご紹介したお得な「プライム会員」、そこで1つ大きなサービスが「Amazon Photos(通称プライムフォト)」というプライム会員向けの容量無制限の写真ストレージです。
動画も5GB以下のファイルなら無制限に保存可能、スマホ自動アップロードや、家族共有といった機能もついています。
Fire TV上でAmazon Photosの写真や動画を表示可能。家族が集まった時など、大画面で写真や動画を見せて共有できるのは実はかなりいい機能なんですよね。
ウチでも家族や来客時はTVで写真に写真を表示して楽しんでいます。
こちらもプライムビデオ同様にプライム会員料金(月額500円程)のみで利用可能です。
音楽再生
Amazon Musicの音楽再生も可能、Alexaで気軽にアーティスト指定や気分にあったプレイリスト再生ができちゃいます。
Amazonの音楽サービスには複数の形態がありますが、「Prime Music」、「Amazon Music Unlimited」、購入楽曲等、すべて利用可能。マイミュージックなどのライブラリやプレイリスト単位で軽快に音楽を楽しめます。
再生中はTVには楽曲イメージやアルバムジャケットの表示等があるので、ただ聴くよりちょっと楽しい演出にもなりますね。
そして、Fire TVリモコンで簡単に再生、停止、楽曲送りなどもできるのも便利。オーディオ操作用のリモコンもこれ1つで足りちゃいます。
音楽サービスは、Prime Musicならプライムビデオなどと同じくプライム会員料金のみで100万曲聴き放題。最新楽曲等含めてしっかり音楽を楽しむなら月額980円で4000万曲以上聴き放題の「Amazon Music Unlimited」がおすすめです。
「Amazon Music Unlimited」は以下で紹介もしています。どんどん邦楽楽曲も追加され、かなり充実の音楽サービスになってきており、Echoからの利用にもおすすめの音楽サービスです。現在3ヶ月で99円の超特価で申込み受付中です。
音楽に関する音声操作は多く、以下のような代表例ととなります。
できること | 音声操作例 |
---|---|
音楽再生操作 | 「何か音楽をかけて」 「dヒッツで音楽をかけて(サービス名再生)」「Greeenの曲をかけて(アーティスト名再生)」 「キセキをかけて(曲名再生)」 「アルバム、ケツノポリス2をかけて(アルバム再生)」 「JPOPを再生して(ジャンルで再生)」 「リラックスする曲をかけて(気分で再生)」 「2000年の曲を再生して(年代再生)」 「プレイリスト、週間ランキングをかけて(プレイリスト再生)」 「人気の曲をかけて」 「新曲をかけて」 「Side by SideのGLAYをかけて」 |
一時停止・再開 | 「停止」 「止めて」 「再開」 |
曲送り | 「次の曲にして」 「スキップ」 「前の曲にして」 |
楽曲情報を聞く | 「この曲なに?」 「これ誰の曲?」 「曲名教えて」 「この曲の発売日はいつ?」(※1) |
※より詳細な音声操作例はこちらを参照
新型 Amazon Fire TV Stickのまとめ
以上、新型になりAlexaとの連携も始まった強力デバイス「Fire TV Stick」の特徴とできることの紹介でした。
もともと音声検索でコンテンツが見つけられて便利なFire TVですが、Alexaとの連携が入り、より音声操作が強化されたのが大きな魅力です。
Fire TV側だけでなく、Amazon Echoからも指示できることでハンズフリーで動画操作ができちゃうのはまさに次世代の動画視聴環境といった感じですね。
ぜひAmazon Echoと合わせて便利な音声操作、そして最新の4Kグラフィクス・サウンドのコンテンツをお楽しみください。
Alexaでできる多くのことは以下で紹介しています。
いじょうでっす。
発売日 2023/10/18
コメント
従来型の音声認識リモコンでも、今日からAlexaを実際に使えるようになりました。
TV操作が必要なければ新リモコンを買う必要はありません。
✕意外にも
○以外にも
✕ゆうだけで
○言うだけで
特に「ゆうだけで」は物書きとしては、かなり恥ずかしい日本語なので訂正した方がよいかと。