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Google Home向け音楽配信サービスの比較!~邦楽歌手100組・月額料金比較からおすすめを考察~

(2019/07/16 対応音楽サービス一覧更新)
 

Google Home(グーグルホーム)やGoogle Nest Hub(ネストハブ)のメインの用途の一つが「音楽再生」だと思います。

音楽再生はストリーミング音楽配信サービスを利用することが基本となります。音楽サービスには、無料のものから有料で楽曲豊富なものまで様々な選択肢がありますね。

こちらでは、Googleアシスタントが対応してる音楽サービスを比較・おすすめ月額料金モデルを紹介していきまっす。
 

Google Home向け音楽配信サービス一覧

さっそく利用可能なサービスを比較・一覧してみましょう。

サービス名Google Play
Music
Youtube MusicSpotify
イメージ
提供元GoogleGoogleSpotify
曲数4,000万曲以上4,000万曲以上4,000万曲以上
月額980円
無料で手持ち曲利用可
980円
無料版あり
学割あり
980円
無料版あり
主な特徴・手持ち曲の利用可・無料利用可能
・ミュージックビデオ再生
・無料利用可能
・プレイリストが豊富

 

サービス名AWAdヒッツうたパス
イメージ
提供元AWANTT docomo
(レコチョク連携)
au(KDDI)
曲数5,500万曲以上550万曲以上500万曲以上
月額960円
無料版あり
540円324円
主な特徴・無料利用可能・邦楽が豊富
・プレイリスト再生
・邦楽が豊富
・プレイリスト再生

 

Googleアシスタントで使える音楽サービスの大きな特徴が、無料で使えるプランが豊富ということですね。

「Youtube Music」「Spotify」「AWA」それぞれ無料プランがありますが、Google Homeなどからも無料で利用も可能なんです。

また、定額かかるにしても「dヒッツ」や「うたパス」など安価でJPOPが豊富なサービスにも対応しているのも選択肢が豊富でいいですね。

これら様々な特徴のあるサービスを以降でそれぞれ見ていきましょう。

 

各音楽サービスの特徴

Google Play Music

google_play_music_s

「Google Play Music」は、4,000万曲という最大級の楽曲数と、それに加えて手持ちの楽曲もアップロードして、配信音楽と一括して管理できるところが最大の魅力ですね。
4,000万曲配信といっても、特に邦楽アーティストは対応していない場合も多いです。それを手持ち楽曲のアップロードで補完できるのは音楽好きには重要ですね。音楽のこだわりがある人(手持ち楽曲が多い人)ほど、おすすめなサービスといえます。

逆に用意されたプレイリスト(ラジオステーション)は、あまり数が多くなく、くせのある名前のものも多いこともあってか、Google Homeから気分やジャンルで音楽指定した場合に、意図したものにマッチしにくい感があります。
「気分に合わせた音楽再生」が重要な場合は少し扱いにくいサービスです。

音声操作の特徴としては、お気に入りプレイリストをGoogle Homeから音声で編集可能です。曲再生中に「この曲いいね」と伝えれば、お気に入りプレイリストに曲が追加されますし、「この曲嫌い」といえば削除されます。メモにもなりますし、音声のみで手軽にプレイリスト編集できるのは非常に便利です。

ということで、Google Play Musicは主には、自分でプレイリストを編集・管理して好みの楽曲を利用する人に向いています。「気分で再生」などのクオリティがまだまだな点などはありますが、Google Homeとの音声操作の親和性も高く、全体的にGoogle Home向けにはやはりおすすめのサービスとなるでしょう。

 
(2017/12/18コメントをいただき追記)
上述した手持ち楽曲をアップロードして音楽再生する機能は、なんと無料アカウントでも利用可能でした。手持ち楽曲の視聴のみで満足できる場合、月額無料で音楽を楽しむことも可能ですね。
 

Spotify

spotify_s

Spotifyの最大の特徴は、Google Homeで「Spotify 無料プラン」が使えることでしょう。機能にこだわらなければ、無料で4,000万曲が聴き放題可能なのです。

無料プランでは、楽曲を指定しての再生ができませんが、ジャンルやアーティスト(系統)を指定したシャッフルプレイが可能で、楽曲自体はフルで聴くことが可能です。「好きな曲を任意のタイミングで聴く」ことはできませんが、聴きたいジャンルをざっくり聴くことは普通にできてしまいます。
音楽はざっくりと聴ければOK、という人にとっては月額無料という最強のコストパフォーマンスを実現できます。

プレミアムプランになれば、もちろん4,000万曲を好きなだけ好きなように利用可能です。Spotifyの特徴は音楽専用サービスということもあって、音楽サービス自体のクオリティが高いです。
スマホアプリでは歌詞表示が可能ですし、アプリ自体も使いやすいですね。プレイリストはユーザーが作って共有や評価が可能で、評価が良いものがピックアップされるので、自然と良いプレイリストが利用できる印象です。
プレイリストはこんな感じのシェアもできます。

対応楽曲は、邦楽アーティストが他と比べて少し弱いです。邦楽重視だと少しつらいサービスですね。洋楽はかなり豊富だと思います。

ということで、Spotifyは、機能にはこだわらず無料で利用したいという人や、豊富なプレイリストなどの音楽サービス機能重視の方におすすめのサービスとなります。

Spotify公式

無料プランで具体的にどういったことができるか以下に詳しくまとまっていました。
Google Homeで無料音楽はどこまで聴けるのか?限界に挑戦しました!

「dヒッツ」

 

「dヒッツ」は、NTT docomoが提供する音楽サービスですが、誰でも利用することが可能です。

日本オリコンチャート(2016)のアーティストカバー率No.1を謳っており、特に邦楽の人気楽曲対応度は最も高いながら、540円という安価な価格が魅力のサービスです。

実際、安室奈美恵、サザンオールスターズ、星野源など、なかなか他のサービスが対応してないアーティストも聴き放題に含まれています。

安価な分、プレイリスト(プログラム)再生型となっており、基本は曲名を指定しての再生ができません

ただし、「myヒッツ」という毎月増える一定数のお気に入り曲登録機能があるので、そちらを使うと任意の曲や自作プレイリストを聴くことが可能となります。その枠であれば楽曲指定可能です。

ということで、使いにくい部分はあるものの回避策もあり、何より邦楽の豊富さと安さが魅力のサービスです。dヒッツにしかいないアーティスト(JPOP)を楽しむならおすすめのサービスです。

dヒッツについては以下で別途まとめています。

 

同様に1ヶ月程度お試しも可能ですので、独特な使用感は試してみるのが良いかと思います。

 

うたパス

うたパスの最大の特徴は、安価な料金と邦楽の充実さです。有料プランの中では飛び抜けて安い月額料金でありながら、邦楽は他サービスより充実、最新楽曲の配信も早いようです。

しかしながら、安さの分多くの制限があるのがうたパスです。まず、そもそも使えるのは、auユーザーのみとなっています。サービス自体はAppleIDでも利用可能ですが、Google Homeからの利用にはauIDが必須なようです。そして、楽曲は用意されたプレイリストのシャッフル再生のみが可能で、楽曲指定で音楽を聴くことは一切できないんですね。

ということで、音楽を自由に聴きたい人には少し使いにくくも、破格の安さと邦楽の豊富さが魅力というバランスを考慮して使うサービスといえますね。また、うたパスには火曜日にカラオケが割引になるなどの特典サービスも付属しているのも魅力です。特に邦楽好きなauユーザーにとって、安価でお得なサービスかと思います。

対応楽曲・アーティストの比較

以上のようなサービスの特徴に加え、重要要素な要素となるのが「対応アーティスト・対応楽曲」ですよね。

ここでは特に利用者が多く、サービス間で差もある邦楽対応アーティストを比較一覧しましょう。

一曲でもいいので本人オリジナル楽曲が配信されている場合「o」とします。他のアーティストとのコラボ(featuring)扱いのものや、オルゴール曲、カバー曲は含みません。

邦楽アーティスト100組の比較

アーティストGoogle
Play
Music
Spotifyうたパス
19oxo
10-FEETooo
AAAooo
AIooo
AKB48oxo
Aimerooo
ASIAN KUNG-FU GENERATIONooo
B’zxxx
BIGBANGooo
BOYS AND MENooo
BTS(防弾少年団)ooo
BUMP OF CHICKENxxx
Charaooo
DREAMS COME TRUEooo
E-girlsooo
EXILEooo
EXOooo
Flowerooo
GENERATIONS from EXILE TRIBEooo
GLAYxxo
アーティストGoogle
Play
Music
Spotifyうたパス
GReeeeNooo
HAWAIIAN6ooo
HKT48oxo
Hey!Say!JUMPxxx
Hi-STANDARDxxx
JUDY AND MARYooo
JUJUooo
JYooo
KAT-TUNxxx
Kinki Kidsxxx
Kis-My-Ft2xxx
L’Arc~en~Ciel’xxo
May.Jooo
Mr.Childrenooo
NEWSxxx
NMB48oxo
ONE OK ROCKooo
Perfumeoxo
RADIO FISHoxo
RADWIMPSooo
アーティストGoogle
Play
Music
Spotifyうたパス
SEKAI NO OWARIooo
SKE48oxo
SMAPxxx
Sexy Zonexxx
Superflyooo
THE BLUE HEARTSxxo
THE YELLOW MONKEYxxo
TWICEooo
V6xxx
YUKIoxo
YUIoxo
X JAPANooo
back numberxxx
miwaooo
μ’s(ミューズ)xxx
いきものがかりoxo
きゃりーぱみゅぱみゅooo
ももいろクローバーZ(無印含む)oxo
ゆずooo
エレファントカシマシooo
アーティストGoogle
Play
Music
Spotifyうたパス
ケツメイシooo
ゲスの極み乙女。ooo
コブクロoxo
サカナクションooo
サザンオールスターズxxo
ジャニーズWESTxxx
スピッツooo
ポルノグラフィティxxo
モーニング娘。xxo
レミオロメンxxo
ワルキューレxxo
藍井エイルooo
安室奈美恵xxo
絢香ooo
xxx
家入レオooo
宇多田ヒカルooo
大塚愛ooo
関ジャニ∞xxx
桐谷健太(浦島太郎)ooo
アーティストGoogle
Play
Music
Spotifyうたパス
桑田佳祐xxo
欅坂46oxo
倖田來未ooo
三代目 J Soul Brothers
from EXILE TRIBE
ooo
高橋優oxo
手嶌 葵ooo
中島みゆきxxo
長渕剛ooo
西野 カナoxo
乃木坂46oxo
秦 基博ooo
浜崎あゆみooo
一青窈ooo
氷川きよしooo
平井堅xxo
藤原さくらooo
福山雅治ooo
星野 源xxo
美空ひばりooo
矢沢永吉ooo
アーティストGoogle
Play
Music
Spotifyうたパス
合計対応数(100組中)70組54組84組

太字がサービス間で差があるアーティストです。
※多くのアーティストは「o」がついていれば多くの楽曲が利用可能ですが、アーティストによっては、最新曲等は聴けない、逆に最新曲等しか対応していない、というものもあるので注意です。

 

ということで、邦楽アーティストの対応具合でいえば

うたパス >> Google Play Music >> Spotify

という感じですね。

うたパスはちょっと使い方にクセがある分、邦楽アーティスト対応に特化しているので納得の結果ですね。

Spotifyは無料などの魅力的な特徴がありますが、同程度の料金帯のサービスGoogle Play Musicより邦楽に関しては劣るのが少しつらいですね。
 

ということで、サービスの対応楽曲数と実際のアーティスト対応率は必ずしも一致しません。今回は配信楽曲数が最も少ないうたパスが、アーティスト対応率は最大でした。

楽曲数だけで決めるのではなく、自分の好みのアーティストがあるか見極めてサービスを選ぶと良いと思います。

おすすめ月額料金モデルプランの比較

考えられるおすすめな月額料金プランを見てみましょう。

プラン料金内容
Google Play Music
無料機能のみ利用
0円手持ち曲最大5万曲のみ
Spotify 無料版0円4,000万曲
ジャンル等のシャッフル再生のみ
うたパス324円500万曲
プレイリストシャッフル再生のみ
邦楽が豊富
Google Play Music980円4,000万曲
手持ち楽曲もプレイリストに組み込める
Google Play Music
+ Spotify 無料版
980円4,000万曲 + α
手持ち楽曲もプレイリストに組み込める
様々なプレイリストが補完される
Google Play Music
+ うたパス
1,304円4,000万曲 + α
手持ち楽曲もプレイリストに組み込める
邦楽が補完される

 

手持ち曲のみで済ませたり、音楽はざっくりと聴ければいいということであれば、「Google Play Music無料機能のみ」「Spotify 無料版」が月額料金0円で利用できて魅力的ですね。製品さえ購入すればランニングコスト0円というのは、お得感が強いです。

音楽配信で聴く場合、安さや邦楽を重視するなら「うたパス」が選択肢となりますが、ある程度自由・快適に音楽サービス利用したいとなるとやはり「Google Play Music」がベースとなるでしょう。対応楽曲や機能がトータル的に良いですね。
 

Google Homeでは、複数の音楽サービスを利用している場合、指定した音楽がデフォルト設定の音楽サービス内で見つからなかった場合、別の音楽サービスを検索して再生してくれます。つまり、複数の音楽サービスでお互いに楽曲やプレイリストを補完が可能なのです。

そこで、おすすめなのが、Google Play Musicを使うにしても、Spotifyの無料プランも有効にする、または、うたパスも併用するというプランですね。

Spotifyは無料プランですので、付加しておいて何の損もない上に、プレイリストが豊富なので、気分で音楽を指定すると、意外とSpotify無料から良いものが見つかったりもします。
うたパスはベース料金が安い上に、Google Play Musicよりも邦楽が豊富なので、邦楽の補完として使うのには悪くないと思います。

また、「Google Play Music無料機能」と「Spotify無料版」という2つの無料サービスの組合せでも、手持ちの好きな楽曲と、ざっくりジャンル再生は可能なので満足できてしまうかもしれませんね。

音楽再生の目的と月額料金との兼ね合いで選ぶのが良いでしょう。

まとめ

以上、Google Home向けの音楽サービスを見てきました。各社サービスで強みは異なるので、利用スタイルとコストに合わせて選択となりますね。

ただ、スマートスピーカーでは音楽サービスがほぼ必須でランニングコストがかかる、という概念をSpotify無料対応により、ランニングコスト0にできるのがすごいですね笑。無料のものに限らず、各社サービス無料体験期間があるので、一旦それぞれ実際に試して使ってみて考えるとベストかと思います。

以下ではGoogle Homeの他の様々なできることも紹介しているので合わせてご覧ください。

いじょうでっす。

コメント

  1. じろたん より:

    Google Play Musicのサイトに自分のMP3をアップロードすればPlay Music無料のままでGoogle Homeで利用できます。ちょっと手間はかかりますが、無料は魅力です。

    • paco より:

      >じろたん様
      コメントありがとうございます。
      なんと、Google Play Musicは無料プランでもアップロード機能は使えるんですね!たしかにそれは魅力的で、無料の使い方が増えますね。
      情報後ほど追記させていただきます。ありがとうございます。

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