SONYの「MANOMA(マノマ)」は、手間なく、簡単操作で、外部サービス連携もある、強力なスマートホームサービス。
導入すれば便利なのは間違いないですが、MANOMAには「シンプルプラン」「トータルプラン」の2つが存在、どっちを選べばいいの?
ということで、本記事では各プランの「コスト」「便利さ」「お手軽さ」などから総合的におすすめなプランを紹介。
結論からいってしまえば、「トータルプラン」が圧倒的におすすめ。その理由はどんなものなのか、見ていきましょう。
MANOMAの料金プランは2つ
MANOMAは上の「シンプルプラン」「トータルプラン」の2つで展開されています。
提供機器の種類・数に大きな違いがあり、サービス利用料にも差があります。
プランごとの得られる機能性を概要としてまとめると以下の通り。
- シンプルプラン:見守りや防犯用途に限定して少しでも安く上げる
- トータルプラン:様々な便利機能、外部サービス連携も使う次世代の便利生活を実現
おおよそプラン名のイメージ通り、「シンプルプラン」なら安く機能限定、「トータルプラン」なら様々な機能性を活用できる、といったところですね。
詳細な機能性、コスト感から、実際にお得なのはどっちなのか以下で具体的に見ていきましょう。
プランごとの「できること/提供機器」の違い
プランごとの提供機器は上画像の通り。
シンプルプランは、機器の連携の基礎となる「AIホームゲートウェイ」、防犯や見守りに活躍する「室内カメラ」の2つで構成。
トータルプランはそれに加えて、家電の遠隔操作や、ドア鍵操作などを実現するスマート家電が5種8個追加されます。
この追加機器によりできるようになること、つまりトータルプランでしかできないことが以下の通り。
- 外出先から家電操作
- 家電の音声操作
- ドア鍵の遠隔施錠・確認
- 子供の帰宅時通知
- 窓やドアの開閉・異常検知
- 不在宅時の家ナカサービス利用
「スマートホーム化」を考えているなら、ぜひとも欲しい機能ばかりですね。
逆にシンプルプランでは、スマートホームとはいっても、できることはカメラ主体の防犯や見守りに限定されています。
また、MANOMAは「スマートホームの機能性を生かした、不在宅時の家ナカサービス連携」が非常に魅力的。
これを利用するためにも、鍵のスマート化などトータルプランの環境が必要です。
ちなみに、トータルプラン前提でのMANOMAの様々なできることは以下で紹介しています。参考にしてみてください。
MANOMAのできることをCHECK
プランの料金を比較
トータルプランのほうが(当然)便利なのはわかりましたが、その価値に見合った料金形態なんでしょうか?
月額やサービス内容価値から見ていきましょう。
月額料金
まずは基本となる月額。共に3年契約の形態となるので、3年間の支払い額合計で比較しましょう。
プラン | シンプルプラン | トータルプラン |
---|---|---|
1ヶ月目 | 0円 | 0円 |
2~7ヶ月目 | 990円 | 3,980円 |
8~13ヶ月目 | 1,980円 | 3,980円 |
14~37ヶ月目 | 3,580円 | 3,980円 |
合計支払額 | 103,740円 | 143,280円 |
シンプルプランは「スマートホームが990円~」と謳ってはいるものの、実際は最初の半年のみ。
支払いの大部分を占める2年目以降(14ヶ月~)の24ヶ月間がトータルプランとあまり変わらないんです。
また、MANOMAは月額制ですが、機器はレンタルではなく自分のものにできます。すなわち月額は機器購入代金も含んでいます。
これは嬉しい反面、途中解約する場合は機器残額支払いがあるので、シンプルプランのお得な期間だけ利用して途中解約、みたいなお得利用はできないんです。
つまり、トータル金額で比較するしかないのですが、プラン間の差は約4万円。それだけの価値はあるんでしょうか?続けて見ていきましょう。
設置・設定費用
MANOMAの大きな魅力の一つが、設置・設定もまとめてお願いできるので、導入が楽ちんなこと。
なんですが、シンプルプランは設置機器の少なさもあり、設置・設定サポートは含まれていません(追加料金で可能)。
対してトータルプランには、設置・設定(工事)分があらかじめ含まれており、それ込みで上記の月額となっています。
プラン | シンプルプラン | トータルプラン |
---|---|---|
設置・設定サービス | なし (使うなら追加購入) | あり (全機器合計 18,480円分) |
実際の費用とトータル支払額
ということで、「シンプルプラン」に対して「トータルプラン」に付加される価値は
- 設置・設定分の費用(工事費)
- スマートデバイス5種8個の価格
となります。
これらの合計が
費用 | |
---|---|
Qrio Lock | 25,300円 |
Qrio Hub | 9,680円 |
スマート家電リモコン | 7,678円 |
Qrio Smart Tag x 2 | 8,756円 |
Qrio Smart Tag x 2 | 8,756円 |
機器合計 | 64,548円 |
これを上述した工事費と合算すると
費用 | |
---|---|
工事費 | 18,480円 |
機器合計 | 64,548円 |
合計 | 83,028円 |
つまり、「トータルプランはシンプルプランに83,000円分の価値がついたプラン」ということです。
総額コストで見たとおり「トータルプランはシンプルプランより4万円弱の値上がり」なので、8万3千円の価値を4万円ほどで買えている、ということ。
実際にすべての機器を活用できるのか?など思うところはあるかもしれませんが、それを差し引いても4万円お得なら、トータルで便利になる機器を、お任せ・楽ちん導入しておくのがベストな選択かと思います。
結論:トータルプランがおすすめ
一応各プランの特徴をざっとまとめておくと以下の通り。
- 実際の価格は3年間で103,740円
- 2つの機器が手に入る
- 設置・設定費はべつにかかる
- 実際の価格は3年間で143,280円
- 7種10個の機器が手に入る
- 設置・設定も行ってくれる
上述の通り、トータルプランは4万円弱値上がりしますが、それ以上の価値のスマート機器が手に入りますし、設定作業もやってもらえます。
何よりMANOMAは、中途半端に使うよりも、トータルプランで統合的な便利さ・サービス活用をしてこそ活きるサービスかと思い舞す。
シンプルプランが有効なのは「とにかく少しでも安く、そして必要な機能は防犯・見守りのみ」といった方くらいかと思います。
個人的には、「MANOMAを使うならトータルプラン」ですが、状況に合わせて選んでみてください。
MANOMAのできることは以下で紹介しています。合わせて参照ください。
MANOMAのできることをCHECK
いじょうでっす。
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