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ORVIBO「Magic Cube」のレビュー ~AIスピーカーから赤外線家電操作~

(2018/03/04 Google Home対応Amazon Echo対応内容を詳細化して更新)

AIスピーカー(スマートスピーカー)からしたいことの大きなことの1つが、「家電操作」ですよね。ORVIBOの「Magic Cube(マジックキューブ) CT-10」は、日本で多い赤外線リモコン式の家電操作を可能とするスマートリモコン製品です。

Magic CubeはAIスピーカー「Amazon Echo(アマゾンエコー)」と「Google Home(グーグルホーム)」からの音声操作にも対応し、シンプルな音声操作が可能な製品です。こちらでは、具体的にMagic Cubeのできることや使い方をレビュー踏まえて見ていきまっす。

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スマートリモコン「ORVIBO Magic Cube」とは

「ORVIBO Magic Cube」はcovia社のスマートホーム製品「ORVIBO」シリーズの中のスマートリモコン製品で正式名称「Magic Cube CT-10」です。スマートリモコンは、赤外線リモコンの家電等をスマホやAIスピーカーから利用可能とする機器です。

テレビ、エアコンは日本メーカー含めた多くのプリセットが用意されており学習が容易です。また、ファンやプロジェクター機器にもテンプレがあり、海外製品が主ですが簡単学習可能です。任意赤外線信号が学習可能ですので、赤外線リモコン家電はどんなものでもスマホアプリから操作可能とできます。

AIスピーカーとの連携は、Amazon Echo、Google Home両方に対応済みで、現在は基本はテレビとエアコン操作が可能です。少し設定の手間をかければ任意の機器も利用可能です。

以下が簡単なスペックです。

項目 内容
メーカー covia(コヴィア)
価格 5,980円
発売日 2017/11/23
サイズ 53(幅) x 53(奥) x 54(高さ)mm
無線形式 802.11/b/g/n
環境センサー なし
主な機能 スマホリモコン
外出先から操作
シーン(一括セット)操作
物理操作でまとめて実行
スケジュール実行
Alexa音声操作
対応機器 Amazon Echo(Alexa)
Google Home(Googleアシスタント)
公式サイト MagicCube

環境センサーがないのが少し残念ではありますが、その分低価格ですし、デザインもスタイリッシュな印象です。デザインアワードも受賞もしています。

実製品はかなり小さく、幅はスマホの半分ほどとなります。電源はマイクロUSBで常時接続が必要です。配置は電源を考慮するくらいで大きさではあまり困らないと思います。

magic_cube-size

Magic Cubeの大きな特徴として、「ORVIBO」シリーズというスマートホーム製品との連携が可能な点があります。現状では、発売済みのスマートカメラや、2018年4月発売予定のスマートプラグなどと連携が可能となります。
スマートカメラは比較的安価で導入しやすいので、自宅カメラを手軽に導入したい場合に向いています。

ORVIBO Magic Cubeのレビュー

スマートスピーカー「Amazon Echo」「Google Home」に対応済み

注目のAIスピーカー対応は、Amazon Echo、Google Home両方に対応しています。

Magic Cubeはこだわりとして、「シンプルで直感的な音声操作でスマートホーム機器を操作できるようにする」という考えがあり、Amazon Echo、Google Homeともに、シンプルな音声操作方法で機能を提供しています。

その分できることの幅は発展途上の部分もありますが、非常に音声操作で使いやすい設計となっています。今後の発展次第でかなり快適な音声操作が見込める製品です。

基本的には、現状はエアコンとテレビの操作が基本利用可能、少し設定をがんばれば任意機器も可能、という状態です。後ほどそれぞれのスマートスピーカーごとの利用方法を詳細に紹介していきます。

各家電のスマホリモコンはプリセットで設定が楽ちん

スマホでのリモコン操作が以下のような感じです。

magic_cube-tv

magic_cube-air_conditioner

テレビは、細かいボタン操作はサブメニューにあってすっきりしています。細かいボタン操作も頻繁に行う場合は少し使いにくさを感じるかもしれません。日本語が少し気になり、いわゆる「入力切替」が「シグナル」と表記されていたりします。

エアコンは特に問題なく各種操作が利用可能です。簡単メニューと詳細メニューの2種類の表示形式もありました。

テレビやエアコンはプリセット選択で、ほとんどの操作を簡単に学習可能で、設定が簡単なのがいいですね。スマホリモコンとして問題なく使えると思います。ただし、逆にプリセットを使うと追加で学習ができないようなのが不便ですね。

本体プッシュでまとめて家電操作が快適

本製品の独自の特徴として、本体をプッシュしてまとめて家電操作等が可能な点があります。他社スマートリモコンは基本物理ボタン操作はないのが一般的です。

物理操作になるので、近づく必要があるので設置場所によっては活用がむずかしいですが、押せればスマホから操作以上に簡単にまとめて家電操作が可能となります。
タイムライン式に実行内容を組めるので、「テレビオン → レコーダーオン → 入力切替 → レコーダーのメニュー定形操作」なんてことをワンボタンでやれるのは便利ですね。

ポンッっと本体を触るだけで、様々なことをまとめてできるのは意外と便利です。プッシュは、ワンクリックと、ダブルクリックで操作を分けることなども可能です。

サポートブログ更新が頻繁、Amazonレビュー意見も取り入れている

日本のサポートブログの更新は比較的多く、情報の出が多いのが良いですね。Google Homeへの対応状況や、Amazonのレビューにかかれた不具合等への対処等の回答も早めに投稿されています。

トラブル時のサポートや、今後の改善が期待できるサポート体制だと思います。

USB電源アダプタ(別売り)が必要なのに注意

実はスマートリモコン製品のほとんどがそうなのですが、電源用のマイクロUSBケーブルは付属していますが、電源アダプタ(コンセント部分)がついていません。

余っている方はいいですが、ない場合追加で買い忘れないように気をつけましょう。

Google Homeから音声操作しよう

ここからは注目のスマートスピーカー「Google Home」からの使い方、を見ていきましょう。

スマートホームデバイスとして認識させて利用可能

Google Homeには、スマートホームデバイス認識(SmartHome Direct Action)型で対応しており、「OK Google、エアコンをつけて」のように、シンプルな音声操作で利用が可能で使いやすいのが特徴です。

他社製品の場合、拡張アクション(Actions on Google)型として対応されているものも多く、「(アクション名)を使ってエアコンをつけて」のように、「○○を使って」という言葉が煩わしい難点があります。Magic Cubeではそれが回避され直感的音声操作が可能なのが魅力です。

また、スマートホームデバイス認識してあれば、部屋単位での操作「リビングを全部消して」や、「全部消して」のように、まとめて音声操作も可能となります。

Google Homeから認識可能な機器は、現状エアコンとテレビとなっています。以下の画像のように認識されます。

magic-cube-1

magic-cube-0

エアコンがGoogle Home上でもしっかりエアコン(サーモスタット)機器として認識されており、「OK Google、エアコンを24度にして」といった細かい操作まで可能です。テレビは、電源オンオフのみが可能となっています。以下のような操作が可能です。

対象機器 音声操作例
エアコン 「エアコンをつけて/消して」
「エアコンを24度にして」
「エアコンを暖房にして」
テレビ 「テレビをつけて/消して」

Google Home上でMagic Cubeを認識させる手順は、スマートホームメニューからHomeMateを有効化するのみ、現状リモコン機器追加時はリンクし直しで対応可能です。詳細な手順はこちらの「サポートブログ」に記載されています。

任意の赤外線リモコン操作にはテレビ活用

上述の基本的な利用方法では、エアコンの各種操作と、テレビのオンオフのみが可能でした。他の赤外線リモコン機器も、少し設定をがんばれば利用が可能です。

その方法が、任意の信号を、テレビの電源ボタンに割り当てて利用するという方法。テレビは任意のボタン割り当てが可能なので、そちらに例えば加湿器の電源ボタンを割り当てて、名前を加湿器とすれば、上記で示した画像のように加湿器として認識されます。

これで「OK Google、加湿器をつけて/消して」が可能です。

これをうまく利用すればすれば、テレビの1チャンネルボタンを「1チャンネル」というテレビ機器として設定してあげることで、「1チャンネルつけて」でチャンネル操作も可能となります。

ただ、お察しの通り、非常に設定が手間ですし、裏技的な使用法なので設定しやすいものではありません。チャンネル変更のような細かい操作まで行うのは、やる気のある方にのみおすすめです笑。

Google Homeからの利用まとめ

以上が、Google Homeからの音声操作方法でした。ポイントは以下となります。

  • テレビ、エアコンがスマートホーム機器として認識可能
  • シンプルな音声操作、部屋や全体まとめての音声操作も可能
  • テレビ設定を擬似的に利用すれば、任意赤外線信号を扱うことも可能

シンプルな音声操作で、エアコンの細かい操作までできるのは、現状本製品のみですね。がんばれば細かい操作も一応は可能ですし、Google Home向け利用におすすめな製品です。

Amazon Echoから音声操作しよう

Google Home同様に、「Amazon Echo」からの音声操作の使い方を見ていきましょう。

スマートホームスキルとして利用可能

Amazon Echoには、スマートホームスキル型で対応しており、「アレクサ、エアコンをつけて」のように、シンプルな音声操作で利用が可能で使いやすいのが特徴です。

他社製品の場合、カスタムスキルとして対応されているものも多く、「(スキル名)を使ってエアコンをつけて」のように、「○○を使って」という言葉が煩わしい難点があります。Magic Cubeではそれが回避され直感的音声操作が可能なのが魅力です。

また、スマートホームスキルであることで、グループ(部屋単位)操作や、定型アクションでAlexa上で任意の音声操作割当も可能となります。

Amazon Echoから認識可能な機器は、現状エアコンとテレビとなっています。以下の画像のように認識されます。

magic-cube-1

magic-cube-2

現状ではAlexa側スマートホームスキルの対応が幅広い対応は行われていないため、エアコン、テレビそれぞれ電源のオンオフのみが可能となっています。今後のアレクサのスマートホームスキルの拡張に期待ですね。

対象機器 音声操作例
エアコン 「エアコンをつけて/消して」
テレビ 「テレビをつけて/消して」

任意の赤外線リモコン操作にはテレビ活用

上述の基本的な利用方法では、エアコン、テレビのオンオフのみが可能でした。他の赤外線リモコン機器も、少し設定をがんばれば利用が可能です。

その方法が、任意の信号を、テレビの電源ボタンに割り当てて利用するという方法。テレビは任意のボタン割り当てが可能なので、そちらに例えば加湿器の電源ボタンを割り当てて、名前を加湿器とすれば、上記で示した画像のように加湿器として認識されます。

これで「アレクサ、加湿器をつけて/消して」が可能です。

これをうまく利用すればすれば、テレビの1チャンネルボタンを「1チャンネル」というテレビ機器として設定してあげることで、「1チャンネルつけて」でチャンネル操作も可能となります。

ただ、お察しの通り、非常に設定が手間ですし、裏技的な使用法なので設定しやすいものではありません。チャンネル変更のような細かい操作まで行うのは、やる気のある方にのみおすすめです笑。

こちらの公式ブログでもTVチャンネルを操作するための設定方法が記載されています。

Amazon Echoからの利用まとめ

以上が、Amazon Echoからの音声操作方法でした。ポイントは以下となります。

  • テレビ、エアコンがスマートホーム機器として認識、オンオフ制御が可能
  • シンプルな音声操作、グループ(部屋)や定型アクションでの音声操作も可能
  • テレビ設定を擬似的に利用すれば、任意赤外線信号を扱うことも可能

シンプルな音声操作で利用可能なのが魅力ですが、まだ正式に操作できる対象が少ない難点はありますね。使いやすさを考慮したがゆえですので、今後のAlexa、MagicCube両方の更新に期待していきたいですね。

ORVIBO Magic Cubeのまとめ

以上、Magic Cubeのレビューでした。

他社製品と比較した場合、センサーが搭載されていない点で機能的に劣りますが、デザインのスタイリッシュさと低価格が魅力かと思います。

また、スマートスピーカーとは、スマートホーム機器として認識する形で対応されており使いやすく、将来的な使い勝手向上も見込める製品かと思います。また、ORVIBOというスマートホーム製品シリーズとの連携による広がりにも期待したいですね。

各AIスピーカーのスマートホーム化に関しては以下でまとめています。合わせて参照ください。

以上でっす。