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【2023年】Web3.0/メタバースの本「人気・高評価のおすすめの15冊」

こちらでは、Web3.0、メタバースに関する人気・高評価のおすすめ本を紹介していきます。

 

 

  1. Web3.0・メタバースの本 人気ランキング/10冊詳細
    1. 宣伝会議2023年5月号 Web3.0時代のマーケティング/第60回「宣伝会議賞」グランプリ発表
    2. 世界2.0 メタバースの歩き方と創り方
    3. 図解ポケット 次世代インターネット Web3がよくわかる本
    4. NFT・メタバース・DAOで稼ぐ!
    5. メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界
    6. Token Economy: How the Web3 reinvents the Internet (Token Ec...
    7. メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!
    8. なぜ僕がWeb3投資で勝ち続けることができるのか? プロフェッショナルに学ぶ暗号資産・仮想通貨・トークン投資の極意
    9. メタバース さよならアトムの時代
    10. いまさら聞けないWeb3、NFT、メタバースについて増田雅史先生に聞いてみた
  2. Web3.0・メタバースの本 最新・高評価のおすすめの5冊
    1. Blockchain Life: Making Sense of the Metaverse, NFTs, Crypto...
    2. メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!
    3. メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界
    4. Token Economy: How the Web3 reinvents the Internet (Token Ec...
    5. Web3 基礎から学ぶ「新しい経済」のしくみ (60分でサクッと身につくビジネス教養)
  3. Web3.0・メタバースの本「新書一覧(2021年、2022年刊行)」
  4. Web3.0・メタバースの本「Kindle Unlimited 読み放題 人気本ランキング」
  5. おまけ:本より高コスパ?「Udemy Web3.0・メタバースおすすめ講座」
  6. 関連:「ブロックチェーン」「NFT」の本

Web3.0・メタバースの本 人気ランキング/10冊詳細

以下が「Web3.0・メタバースの本」人気ランキングと人気の10冊詳細です。

ランキングはAmazonの書籍売上ランキングに基づき毎日更新されています。

(2024/09/08 10:30 更新)
Rank製品価格
1
1,500円
1,500円
2
世界2.0 メタバースの歩き方と創り方
発売日 2022/03/31
佐藤航陽 (幻冬舎)
総合評価
(4.3)
1,313円
1,336円
3,000円
1,485円
1,650円
3
図解ポケット 次世代インターネット Web3がよくわかる本
発売日 2022/12/13
田中秀弥 (秀和システム)
総合評価
(4.1)
1,100円
891円
990円
4
NFT・メタバース・DAOで稼ぐ!
発売日 2023/05/10
加納敏彦 (かんき出版)
総合評価
(4.3)
1,650円
1,485円
1,650円
5
メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界...
発売日 2022/03/19
バーチャル美少女ねむ (技術評論社)
総合評価
(4.6)
1,841円
1,940円
1,980円
1,980円
6
Token Economy: How the Web3 reinvents the Internet (Token Economy: How...
発売日 2020/06/20
Voshmgir, Shermin (Token Kitchen)
総合評価
(4.6)
8,893円
2,636円
7
メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!
発売日 2022/05/11
深田 萌絵 (宝島社)
総合評価
(4.7)
1,430円
1,287円
1,430円
1,430円
8
1,650円
1,320円
1,320円
9
メタバース さよならアトムの時代
発売日 2022/04/05
加藤直人 (集英社)
総合評価
(4.4)
1,300円
1,485円
3,000円
1,485円
1,650円
10
1,650円
1,600円
1,650円
11
アートが変える社会と経済
発売日 2023/08/04
倉田陽一郎 (悟空出版)
総合評価
(5)
1,980円
1,584円
1,584円
12
仮想通貨とWeb3.0革命
発売日 2022/06/16
千野剛司 (日経BP)
総合評価
(4.2)
1,980円
1,940円
(+582pt)
1,980円
1,980円
13
図解ポケット 次世代分散型自律組織 DAOがよくわかる本
発売日 2022/10/27
松村雄太 (秀和システム)
総合評価
(4.1)
1,100円
891円
990円
14
メタバース未来戦略 現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤...
発売日 2022/06/16
久保田 瞬, 石村尚也 (日経BP)
総合評価
(4.1)
1,200円
1,833円
(+550pt)
1,870円
1,870円
15
図解ポケット メタバースがよくわかる本
発売日 2022/06/01
松村雄太 (秀和システム)
総合評価
(4)
1,161円
980円
1,089円
1,210円
16
60分でわかる! メタバース 超入門
発売日 2022/04/22
武井 勇樹 (技術評論社)
総合評価
(3.9)
1,217円
1,294円
1,320円
1,320円
17
1,540円
1,386円
1,000円
18
1,540円
1,386円
1,000円
19
DAO(分散型自律組織)の衝撃
発売日 2022/11/11
小澤 隆博 (明日香出版社)
総合評価
(4.1)
1,512円
1,584円
1,760円
20
DAO(分散型自律組織)の衝撃
発売日 2022/11/11
小澤 隆博 (明日香出版社)
総合評価
(4.1)
1,680円
1,584円
1,760円
 

宣伝会議2023年5月号 Web3.0時代のマーケティング/第60回「宣伝会議賞」グランプリ発表

 
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世界2.0 メタバースの歩き方と創り方

インターネット以来の大革命。メタバースとは「神」の民主化だ———

メタバース、web3、NFT、AI、宇宙開発…「新しい世界」を私たちはどう生きるか!
メタバース事業の最先端をいく起業家が全てを書き尽くした決定版。

産業革命、インターネット、そしてメタバース。人類はいよいよ最終局面を迎える。

序 章 メタバースとは何か?
第一章 メタバースの衝撃
第二章 世界の創り方 I【視空間】
第三章 世界の創り方 II【生態系】
第四章 競争から創造の世紀へ
第五章 ポストメタバースの新世界
終章 世界の真実は自分の目で確かめるべき

序 章 メタバースとは何か?
メタバースとは何か?
テクノロジーの進化を予測する方法
タイミングがすべてを決める
ある悲劇の天才、「早すぎる男」
周囲の反応はリトマス紙
メタバースは今がタイミング
「子どもの遊び方」は「未来のあり方」
期待と幻滅のサイクルを乗り越える
「何もない」は最大の武器
失敗から学んだ意思決定の難しさ

第一章 メタバースの衝撃
人類が目指した究極の問い
テクノロジーの役割とは既得権益の民主化である
テクノロジーとは「運命に抗う武器」だ
メタバースは「神の民主化」
巨大IT企業の新たな主戦場
メタバースに関する3つの誤解
早すぎた『セカンドライフ』の功罪
革命の本質はインターネットの3次元化
VR端末の普及は遅れてやってくる
VRデバイスの普及までの課題
VR端末が普及するための3つのアプローチ
VR端末が普及するための技術的ハードル
『Fortnite』
王手をかけるEpic Gamesと背中を追うFacebook(Meta)
ブロックチェーンやNFTとの相性
Web3とクリエイターエコノミー
Web3時代の覇者となる人BtoBビジネスとしてのメタバース技術
国土交通省の『PLATEAU』
デジタル・ネイティブが「老害」になる日
プリクラは Instagramの原型だ
『マトリックス』や『竜とそばかすの姫』が現実になる日
現実よりも魅力的なバーチャル・ディズニーランド
ハリウッド級映画を一人で作る天才児の誕生

第二章 世界の創り方 I【視空間】
世界とは何か?
人間は誰しもが人間の専門家
VTuber とバーチャル・ヒューマンの躍進
AIがアバターを自動生成する未来
人間は驚くほど世界の風景を覚えていない
「日本っぽさ」「東京っぽさ」「アジアっぽさ」の本質
今っぽく見えるけど、この世に存在しない新しい世界
世界を自動生成するプロシージャル・モデリング
ミラーワールド=並行世界の実現
メタバース構築のための3つのアプローチ

第三章 世界の創り方 II【生態系】
成功を分けているのは「世界の解像度」
秋元康の世界のとらえ方
堀江貴文さんの驚異的な先見性と解像度
「生態系」としての世界と「空間」としての世界
世界とは複雑な生態系の重なり合い
世界を変える=新しい生態系を創ること
うまく回っている生態系の特徴
カリスマの瞬発力 生態系の慣性力
生態系の役割と価値の種類
生産者と消費者参加者の二面性
生態系の起点は「生産者」側にある
「鶏が先か? 卵が先か?」問題
生態系の設計者の仕事
生態系を一つの生命のようにとらえる
生態系をより強固にしていくためには?
参加者個人を惹きつける仕掛け
生態系が有機的に進化する瞬間
生態系のデザインにおいて重要なこと
世界を創ることが未来の仕事になる
目に映る「空間」としての世界
無数に広がる多元的な並行世界
物理世界より魅力的な仮想世界の先

第四章 競争から創造の世紀へ
村上龍の小説『希望の国のエクソダス』
人間は辺境に進み続ける
世界とは「在る」ものではなく「創る」もの
無数に広がる多元的な並行世界
メタバースによって変容する「個人」
商業主義から価値主義への転換
「好きなことをやって生きていく」から「なりたい自分で生きていく」
「個性格差」という負の側面「ルネッサンス2.0」の黄金時代

第五章 ポストメタバースの新世界
人類に残された最後のフロンティアは宇宙空間と仮想空間
宇宙開発とメタバース開発は同時並行で進む
宇宙の本質は物質(ハード)か情報(データ)か
量子コンピュータとの融合の可能性
機械を作り出す機械・世界を創り出す世界
バーチャル・タイムトラベル
脳科学との融合で実現するリアル『マトリックス』
メタバース上に収斂する「集合知」と「集団的無意識」
メタバースの先はユートピアかディストピアか?

終章 世界の真実は自分の目で確かめるべき

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目次
序章 メタバースとは何か?
第1章 メタバースの衝撃
第2章 世界の創り方1 視空間
第3章 世界の創り方2 生態系
第4章 競争から創造の世紀へ
第5章 ポストメタバースの新世界
終章 世界の真実は自分の目で確かめるべき
Users Voice
佐藤さんのメタバース指南書です。相変わらずの鳥瞰的視点に目から鱗でした。特に今までの社会で必要とされた能力とこれから必要となる能力の違いは、生態系を作り出す創造性にあると指摘されているところが鋭いと感じます。 (参考:YahooShopping)

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メタバースに興味がわいてきたので読んでみた。なるほど、メタバースに対する意識は変わった。最初はSNSやビットコイン的な流行り廃りの技術かと思ったけど、思った以上に革命かもしれない。ただ、SNSもそれ自体には流行があるけど、形を変えて存続し続けそうだし、仮想通貨もブロックチェーンの技術は革新的だった。メタバースもリアルとの相互関係で発展していくイノベーションではあろうことはわかった。ただ、著者と考え方が真逆に違うのは、著者は現実の価値が低くなると言っているが、私はリアルは今以上に価値を持つように(続く (参考:honto)

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ネタバレ (参考:honto)

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図解ポケット 次世代インターネット Web3がよくわかる本

デジタル経済圏の新時代を俯瞰する!
ビジネスに活かせるヒントが満載!
・Web3プロジェクトの全貌がつかめる!
・新しい概念とキーワードがよくわかる!
・ビジネス戦略と成功事例がよくわかる!
・近未来金融システムDeFi、メタバース、NFTがよくわかる!
・分散型アプリケーションDAppsがよくわかる!
Web3に至る歴史がよくつかめる!
企業のトレンドや参入事例がわかる!
普及に向けての課題とリスクがわかる!

CHAPTER 1 Web3とはなにか?
CHAPTER 2 Web3に関連するキーワード
CHAPTER 3 Web2.0を補完するWeb3のサービス
CHAPTER 4 各分野におけるWeb3のプロジェクト
CHAPTER 5 Web3市場の高まりと課題
CHAPTER 6 Web3の今後の展望
 
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Users Voice
DX、メタバース、IoT...等
この界隈の単語はいまいち概念的なものは多く、どの説明を読んでもわかった気になっていることが多いです。
本書で紹介されている“Web3”もまさにその代表格であり、私もそんな分かった気になっていることを少しでも解消したく、本質を購入いたしました。

結論から言うと、まさに私の望んでいた情報が記載されている、とてもわかりやすい書籍でした。

本書はタイトルからも分かるように、初学者にフォーカスした内容となっています。
・Web3に至るまで、Web1〜Web2の概要、経緯
・NFT、ブロックチェーン、DAO等、Web3の実現に関わる技術の概要
・上記を踏まえたWeb3に関わるサービス事例と、その利用状況 

など、基礎的な知識からその利用事例まで幅広く記載され、初学者においても学びたい箇所がわかりやすくなっています。

流行り廃りの早い情報社会ですが、本書のような平易な情報書が増えると良いですね。 (参考:楽天)

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NFT・メタバース・DAOで稼ぐ!

NFT・メタバース・DAOで稼ぐ!
(著)加納敏彦
発売日 2023/05/10
総合評価
(4.3)
(2024/09/08 10:36時点)
これからの時代の稼ぎ方はコレだ!
NFTやメタバースについて書かれた本の多くは、概念や知識を教えているだけで、「入門」「教科書」と謳った本でもかなり難解であり、読者がなかなかついていけません。また、これからの時代のビジネスの方向性は示していますが、具体的な稼ぎ方はほとんど示されていません。
そこで本書は、NFT・メタバース・DAOなどについて、専門用語をできるだけ使わず、わかりやすい文章で「具体的な稼ぎ方」を教えます。
自営業やベンチャー企業で商品やサービスの発信に力を入れている人、副業のための稼ぐネタや、YouTubeやTikTokに代わるコンテンツ発信のプラットフォームを探している人に新しい稼ぎ方を提案します。
NFT・メタバース・DAOの分野なら、SNSのビジネスと同様に、大きなリスクを取らずにスタートできます。本書では、初期投資がほとんどいらないやり方を解説しているので、より安全にチャレンジできます。"
 
Users Voice
・本書は、NFTビジネスコンサルタント、ファイナンシャルプランナーという肩書きを持ち、Web2.0とWeb3をかけ算した、NFT・メタバース・DAOを活用した稼ぎ方を発信し、じしんが立ち上げた無料のFacebookグループには1000人超のメンバーが集まる著者が、次世代のプラットフォームであるNFT・メタバース・DAOを使って誰でもできる稼ぎ方の方法にについて伝授した1冊。

・これからの時代、NFT・メタバース・DAOを知り活用することが、ビジネス成功のカギになる。
・NFT=デジタルデータに「誰が最初にブロックチェーンに記録して」「そのあとに誰が誰に渡して」「今誰が持っているのか」などの取引の情報を記録していく仕組み。
・メタバース=たくさんの人がインターネットで同時につながる3次元の仮想空間で、「アバター」と呼ばれる自分の分身を使い、メタバースの空間で自由に行動したり交流したりすることができる。
・DAO=人によって解釈や説明が違うが、一番多い翻訳は「分散型自律組織」で中央集権的に誰かが管理するのではなく、「参加者の多数決と自発的な行動で物事を進めていく組織」である。
※著者のDAOの定義は、
⑴創設者や管理者に権限が集中していない
⑵集まったメンバー全員に権限が分散されている
⑶メンバーがそれぞれ自分で動く、人の集まり
である。

NFTの特徴ならびに稼ぎ方
・NFTの特徴として、
①デジタルのデータに資産としての価値を持たされる
②デジタルなのに、唯一無二のものであると証明できる
③簡単・安全に持ち主を替えることができる
があり、デジタルデータ自体は無限にコピーできるが、本来の持ち主が誰であるかは証明できる。
・NFTは「もの」ではなく、デジタルな記録であるため、所有権が(今の法律だと)認められない。つまり、NFTには「所有権がない」ので、持ち主が自分であることはアピールできるし、転売もできるが、NFTの持ち主であるというたけで、自由に使ったり、それでビジネスをしたりすることはできない。
・NFTをまだ売買したことがない人は、まず買ってみること。お客さん目線で買ってみる経験が、自分が売るときにも役立つ。
・NFTには、「日本のマーケットプレイス」と「海外のマーケットプレイス」があり、NFTの売買が初めての方、まだ慣れていない方は、まずは日本のマーケットプレイスで買ってみることを本書でオススメしている。
・また、上手な買い方のコツは、
①信頼している人から買う
②失敗しても痛くない金額のものを買う
③自分がコレクションしたいものを買う
の3つである。
・NFTの買い方、転売して稼ぐ方法の詳細、メタバース、DAOの使い方ならびに稼ぐ方法の詳細は本書をお読みください。

・本書では、「これからNFT・メタバース・DAOの時代が到来する!」「インターネットが激変中!この変化に乗り遅れるな!」「デジタルデータが資産に!「NFT」で誰でも手軽に稼げる時代」など合計6章で構成されており、「NFT・メタバース・DAOの現状と今後」「インターネットの大変化」「NFT・メタバース・DAOの概要ならびに稼ぎ方」といった次世代のプラットフォームであるNFT、メタバース、DAOでの稼ぎ方を初めての人でも取り組めるように具体的に解説した内容となっている。 (参考:楽天)

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メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界

大須賀美恵子氏、深津貴之氏推薦!
メタバース発、人類を別次元にいざなう衝撃のルポルタージュ!

【メタバースは我々に何をもたらすのか? “原住民"が語るメタバース解説の決定版】
メタバースでは「新たな人類」が文化を築きつつある――期待が膨らむメタバースの本当の姿、そして真の可能性とは? 仮想現実世界の住人が物理現実世界の私たちに伝える、衝撃のルポルタージュ!

Meta(旧Facebook)の事業計画と社名変更の発表以来、注目度が急上昇した「メタバース」。本書は、特にソーシャルVRに焦点をあてて、メタバースについて解説します。ただし、単なるソーシャルVRの概説ではありません。メタバースが人間の在り方を劇的に進化させる可能性を考察する、仮想現実住民である著者が物理現実に住む私たちへおくるディープで刺激的な「別次元のルポルタージュ」です。

前半では現状の主なソーシャルVRサービスの概要の紹介や、VRゴーグル、トラッキング、アバターといった関連技術の簡単な解説を行います。現在最もメタバースを実現していると考えられる「ソーシャルVR」とはそもそもどのような世界なのでしょうか? 住民ならではの視点で基本的な事項をわかりやすく整理します。

後半では、ソーシャルVRユーザーへのアンケート調査や著者本人の経験にもとづき、アバターをまとうことによるアイデンティティやコミュニケーションの変化を考察します。また、アバターと事実上無限で自由な空間性に注目して、経済分野における可能性も指摘します。これらを通じて、肉体や空間に縛られてきた人間社会がメタバースによって劇的に変化しうること、そしてそうした「進化」の萌芽が現在のソーシャルVRにはすでにみられることを論じます。

仮想現実では多くの人が「美少女」になる?
アバターをまとった人間同士の恋愛関係が生まれる?
存在しないはずの「しっぽ」を触られたと感じる人たちがいる?
――本書が扱う内容は仮想現実の文化のほんの一側面にすぎません。物理現実とは違った「別の現実」の在り方を目撃してください。

【推薦! 】
大須賀美恵子氏(大阪工業大学特任教授・日本バーチャルリアリティ学会会長[2020/21年度])
「1,200人を対象とした調査と広い知識に基づいた論理的展開がすばらしい。」

深津貴之氏(note CXO)
「メタバースを理解したいなら、メタバースで生活している人々の生の声を聞こう。」

【目次】
■第1章 メタバースとは
何かメタバース前史
メタバースの定義:実現に必要な七要件
メタバースは世界と世界を結びつける
メタバースではないもの
メタバースがもたらす三つの革命

■第2章 ソーシャルVRの世界
ソーシャルVR:既にある「必要最小限のメタバース」
VRChat:ソーシャルVRの概念を確立した存在
Neos VR:メタバースを体現するソーシャルVR
cluster:メタバース時代のイベントホール
バーチャルキャスト:仮想空間の超高性能撮影スタジオ
比較からわかる四大ソーシャルVRの個性
ソーシャルVRユーザーのプロファイル
Horizon Worlds:Metaの新サービスは何をもたらすのか

■第3章 メタバースを支える技術
メタバースのために積み重ねられた人類の技術
「バーチャルリアリティ」とは何か
VRゴーグル:VR体験の核
トラッキング技術:仮想空間で自在に動く
アバター技術:仮想世界でなりたい自分になれる

■第4章 アイデンティティのコスプレ
魂にアイデンティティを「纏う」革命
名前:言霊世界のアイデンティティ
アバター:視覚世界のアイデンティティ
声:音響世界のアイデンティティ
魂の新しいかたち

■第5章 コミュニケーションのコスプレ
本当のコミュニケーションを「加速する」革命
メタバースでの距離感
メタバースでのスキンシップ
メタバース恋愛
バーチャルセックス
社会の新しいかたち

■第6章 経済のコスプレ
メタバース経済前夜:十年以内に百兆円の経済規模?
ミクロ・マクロ両面で経済を「拡張する」革命
分人経済:多面性が生むクリエイターエコノミーの究極形
超空間経済:経済が地球の空間の限界から解放される
メタバースで生まれる職業
経済の新しいかたち

■第7章 身体からの解放
生まれ持った肉体を「脱ぎ捨てる」
ファントムセンス概論
ファントムセンス実態調査
触覚スーツ
BMIによる「フルダイブVR」
私たちの新しい身体

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(引用元Amazon)

 
目次
■はじめに
物理現実で語るザッカーバーグ、メタバースから覗く原住民たち
「バーチャル美少女ねむ」の人生と来歴
メタバース原住民1,200人を分析「ソーシャルVR国勢調査」
本書の目的と内容
メタバースは荒野のフロンティア
ホモ・メタバース――人類の進化のてがかり
■■第1章 メタバースとは何か
■メタバース前史
「メタバース」という言葉の由来
セカンドライフと初期のメタバース概念
■メタバースの定義:実現に必要な七要件
■メタバースは世界と世界を結びつける
オープンメタバースとクローズドメタバース
リアルワールドメタバース
■メタバースではないもの
メタバースはSNSのことではない
メタバースはオンラインゲームのことではない
メタバースはAR・VRのことではない
メタバースはNFT・ブロックチェーンのことではない
■メタバースがもたらす三つの革命
メタバースはアイデンティティの革命
メタバースはコミュニケーションの革命
メタバースは経済の革命
■■第2章 ソーシャルVRの世界
■ソーシャルVR:既にある「必要最小限のメタバース」
「ソーシャルVR」とは何か
ソーシャルVRの利用動向:VRChatが世界的に人気
■VRChat:ソーシャルVRの概念を確立した存在
圧倒的な人口とコンテンツ自由度の高さ
ソーシャルVRとしての基本的なしくみ
仮想世界最大のマーケットイベント「バーチャルマーケット」
メタバース時代の覇権を握るには山積する課題
■Neos VR:メタバースを体現するソーシャルVR
仮想世界で循環する創造性と経済性
人類のクリエイティブを加速する革新的なしくみ
メタバース内でミュージックビデオを共創してみた
敷居の高さが人口増加への課題
■cluster:メタバース時代のイベントホール
圧倒的な収容力とアクセス性
メタバース内で気軽にイベントを開催できるしくみ
個人でもイベントに1,000人以上集められた
個人の商用利用が認められていない
■バーチャルキャスト:仮想空間の超高性能撮影スタジオ
ニコニコ動画が生んだ配信のためのメタバース
配信を軸にした新たなコミュニケーションのしくみ
物理現実と仮想現実が融合したイベントを作ってみた
今後ソーシャル的な活用が広がるか
■比較からわかる四大ソーシャルVRの個性
メタバースの七要件に基づいた評価
特徴と目的に合わせた利用実態
■ソーシャルVRユーザーのプロファイル
累計プレイ時間:半数が500時間超え
プレイ頻度:半数がほぼ毎日
一回あたりプレイ時間:半数が3時間以上
年代と性別:20代男性がボリュームゾーン
■Horizon Worlds:Metaの新サービスは何をもたらすのか
統一感のあるアバターの世界観
「なりたい自分になれる権利」への姿勢はまだ不透明
一般ユーザーへのきめ細かいナビゲーションと創造性の提供
メタバースになるための課題、交錯する期待と懸念
■■第3章 メタバースを支える技術
■メタバースのために積み重ねられた人類の技術
■「バーチャルリアリティ」とは何か
■VRゴーグル:VR体験の核
被るだけで仮想空間に没入できる
VR元年からQuest 2の普及まで
没入感を実現する三つの映像性能
仮想空間でどれだけ動けるか:3DoFと6DoF
ハイエンドなPCVRと手軽なスタンドアローンVR
VRゴーグルの三つの「リスク」
■トラッキング技術:仮想空間で自在に動く
物理現実の動きをリアルタイムに追跡する技術
アウトサイドイン方式とインサイドアウト方式
フルトラ:アバターの全身を動かす
調査から伺えるフルトラの圧倒的な需要
指トラ:アバターの指を自由自在に動かす
アイトラ:アバターと目の動きが連動する
顔トラ:アバターの顔と一体になる
■アバター技術:仮想世界でなりたい自分になれる
「アバター」とは何か
「なりたい自分になれる権利」がぶつかる課題
VRM:アバターの統一規格
絵を描くようにアバターを作れる「VRoid Studio」
VRMがもたらした「なりたい自分になれる権利」
「アバターの人格権」を守るしくみ
「なりたい自分になれる」今後のメタバースの課題
■■第4章 アイデンティティのコスプレ
■魂にアイデンティティを「纏う」革命
■名前:言霊世界のアイデンティティ
新しい人生は名乗りから始まる
メタバースでの実名利用率
仮名でも「オープンで透明な世界」に向けて
■アバター:視覚世界のアイデンティティ
性別も種族も全てが自由
アバターの性別:男も女も女性アバター
「心身の性別の不一致」でなりたい性別で暮らす人も
女性アバターが選ばれる三つの理由
日本における「バ美肉」文化
美少女は「枯山水」
アバター種族の多様性
アバター種族:亜人間がトップシェア 45%
■声:音響世界のアイデンティティ
「なりたい自分」への最後の鍵
声コスプレ:加工音声によるコミュニケーション わずか16%
無言勢:非音声コミュニケーション 8%
文化によって違う加工音声の好み
男も女もkawaiiボイスになりたい
ボイチェン勢:機械の力で声を変える勢力 9%
両声類:筋肉の力で声を変える勢力 5%
バ美肉紅白:声コスプレの一般化に向けて
■魂の新しいかたち
分人主義:人間な多様な側面を認める価値観
今、歩きだす「分人」
自己のイデアの発見
■■第5章 コミュニケーションのコスプレ
■本当のコミュニケーションを「加速する」革命
■メタバースでの距離感
空間が縮める心の距離
VR飲み会:「昭和の飲み屋街」で起こる最先端コミュニケーション
なぜZoom飲みは流行らなかったのか
メタバースでは距離感が近くなる 76%
■メタバースでのスキンシップ
物理的な触覚がなくても大切な「スキンシップ」
アバター同士のスキンシップをする 74%
不愉快なスキンシップに注意
■メタバース恋愛
メタバースでも「恋」は芽生える
メタバースで恋に落ちたのは40%
恋愛に物理性別は重要でない 75%
アバターごしの恋の決め手は「性格」64%
メタバースでの「お砂糖」とは?
「お砂糖」できたのは30%
メタバースでの恋人は物理世界では恋人ではない 68%
■バーチャルセックス
「バーチャルセックス」とは何か
バーチャルセックスが変える性のありかた
バーチャルセックスの経験率と適正
■社会の新しいかたち
人類を霊長たらしめたコミュニケーション能力
人類社会のプロトコルを書き換える
■■第6章 経済のコスプレ
■メタバース経済前夜:十年以内に百兆円の経済規模?
■ミクロ・マクロ両面で経済を「拡張する」革命
■分人経済:多面性が生むクリエイターエコノミーの究極形
はじめての分人経済学
アバター経済圏
メタバース×ファッション
Skebのアバターポートレート経済圏
分人経済が人々のクリエイター化を加速する
アバターワークなら在宅で接客業ができる
分人経済で一番重要なこと
■超空間経済:経済が地球の空間の限界から解放される
はじめての超空間経済学
都市のデジタルツイン化
心象イメージによる超空間デザイン
ワールドの広告表示権が巨大産業になる
メタバース×地方創生
メタバース×学術
個人クリエイターによる超空間革命
■メタバースで生まれる職業
3Dクリエイター:メタバース世界の創造神
メタバースイベンター:仮想空間の人流をコントロールする存在
メタバース接客業:仮想空間での触れ合いが価値になる
■経済の新しいかたち
■■第7章 身体からの解放
■生まれ持った肉体を「脱ぎ捨てる」
■ファントムセンス概論
「ファントムセンス」とは何か
メタバース原住民たちは何を感じているか
ファントムセンスの原理:クロスモーダル現象と共感覚
■ファントムセンス実態調査
どんなファントムセンスを感じるか:触覚が45%
ファントムセンスを感じる部位:頭・顔が90%
ファントムセンスとスキンシップ文化
ファントムセンスの鍵は「想像力」?
強くなる感覚と弱くなる感覚
ファントムセンスを「生やす」方法
■触覚スーツ
■BMIによる「フルダイブVR」
「BMI(ブレイン・マシン・インタフェース)」とは
「ニューラリンク」の革命と「フルダイブVR」の夢
■私たちの新しい身体
■おわりに
鏡の中の「私」へ
ホモ・メタバース――肩を寄せ合い、手と手をつないで
メタバースが広まるために本当に必要なこと

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Users Voice
【とても良かった】読まないともったいない本。 ● メタバース=一部の意識高い方々のあおり、と思っていました。必要としている人がいる大事な世界、と感想が変わる。 ● 技術文化経済哲学と論点が広く、とても深い。ユーザーならではの視点。 ● 現実世界のアイデンティティは与えられたものである一方、メタバース=自分で獲得したアイデンテティ、という価値観がとても心に響きました。 ● 主要メタバースサービスの違いが判る。 ● アバターを個人で作成するのに意外と技術ハードルが高いらしい。現在の技術的立ち位置がわかる。 (参考:honto)

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質・量ともにとても良く、充実した内容です。数分メタバースのデモ動画を観たりすると理解したと思いがちですが、この本を読む限り、実際にメタバースに入り込んで活動するようになると、かなり違った世界に見えるようです。 (参考:honto)

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発売前にあらかじめ原稿を読ませていただいた上で『メタバース進化論』著者のバーチャル美少女ねむさんにお話をききました。
──ねむさん、よろしくおねがいします。『メタバース進化論』はどんな本なのか教えてください。
【バーチャル美少女ねむ】
 よろしくお願いします。この本は、メタバースに興味を持った幅広い読者の方を対象に、現在のメタバースの真の姿、そしてその革命性をわかりやすく伝える「メタバース解説書の決定版」を目指して執筆しました。
メタバースの原住民である私の実地調査と、1200人の原住民を調査したアンケート結果を基に、かつてないメタバースの「リアル」をお届けします。
──ねむさんとしては、本書のどこに注目して欲しいですか?
 ブーム以来、投資目線でメタバースが注目されて、様々な思惑や情報が飛び交っています。しかし、実際にそこで人生を送っている私たち「メタバース原住民」からすると、それらの情報は実態とあまりにもかけ離れています。
本書の前半1~3章では、メタバースとはなんなのか? 馴染みのない方にもわかりやすいように、その真の姿を説明します。後半は、メタバースのもたらす革命性を順を追って解説します。
メタバースを体験したことのない方に特に注目してほしいのは4章「アイデンティティのコスプレ」です。
メタバースで、現実とは違う「なりたい自分になれる」とは一体どんなことなのか? どんな革命を我々人類にもたらすのか? 読者の方が自分自身をどうデザインして生きていきたいか、考えるきっかけになればと思います。
──世間では、メタバースにVRゴーグルが必須なのかどうかについて、まだ定義が揺れているように感じます(「アクセス性」の話との矛盾など)。ねむさんはどう思いますか?
 世間的にそこは大きく揺れていますね。
本書の定義では手段のひとつとして「VRによる没入手段が用意されていること」を不可欠な要素としています。
スマホやPCなど必要に応じていろんな手段でメタバースに入ることができるにせよ、親密なコミュニケーションをしたり、じっくりメタバースを楽しみたいような局面ではVRでメタバースに入って没入体験ができる、ということです。
そうでなければ、人生を代替できるような充実感のある体験になりえないと私は考えています。
——ちょっと確認しておきたい点があるんですが…。今メタバースに住んでいる人たちはこの物理世界はもはやどうでもよくて、メタバースに行ったっきりでもよい、という感覚なのでしょうか?
 それについては、必ずしもそうではないと思います。私自身の感覚としては、メタバースでの人生が充実することで、物理現実の人生も豊かになっていきます。
 例えば、物理現実では出来ないこと、やってみたいことに、メタバースなら挑戦できるという事はあると思います。
 私の場合は「美少女アイドルとして活動する」がそれにあたります。また、物理現実とは一線をおい���世界だからこそ、自由に色んなことを周りの友人に相談できたりする側面もあります。
 物理現実とメタバースをいったりきたりすることで、色んな「自分」を切り替えることができます。そのことにより、物理現実も含めて人生がより立体的になり、充実したものになっていくのではないかと私は考えています。
——メタバースで生活するという感覚に乗っかれる人は今後どれくらい出てくるのでしょう?
 現在メタバースで生活している人は、特定の目的(技術やコミュニティへの興味など)があったり、特別な事情(心身の性別の不一致とか)があったりという場合がほとんどです。
 そうではない普通の人が使い始めるポイントは、メタバース内で本格的な経済が回り始めた瞬間になると思います。
 本書で解説したとおり、現在のメタバースの経済性は試行段階で、それにはもう数年~十数年の時を要するでしょう。しかし、ひとたびそのポイントをすぎれば、一般の人にもメタバースに入る強い動機が生まれます。現在誰もがスマートフォンを持っているように、誰でも当たり前に人生の一部をメタバースで送るようになるでしょう。
——となると将来は、現実世界を意識せずに生活していくことが可能になったりするのでしょうか。
 現在の技術はVRゴーグルでメタバースに入るのが精一杯なので、当分は難しいでしょう。しかし、BMI(脳・コンピューター間インターフェース)が将来的に実用化されると、究極的には全感覚でメタバースに没入し、物理現実を全く意識しないでそこで生きていくことができるようになります。
 ただし、技術的な壁は大きく、私たちが生きている間には民生レベルで実用化されることはないでしょう。その辺りも本書で詳しく解説しています。
——メタバースが理想を実現する世界なのだとしたらそこで生活している人たちから見ると、現実世界はどういう風に見えるのでしょうか?
 メタバースに一度慣れてしまうと、移動の不便や姿の不自由さなどの理不尽が多く、物理現実はとても不自由なものに感じられます。ただし、やはり現時点ではVRゴーグルを通したものなので、メタバースに365時間24時間没入するのは不可能ですし、ご飯の美味しさや触覚の臨場感は物理現実の方が上回っています。双方を簡単に行ったり来たりできるのがメタバースのいいところだと思うので、両方のメリットを使い分けていくのが今後の人類のスタイルになっていくのかな、と私は考えています。
——メタバースが何を達成したら人類の進化といえるんでしょう?
 本書で紹介したような「メタバース原住民」の生活・文化・可能性を見る限り、もはやそれは現生人類のスタイルからは大きく逸脱しています。私は、すでに進化は始まっていると考えています。生まれたままの肉体から解放された、「アバター」という新しい身体。それで生活する人類はもはや新たな人類である、と言えるのではないでしょうか。
——ソーシャルVR国勢調査によれば、メタバースで恋に落ちたことのある人の割合は40%とのことです。そして30%はVR内で恋人ができたことがある。一方、物理世界でのマクロミルの調査によると、いわゆるマッチングアプリでの成功率は約40%(※)。単純な比較はできないと思いますが、それにしてもなかなかすごい数字だと思います。メタバースには恋に落ちやすい要素があるのでしょうか。(※=マクロミル2018年5月15日発表データより)
 物理現実だと、年齢・性別・立場の壁があって、だれとでもすぐに仲良くなるのは難しいのではないでしょうか。メタバースではそういった壁が取り払われて、心の距離が近づきやすくなることはデータにもはっきりと現れています。
 特に、恋に関しては物理現実と違い、性別の垣根が取り払われる傾向があるのがメタバースでの恋の特性です。そういった要素が、メタバースで恋に落ちることを促しているというのは考えられると思います。
——人が操作するアバターとNPCの区別がつかなくなる未来は訪れるでしょうか? そうなったら、ねむさんは恋愛相手がAIでも良い?
 そんなことは絶対ないと思います。2000年代初頭からの第三次AIブーム(機械学習)で明らかになったのは結局「我々人類の知性の深淵は予想以上に深かった」「AI=人工の『知性』は現在の人類では全く作ることができなかった」ということです。現在「AI」と呼ばれているものは、本来の意味での知性でもなんでも無く、AI研究の結果うまれた機械学習による効率化技術に過ぎません。
 一方でメタバースは、言ってしまえば、機械学習による「効率化」とは真逆の技術です。人間らしい非効率的なコミュニケーションをオンラインで行うことができる、という所にメタバースの価値の本質があります。機械学習によりさまざまなことが自動化できるようになったからこそ、自動化できない非効率性・アート性の価値が高まっています。それをオンラインで加速させるための技術こそがメタバースなのです。
──ねむさんの今後の活動予定について教えてください。
バーチャル美少女ねむ 思いついたことはすぐやる! が信条なので、基本的にすぐに思いつくことはやってしまった後なので、今後の予定は一切ありません。
メタバースの世界は進化が早すぎて明日の予想など誰にもできません。これからも常に新しいこと、昨日の自分が予想できなかったことがメタバースで生まれ続けていくでしょう。これからもそれに挑戦し続けていきたいです。
──本日はありがとうございました!
(了) (参考:honto)

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著者略歴

著:バーチャル美少女ねむ
メタバース原住民にしてメタバース文化エバンジェリスト。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber。VTuberを始める方法をいち早く公開し、その後のブームに貢献。2020年にはNHKのテレビ番組に出演し、お茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにも関わらずオリジナル曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。作家としても活動し、自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はAmazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位を達成。フランス日刊紙「リベラシオン」・朝日新聞・日本経済新聞など掲載歴多数。VRの未来を届けるHTC公式の初代「VIVEアンバサダー」にも任命されている。


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Token Economy: How the Web3 reinvents the Internet (Token Ec...

This is the second edition of the book "Token Economy" originally published in June 2019. The basic structure of this second edition is the same as the first edition, with slightly updated content of existing chapters and four additional chapters: "User-Centric Identities," "Privacy Tokens," "Lending Tokens," and How to Design a Token System and more focus on the Web3.

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Part one outlines the fundamental building blocks of the Web3, including the role of cryptography and user-centric digital identities. Part two explains Web3 applications like smart contracts, DAOs & tokens. The last two parts of the book focus on tokens as the atomic unit of the Web3, explaining the properties and functions of money and outlining the emerging field of decentralized finance (DeFi) that might power a potential future digital barter economy. Use cases such as asset tokens, purpose driven tokens, BAT (Basic Attention Token), social media tokens (Steemit, Hive and Reddit), privacy tokens, and stable tokens are explored, including the role of CBDCs (Central Bank Digital Currencies) and Facebook's Libra.

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About Tokens: Tokens - often referred to as cryptocurrencies - can represent anything from an asset to an access right, such as gold, diamonds, a fraction of a Picasso painting or an entry ticket to a concert. Tokens could also be used to reward social media contributions, incentivize the reduction of CO2 emissions, or even ones attention for watching an ad. While it has become easy to create a token, which is collectively managed by a public Web3 infrastructure like a blockchain network, the understanding of how to apply these tokens is still vague. This book attempts to summarize existing knowledge about blockchain networks and other distributed ledgers as the backbone of the Web3, and contextualize the socio-economic implications of the Web3 applications such as smart contracts, tokens, and DAOs to the concepts of money, economics, governance and decentralized finance (DeFi).

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メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!

メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!
(著)深田 萌絵
発売日 2022/05/11
総合評価
(4.7)
(2024/09/08 10:37時点)
メタバースをめぐって世界は覇権争いをしています。いま、ITのプラットフォームは、完全にGAFAに支配されています。しかし、その支配をメタバースであれば、覆すことができます。中国はGAFAと手を組みながらも、メタバースの覇権を握って、ITの世界を牛耳ろうとしています。
一方、中国からも、GAFAからも、ITの自由を守ろうとしている人たちもいます。その人々はWeb3.0で、インターネットの民主主義を勝ち取ろうとしています。
この世界の現実を、GAFAの支配構造から解き明かし、メタバースで何が変わるのか、その未来に何が待っているのか、深田萌絵が明らかにします。
 
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目次
まえがき IT革命と民主主義
第1章 言論統制と政府癒着
第2章 GAFAの政治
第3章 GAFA独裁
第4章 日本版GAFAが生まれない理由
第5章 メタバースの時代へ
第6章 新時代に揺れるGAFA
あとがき 言論の闘いは、技術の闘い
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インターネットの入口がブラウザからメタバースへ集約される?  これは日本にもチャンス。 でも、中国に握られたらどうなる? 必要な通信、ディスプレイ、3次元映像、半導体などの技術は、過去日本がTOPだったもの。 日本政府は、これらの技術を外国や外資に移転してきた。 政局・選挙・利権の政治家そして多くの財界人は、「今だけ、金だけ、自分だけ」の人かな。 新しいモノへの理解、将来への危機感、ソリューション能力。転換期に必要なのは筆者のような感性。 (参考:YahooShopping)

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GAFAと書いてビッグブラザーと読む。これにツイッターも含めてですが共産主義と見紛う程の言論統制は周知のとおりで、本書の2/3はそのGAFAの言論統制、政治癒着、独裁っぷりの話です。肝心のタイトルに通じる話はメタバースを実現する技術が出てくればGAFAは崩れるかもと言った程度。GAFAが大企業病でイノベーション起こせなくてもインフラを提供するものが全てを征すると思うのですが、違うのかしら。メタバースの仮想空間は巨大インフラのデータセンターでなく分散された多対多のネットワーク上で実現?タイトルが本書のモチー (参考:honto)

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結論!非常に面白かった。

巻末で、著者の小さな会社がGAFAに一揆を起こしやっつけてやる!と話は大賛成です。日本人の一人として応援したくなります。

著者が日本の企業皆様にハッパをかける文章に非常に勇気をもらったので一部抜粋し、そのまま掲載させていただく。

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

闘いに勝つためには、まずはビジネスプランを作ること。 そして、ロードマップも 描くんだ。

「GAFAと闘おうなんて馬鹿げている」と言われようが、「大口を叩いて いる」と嘲笑されようが、文句を言うだけで行動しなければ何も始まらない。自分み たいな金も権力もない弱者に何ができる? そう思うだろう。

そうじゃない。弱いからこそ、面白いんだ。
弱いからこそ、夢を抱いて闘うことが 面白い。

日本人は、自分で自分を叩きのめし過ぎだ。 自分の心に火を灯せ。倒産しよ うが、無一文になろうが、それも起業の面白さの一部だと割り切るんだ。

勝てるはずのないとんでもない巨大企業に立ち向かっているんだから、負けて当たり前だ。彼ら が支配するシェアの0.1%でも取れたら、大勝利なのだと覚えていて欲しい。

言論の闘いは技術の闘い。 技術開発に成功してもビジネスの現場で何度も潰されて きている。それでも次のチャンスを掴む準備をしなければ、女神の前髪はつかめない。 ビッグテックに私たちは勝てる。

大企業や独裁者が、必死になって言論統制や情報操 作を行うのは、彼らは私たちが真実を知って怒りに立ち上がることを恐れているから だ。

世界の歴史を振り返ると、各地で独裁政治に怒りを抱いた人たちがデモや一揆を 起こしてきた。それは、世界中の人たちが民主主義を学んだからではなく、「何がフエアなのか」という感覚が魂に刻み込まれているからだ。

民主主義に必要なのは、言論の自由だ。
ウソという紙切れを、真実の炎で焼き尽くせ。
そのための武器が技術。そして、起業家精神だ。

               深田萌絵
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

私はとても素晴らしいと感じました。巻末の著者の言葉に勇気を貰いました。

それでは本の内容です。著書が自身のYouTubeチャンネルで下記のように説明していました。

著者の説明によると、GAFAと呼ばれているGoogle、Amazon、Facebook、 Appleという世界で最も巨大な企業がインターネットの世界を支配しているという。

もっと詳しく述べると、我々がスマホやパソコンで普段使っているインターネットが知らず知らずのうちに4つの企業にアクセスして、そのアクセスした中でぐるぐる回っているという。

自分では世界中のゲームやメール動画などを見ているつもりだが結局はその巨大な4社の中にずっといるということを著者は本書で語っています。

私は本書を読みながら何度も相槌を打ち、確かにそうだそうだと思いました。

その巨大な組織に、最近騒がれているメタバースが勝つというお話が本書の内容であります。

著者であり、I Tビジネスアナリストの深田萌絵氏が地震のYouTubeで本書について語っています。
これも抜粋して記載させていただきます。

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

"皆さんこんにちはI Tビジネスアナリストの深田萌絵です。"

"今回は、メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!ということについてお送りしたいと思います。"

~中略~

"youtubeも youtube が許してくれるものしが見えてませんよね。"

"じゃあフェイスブックで友達とやり取りしたいこんな情報を共有したいと思ってシェアしたら、ばんされちゃったっていうことも皆さんよく経験されていると思うんです。"

"フェイスブックが見てもいいよ!と許可を与えてくれたものしかし共有できません 。"

"フェイスブックがダメというものを共有することはできないということは、私たちは自由な情報時代を迎えたという幻想に飲み込まれたままGAFAねデータセンターの中に閉じ込められていたという、実はディストピアだったよねってことなんです。"

"これをこれを覆す力があるのがメタバースなんです。でもメタバースの勝者は誰なんだというところがですね、ここが鍵になるんです。"
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

私が本書の深かったところは第6章(P220)の"AppleとGoogleは、じつは裏で組んでいるお話をわかりやすくしてくれているところです。

2020年の大統領選でパーラー事件が起こりました。反対派だったsarahに対し1月8日から9日2かけてアップルとグーグルがパーラーのアプリのダウンロードを停止しました。それからほどなくしてアマゾンがパーラーを AWSから削除すると発表しました。

それまで、GAFAが裏で組んでるのではないのか?
という噂は陰謀論として片付けられていましたが、
この事件で陰謀論ではないといいきれなくなりました。

GAFAがこのまま世界を支配していくのか?そうでないのか?そういう意味でも本書は興味深い。

以下は本誌よりを理解してもらうため、各章を私なりに工夫して、詳細に記載させていただきました。

ご参考にしていただけましたら幸いです。

『尚、大変厚かましお願いで恐縮ですが、一番下の欄に『参考になった』を軽く、やっぱり強くタップしていただけますと私の生きる希望になります。』m(._.)m

【目次】

【まえがき】

〜IT革命と民主主義〜

GAFAがこの世の春を謳歌し、世界では民主主義が滅ぼされようとしている

映画で描かれたGAFA支配への皮肉・ アルゴリズムは予測できる、君の死に方を

【第1章】

〜言論統制と政府癒着〜

ビジネスモデル「FREE(無料)」

PRISM GAFA

中国の社会信用制度の全球化

最強の諜報インフラ

GAFAの中国依存

アップルと中国共産党の密約

他派閥に金を流さない習近平

中国依存で復活したテスラと排出権利権

アップルと同じパターン?

アップルとテスラを分けた利益構造

【第2章】

〜GAFAの政治〜

GAFAが決める大統領選挙

オキュラスCEO潰しの犯人

起業家を潰したGAFA

深刻なアプリ事業者支配

アマゾンが息の根を止める

GAFAと闘った起業家の末路

SNSビジネスの誤解

ドメインネームサービスの危機

暗号とDNSの切っても切れない関係

ドメインネーム、謎の支配者

明暗を分けたGabとバーラー

言論の闘いは技術の闘い

暗号化技術の重要性

【第3章】

〜GAFA独裁〜

GAFA政治

バイデン大統領誕生をSNSが援護

GAFAによる米大統領選挙介入

トランプバイデン、GAFA

GAFA帝国の市民管理

認知戦争と諜報機関

ビッグテック代理戦争

ビッグテックによる中小企業虐め

次に自動車産業が滅ぶ

EV車がエコだという嘘

決して明るくはないEV車の未来

そして、『死の谷 (デスバレー)』へ

GAFAが中国を恐れる理由

【第四章】

〜日本版GAFAが生まれない理由〜

アメリカからはGAFAが生まれ、中国からはBATHが生まれた

ビジネスモデルの分析不足

ITは巨大インフラビジネス

グーグル対ヤフー!の闘いはサーバー

屍の山、動画配信ビジネスの明暗

課金に対するハードル

シリコンバレーは軍事から諜報産業へ・

フェイク・サクセスストーリー

【第5章】

メタバースの時代へ

インターネットを取り戻す闘い

中央集権から非中央集権へ

Web3.0とメタバース

台頭する「メタバース」

メタバースの歴史

GAFAの次はメタバースの時代

IT業界のビッグトレンド

メタバース台頭の裏に中国の財閥

メタバースのエコシステム

全ての情報の唯一の場

コミュニケーションの唯一の場

現実と仮想の境界線

なぜ今か?

メタバースと儲けのしくみ

アバターで差別をリセット

メタバースと人材派遣・

アバター派遣で日本の雇用は崩壊する

中小企業のサバイバル

メタバースと政治闘争・

浙江財閥とは何か

テスラCEOイーロン・マスクの批判

残された課題

【第6章】

新時代に揺れるGAFA

GAFAを揺るがすインフレ

仲間割れから共食いへ

フェイスブックのCFOが呈した苦言

独禁法のメス

アップルとグーグルは裏で組んでいるか

アップルがメタバースで飛躍?

アップルの死角

メタバースがGAFAを破壊する

GAFAとエネルギー問題

メタバース技術がGAFAを崩す

【あとがき】

〜言論の闘いは、技術の闘い〜

著者プロフィール

以上。

【まとめ】

このように本書は事実に基づきGAFAとメタバースについての関係を考察しています。今後、本当に両者の関係はどうなっていくのか非常に興味深いです。

本書は、著者のファンの方、GAFAやメタバースに興味がある全ての皆様に手に取って欲しい一冊になります。 (参考:楽天)

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著者略歴
深田萌絵(フカダモエ)
早稲田大学政治経済学部国際政治学科卒。学生時代には、ファンドで財務分析のインターン、リサーチハウスの株式アナリストを務める。卒業後、外資系投資銀行勤務。東日本大震災の後に、Revatron株式会社を創業。現在は、企業向けにITコンサルティングサービス、AI、ネットワーク関連の技術協力を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  

なぜ僕がWeb3投資で勝ち続けることができるのか? プロフェッショナルに学ぶ暗号資産・仮想通貨・トークン投資の極意

 
  

メタバース さよならアトムの時代

GAFAMがしのぎを削る現状から、VRの歴史や背後の思想、そして驚きの未来像まで、メタバースに関わるすべてを網羅!
「世界を変える30歳未満30人の日本人」(Forbes JAPAN)に選出された、メタバースプラットフォームcluster創業者が幻視する、人類が物質(アトム)の束縛から解き放たれる未来とは?
【目次】
第1章 メタバースとは何か/第2章 メタバース市場とそのプレイヤーたち/第3章 人類史にとってのメタバース/第4章 VRという技術革命/第5章 加速する新しい経済/第6章 メタバースの未来と日本
 
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目次
序章 メタバースとは何か?
第1章 メタバースの衝撃
第2章 世界の創り方1 視空間
第3章 世界の創り方2 生態系
第4章 競争から創造の世紀へ
第5章 ポストメタバースの新世界
終章 世界の真実は自分の目で確かめるべき
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この種の最先端情報から全く落ちこぼれの自分だから「一番よくわかる教科書」という帯につられて読んでみる。「こっちに来てもらうAR」と「こっちから行くVR」の違いさえ知らなかった私には、現場での深い経験に根差した著者の解説は、概念と実務双方から説得力あるものではあった。しかし、腑に落ちたかと言われれば…。アトム(物質)を動かすモビリティの時代が、データを動かすバーチャリティの時代になるらしい。RealityがVirtualityに取って代わられるような時代を待ち遠しく思えないのは、古い人間の限界だろうか…。 (参考:honto)

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ネタバレ (参考:honto)

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メタバース関係の日本のスタートアップの会社で、今一番勢いがあると言っても過言では無い、クラスター株式会社のCEOの加藤さんの本。
メタバースを考える上で基本となる定義から始まります。特に面白いなと思ったのは、中盤で、メタバースがなぜくるのか、どうしてさよならアトムなのか、過去・現在・未来を線にして語ってくれています。
例えば現実世界では難しい問題、ニュートン力学では難しいが、熱力学や統計力学で解釈することができること例に、人為的に「デフォルメ」されたものをメタバースを構成する一つの要素して記載されています。
他にも機種変更理論は、人は体験がいきなり変わるものをすぐに購入したりはしない。スマホの普及にも十数年かかっていることを例に挙げていました。クラスターがVRヘッドセットだけでなく、ブラウザ対応なども早い段階で対応してた理由の一つなのかと感じつつ、少しずつ移り変わっていく世の中に合わせて対応しているのだと感じました。
メタバース界隈にいる人は、この本を片手に読みつつ、自分の考えとの違いを確認しながら読んだりすると、とても面白いのではないかと思いました。
- (P.38)に対し、自分としては、利用者の利益が最上位にある。デジタル、フィジカルの両方の世界において、各世界よりも優位な面が出てきて、人々はその時々において便利なほうを使って生活する。
- デジタルではフィジカルより早く何かができる
- テレポーテーションによる移動
- 思っただけで意思が通じ合うコミュニケーション
- フィジカルではデジタルによる人間能力の拡張
- GoogleMapの上位互換になるARナビゲーション
- 記憶の拡張:ゲームみたいに人の名前が表示される
- 日本では目立ったスタートアップ企業は現れなかった。個人開発のVRの開発者たちは非常に熱心で、お金にならなくてもコンテンツを作っていたにもかかわらずだ。(P.195)
- これは良い面でもあると思う一方で、悪い面でもあると思う。経済的に成り立っていないということは、その領域の広がりを狭め、持続性が無いことを意味していると考えるからだ。
- 機種変更理論(P.206)
- メガネ型デバイスが来るか?と考えた時に、思ったのが時計の拡張かと想像した。
- AppleWatchタイプのものにカメラがついていて、周囲の情報を基にVPSで位置を特定し、携帯にデータを流し込むようなものなのではないかと思った。VPS技術を利用するが、特徴点だけ送信すれば良いので画像自体の保存は不要。ここでカメラが常時ついているデバイスに慣れていく
- 次にこの時計デバイスを入力デバイスとして利用する。時計デバイスを腕輪として筋情報を利用することで入力できるようにする。携帯を持ちながらになるが両手での入力が可能となる
- ここで手に持っている携帯を宙に浮かせたくなるはず。そこで完全なシースルー型のメガネ型デバイスを利用する人が増えるようになる。
# 抜粋(一部省略あり)
- 現在のインターネット体験には、身体性(身体感覚)が欠如しているのだ。(P.10)
- 「はじめに」にも書いたが、既存のインターネットに乗っていない感覚が、この身体性だ。だからこそ、インターネットにつながっていたとしても、家から一切出ることができなければ、徐々にストレスが溜まっていくのである。それは新型コロナウイルスによって家から出なくなったわれわれが最も理解しているだろう。
マシュー・ボールはデジタルとフィジカル(身体)を行き来することがメタバースだとしているが、僕はむしろデジタルとフィジカル(身体)を実感できることがメタバースだと考えている。(P.38)
- MMORPGは自己組織化することはなく、あくまで他社が組織化した世界だ。つまりあくまでもコンテンツ。運営がコントロールし続けることで存続するゲームの世界なのである。
一方、メタバースは自己組織化された構造体である。(P.48)
- フェイスブックはニュースフィードにおいて、ユーザーに画面をスクロールさせればさせるほど次々に広告枠を生み出すというマジックを発明した。(P.53)
- メタバースの条件は①永続的に存在する、②リアルタイム性、③同時参加人数に制限がない、④経済性がある、⑤体験に垣根がない、⑥相互運用性、⑦幅広い企業、個人による貢献、の7つだと言われている。
それだけではなく、リアルな身体感覚を感じることができる⑧身体性、運営側がコントロールしなくとも秩序が生まれていく⑨自己組織化も重要なファクターである。(P.57)
- カフェの壁に空白のエリアを作って、広告タグを埋め込んでおくと自動で広告が流れるようになる。そのような仕組みは、近い将来当たり前に実現されるだろう。
だがそれは、すでに現実世界でやっていることの焼き直しにすぎない。メタバース時代の広告は、もっと身体性をともなった体験に根ざしたものになるはずだ。
友だちとのレーシングゲームで遊ぶ際、トヨタのクルマや、テスラのクルマに乗れる。しかもどのブランドが選定されるかはリアルタイムの自動入札形式で決まる。レーシングゲームを遊んでいるユーザーたちは、それが広告であることに気づかない。そのようなネイティブな広告が体験の中に埋め込まれていくだろう。(P.100)
- P.114にDVERSE、P.124にリアリティの紹介あり
- (P.141-143)
- ダフィット・ヒルベルト
- 原理的には有限でかつ機械的な操作により、定理の証明を実行することができるはずである。さらには、すべての定理を次々に機械的に証明していく自動化されたシステムを構築することすら可能となるだろう。(P.140)
- クルトゲ・ーテル
- ヒルベルトの主張を数学的にノーの解答を見つけた。(P.141)
- チューリング
- 関数とは、ある数に対して、対応する数が必ず1つ定まるような対応関係を示したものだが、ある関数が「計算できる」とは、その関数による値を決定するような有限個の手続きで書かれた指示書、すなわちアルゴリズムが存在することである。(P.143)
- 紙テープとそれに穴をあけたパターン、さらにはそれを左右に動くヘッドにより読み取りや書き込みを行う機械のアイディアで、今では万能チューリング・マシンと呼ばれるもの、つまり現代のコンピュータの基本となる発明に他ならなかったのである。彼は大胆にも、数学の最も基礎的な議論に、工学的な発想を持ち込んだのだ。(P.143)
- ニュートン力学は、扱う対象が1つだけだという場合の計算はとても得意だ。対象が2つの場合もわりと強い。しかし、対象が3つになった瞬間、とたんに計算が難しくなる。三体問題と呼ばれており、運動方程式の一般解が通常は定まらない問題として有名だ。4つ以上になってしまったら一気にお手上げになってしまう。
しかし面白いことに、逆に扱う物体の数が非常に大きい状況かを考えると、まったく別のアプローチを用いることで意味のある計算が可能になるのである。熱力学や統計力学といった学問では、個別の粒子の振る舞いを捉えるのではなく、統計的手法を用いることで、温度や圧力といった「人間にとって意味のある」情報を扱えるようになるのだ。(P.150)
そこで次に生まれるのが「現実世界そのものを完全にシミュレートすることに、いったいどんな意味があるのだろうか?」という疑問である。(P.151)
- 僕たちがゲームを好きなのは、その世界に楽しいものだけがあるからだ。面倒くさいものを省いて、面白いものだけがあり、遊ぶことに集中できる。負荷が高いと不快に感じられるのが人間だ。ゲームをやり続けられるのは、認識の負荷、すなわち「圧縮コスト」が低くなるように工夫されているからなのだろう。(P.156)
- (P.186)パルマーの初号機の何がすごかったか
- 視野角が90度、それまでは40から50度しかなかった
- 曲率の高い球面レンズを使用した
- 収差と言われる画像の歪みや滲みが出る
- その代わり安価で視野が広くなる
- 魚眼レンズを使うアイディア自体は他の大学でもあったが、試作機が安価に作れた
- 日本では目立ったスタートアップ企業は現れなかった。個人開発のVRの開発者たちは非常に熱心で、お金にならなくてもコンテンツを作っていたにもかかわらずだ。(P.195)
- 機種変更理論(P.206)
- 「このコンテンツが紐付けられているトークンの持ち主はあなたである」ことは保証してくれるのだが、「このコンテンツはあなたはものである」ことや「このコンテンツは世界に1つしかない」ことを保証するものではないのである。(P.229-230)
- 僕らは物心ついた頃から『ドラえもん』を見て育っている。それはこれから迎えるメタバース時代を控えて、英才教育と言っていいものだ。日本で生まれ育った人は、4次元ポケットから何でも出てくるSF作品を子どもの頃から親しんでいる。『ドラえもん』という固有名詞が通じない日本人はいない。「タケコプター」や「どこでもドア」は一般常識だ。(P.258) (参考:honto)

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いまさら聞けないWeb3、NFT、メタバースについて増田雅史先生に聞いてみた

 
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Web3.0・メタバースの本 最新・高評価のおすすめの5冊

以下が「Web3.0・メタバースの本」最新・高評価のおすすめの5冊詳細です。

(2024/09/08 10:37 更新)
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メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!
発売日 2022/05/11
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メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界...
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Voshmgir, Shermin (Token Kitchen)
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The World Is About to Change. Will You Be Ready or Get Left Behind?


The biggest revolution in history is unfolding right before our eyes. The new internet is upon us, blending two worlds-digital and physical. Today's dreams are tomorrow's reality. Science fiction is now science fact-made possible through blockchain technology.


Welcome to Web3, where everything changes. Global changes like economies, currencies, governments, and education. And personal changes like identity, sex, communication, and health.


This book is a simple map to help you navigate the noise and discern between hype and hope. With unbiased expertise, the authors unpack the pros and cons of the metaverse, NFTs, virtual reality, augmented reality, cryptocurrencies, and much more.


Discover how to:


Save time by identifying practical use cases for cutting-edge technology.
Create unending wealth by turning your ideas into protected digital assets.
Stay relevant by developing a customized metaverse strategy.
Decide what technology to accept or reject by integrating your values.


Learn the facts. Leverage the knowledge. Create your bigger and better future, starting today.



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メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!

メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!
(著)深田 萌絵
発売日 2022/05/11
総合評価
(4.7)
(2024/09/08 10:37時点)
メタバースをめぐって世界は覇権争いをしています。いま、ITのプラットフォームは、完全にGAFAに支配されています。しかし、その支配をメタバースであれば、覆すことができます。中国はGAFAと手を組みながらも、メタバースの覇権を握って、ITの世界を牛耳ろうとしています。
一方、中国からも、GAFAからも、ITの自由を守ろうとしている人たちもいます。その人々はWeb3.0で、インターネットの民主主義を勝ち取ろうとしています。
この世界の現実を、GAFAの支配構造から解き明かし、メタバースで何が変わるのか、その未来に何が待っているのか、深田萌絵が明らかにします。
 
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目次
まえがき IT革命と民主主義
第1章 言論統制と政府癒着
第2章 GAFAの政治
第3章 GAFA独裁
第4章 日本版GAFAが生まれない理由
第5章 メタバースの時代へ
第6章 新時代に揺れるGAFA
あとがき 言論の闘いは、技術の闘い
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インターネットの入口がブラウザからメタバースへ集約される?  これは日本にもチャンス。 でも、中国に握られたらどうなる? 必要な通信、ディスプレイ、3次元映像、半導体などの技術は、過去日本がTOPだったもの。 日本政府は、これらの技術を外国や外資に移転してきた。 政局・選挙・利権の政治家そして多くの財界人は、「今だけ、金だけ、自分だけ」の人かな。 新しいモノへの理解、将来への危機感、ソリューション能力。転換期に必要なのは筆者のような感性。 (参考:YahooShopping)

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GAFAと書いてビッグブラザーと読む。これにツイッターも含めてですが共産主義と見紛う程の言論統制は周知のとおりで、本書の2/3はそのGAFAの言論統制、政治癒着、独裁っぷりの話です。肝心のタイトルに通じる話はメタバースを実現する技術が出てくればGAFAは崩れるかもと言った程度。GAFAが大企業病でイノベーション起こせなくてもインフラを提供するものが全てを征すると思うのですが、違うのかしら。メタバースの仮想空間は巨大インフラのデータセンターでなく分散された多対多のネットワーク上で実現?タイトルが本書のモチー (参考:honto)

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結論!非常に面白かった。

巻末で、著者の小さな会社がGAFAに一揆を起こしやっつけてやる!と話は大賛成です。日本人の一人として応援したくなります。

著者が日本の企業皆様にハッパをかける文章に非常に勇気をもらったので一部抜粋し、そのまま掲載させていただく。

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

闘いに勝つためには、まずはビジネスプランを作ること。 そして、ロードマップも 描くんだ。

「GAFAと闘おうなんて馬鹿げている」と言われようが、「大口を叩いて いる」と嘲笑されようが、文句を言うだけで行動しなければ何も始まらない。自分み たいな金も権力もない弱者に何ができる? そう思うだろう。

そうじゃない。弱いからこそ、面白いんだ。
弱いからこそ、夢を抱いて闘うことが 面白い。

日本人は、自分で自分を叩きのめし過ぎだ。 自分の心に火を灯せ。倒産しよ うが、無一文になろうが、それも起業の面白さの一部だと割り切るんだ。

勝てるはずのないとんでもない巨大企業に立ち向かっているんだから、負けて当たり前だ。彼ら が支配するシェアの0.1%でも取れたら、大勝利なのだと覚えていて欲しい。

言論の闘いは技術の闘い。 技術開発に成功してもビジネスの現場で何度も潰されて きている。それでも次のチャンスを掴む準備をしなければ、女神の前髪はつかめない。 ビッグテックに私たちは勝てる。

大企業や独裁者が、必死になって言論統制や情報操 作を行うのは、彼らは私たちが真実を知って怒りに立ち上がることを恐れているから だ。

世界の歴史を振り返ると、各地で独裁政治に怒りを抱いた人たちがデモや一揆を 起こしてきた。それは、世界中の人たちが民主主義を学んだからではなく、「何がフエアなのか」という感覚が魂に刻み込まれているからだ。

民主主義に必要なのは、言論の自由だ。
ウソという紙切れを、真実の炎で焼き尽くせ。
そのための武器が技術。そして、起業家精神だ。

               深田萌絵
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

私はとても素晴らしいと感じました。巻末の著者の言葉に勇気を貰いました。

それでは本の内容です。著書が自身のYouTubeチャンネルで下記のように説明していました。

著者の説明によると、GAFAと呼ばれているGoogle、Amazon、Facebook、 Appleという世界で最も巨大な企業がインターネットの世界を支配しているという。

もっと詳しく述べると、我々がスマホやパソコンで普段使っているインターネットが知らず知らずのうちに4つの企業にアクセスして、そのアクセスした中でぐるぐる回っているという。

自分では世界中のゲームやメール動画などを見ているつもりだが結局はその巨大な4社の中にずっといるということを著者は本書で語っています。

私は本書を読みながら何度も相槌を打ち、確かにそうだそうだと思いました。

その巨大な組織に、最近騒がれているメタバースが勝つというお話が本書の内容であります。

著者であり、I Tビジネスアナリストの深田萌絵氏が地震のYouTubeで本書について語っています。
これも抜粋して記載させていただきます。

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

"皆さんこんにちはI Tビジネスアナリストの深田萌絵です。"

"今回は、メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!ということについてお送りしたいと思います。"

~中略~

"youtubeも youtube が許してくれるものしが見えてませんよね。"

"じゃあフェイスブックで友達とやり取りしたいこんな情報を共有したいと思ってシェアしたら、ばんされちゃったっていうことも皆さんよく経験されていると思うんです。"

"フェイスブックが見てもいいよ!と許可を与えてくれたものしかし共有できません 。"

"フェイスブックがダメというものを共有することはできないということは、私たちは自由な情報時代を迎えたという幻想に飲み込まれたままGAFAねデータセンターの中に閉じ込められていたという、実はディストピアだったよねってことなんです。"

"これをこれを覆す力があるのがメタバースなんです。でもメタバースの勝者は誰なんだというところがですね、ここが鍵になるんです。"
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

私が本書の深かったところは第6章(P220)の"AppleとGoogleは、じつは裏で組んでいるお話をわかりやすくしてくれているところです。

2020年の大統領選でパーラー事件が起こりました。反対派だったsarahに対し1月8日から9日2かけてアップルとグーグルがパーラーのアプリのダウンロードを停止しました。それからほどなくしてアマゾンがパーラーを AWSから削除すると発表しました。

それまで、GAFAが裏で組んでるのではないのか?
という噂は陰謀論として片付けられていましたが、
この事件で陰謀論ではないといいきれなくなりました。

GAFAがこのまま世界を支配していくのか?そうでないのか?そういう意味でも本書は興味深い。

以下は本誌よりを理解してもらうため、各章を私なりに工夫して、詳細に記載させていただきました。

ご参考にしていただけましたら幸いです。

『尚、大変厚かましお願いで恐縮ですが、一番下の欄に『参考になった』を軽く、やっぱり強くタップしていただけますと私の生きる希望になります。』m(._.)m

【目次】

【まえがき】

〜IT革命と民主主義〜

GAFAがこの世の春を謳歌し、世界では民主主義が滅ぼされようとしている

映画で描かれたGAFA支配への皮肉・ アルゴリズムは予測できる、君の死に方を

【第1章】

〜言論統制と政府癒着〜

ビジネスモデル「FREE(無料)」

PRISM GAFA

中国の社会信用制度の全球化

最強の諜報インフラ

GAFAの中国依存

アップルと中国共産党の密約

他派閥に金を流さない習近平

中国依存で復活したテスラと排出権利権

アップルと同じパターン?

アップルとテスラを分けた利益構造

【第2章】

〜GAFAの政治〜

GAFAが決める大統領選挙

オキュラスCEO潰しの犯人

起業家を潰したGAFA

深刻なアプリ事業者支配

アマゾンが息の根を止める

GAFAと闘った起業家の末路

SNSビジネスの誤解

ドメインネームサービスの危機

暗号とDNSの切っても切れない関係

ドメインネーム、謎の支配者

明暗を分けたGabとバーラー

言論の闘いは技術の闘い

暗号化技術の重要性

【第3章】

〜GAFA独裁〜

GAFA政治

バイデン大統領誕生をSNSが援護

GAFAによる米大統領選挙介入

トランプバイデン、GAFA

GAFA帝国の市民管理

認知戦争と諜報機関

ビッグテック代理戦争

ビッグテックによる中小企業虐め

次に自動車産業が滅ぶ

EV車がエコだという嘘

決して明るくはないEV車の未来

そして、『死の谷 (デスバレー)』へ

GAFAが中国を恐れる理由

【第四章】

〜日本版GAFAが生まれない理由〜

アメリカからはGAFAが生まれ、中国からはBATHが生まれた

ビジネスモデルの分析不足

ITは巨大インフラビジネス

グーグル対ヤフー!の闘いはサーバー

屍の山、動画配信ビジネスの明暗

課金に対するハードル

シリコンバレーは軍事から諜報産業へ・

フェイク・サクセスストーリー

【第5章】

メタバースの時代へ

インターネットを取り戻す闘い

中央集権から非中央集権へ

Web3.0とメタバース

台頭する「メタバース」

メタバースの歴史

GAFAの次はメタバースの時代

IT業界のビッグトレンド

メタバース台頭の裏に中国の財閥

メタバースのエコシステム

全ての情報の唯一の場

コミュニケーションの唯一の場

現実と仮想の境界線

なぜ今か?

メタバースと儲けのしくみ

アバターで差別をリセット

メタバースと人材派遣・

アバター派遣で日本の雇用は崩壊する

中小企業のサバイバル

メタバースと政治闘争・

浙江財閥とは何か

テスラCEOイーロン・マスクの批判

残された課題

【第6章】

新時代に揺れるGAFA

GAFAを揺るがすインフレ

仲間割れから共食いへ

フェイスブックのCFOが呈した苦言

独禁法のメス

アップルとグーグルは裏で組んでいるか

アップルがメタバースで飛躍?

アップルの死角

メタバースがGAFAを破壊する

GAFAとエネルギー問題

メタバース技術がGAFAを崩す

【あとがき】

〜言論の闘いは、技術の闘い〜

著者プロフィール

以上。

【まとめ】

このように本書は事実に基づきGAFAとメタバースについての関係を考察しています。今後、本当に両者の関係はどうなっていくのか非常に興味深いです。

本書は、著者のファンの方、GAFAやメタバースに興味がある全ての皆様に手に取って欲しい一冊になります。 (参考:楽天)

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著者略歴
深田萌絵(フカダモエ)
早稲田大学政治経済学部国際政治学科卒。学生時代には、ファンドで財務分析のインターン、リサーチハウスの株式アナリストを務める。卒業後、外資系投資銀行勤務。東日本大震災の後に、Revatron株式会社を創業。現在は、企業向けにITコンサルティングサービス、AI、ネットワーク関連の技術協力を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  

メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界

大須賀美恵子氏、深津貴之氏推薦!
メタバース発、人類を別次元にいざなう衝撃のルポルタージュ!

【メタバースは我々に何をもたらすのか? “原住民"が語るメタバース解説の決定版】
メタバースでは「新たな人類」が文化を築きつつある――期待が膨らむメタバースの本当の姿、そして真の可能性とは? 仮想現実世界の住人が物理現実世界の私たちに伝える、衝撃のルポルタージュ!

Meta(旧Facebook)の事業計画と社名変更の発表以来、注目度が急上昇した「メタバース」。本書は、特にソーシャルVRに焦点をあてて、メタバースについて解説します。ただし、単なるソーシャルVRの概説ではありません。メタバースが人間の在り方を劇的に進化させる可能性を考察する、仮想現実住民である著者が物理現実に住む私たちへおくるディープで刺激的な「別次元のルポルタージュ」です。

前半では現状の主なソーシャルVRサービスの概要の紹介や、VRゴーグル、トラッキング、アバターといった関連技術の簡単な解説を行います。現在最もメタバースを実現していると考えられる「ソーシャルVR」とはそもそもどのような世界なのでしょうか? 住民ならではの視点で基本的な事項をわかりやすく整理します。

後半では、ソーシャルVRユーザーへのアンケート調査や著者本人の経験にもとづき、アバターをまとうことによるアイデンティティやコミュニケーションの変化を考察します。また、アバターと事実上無限で自由な空間性に注目して、経済分野における可能性も指摘します。これらを通じて、肉体や空間に縛られてきた人間社会がメタバースによって劇的に変化しうること、そしてそうした「進化」の萌芽が現在のソーシャルVRにはすでにみられることを論じます。

仮想現実では多くの人が「美少女」になる?
アバターをまとった人間同士の恋愛関係が生まれる?
存在しないはずの「しっぽ」を触られたと感じる人たちがいる?
――本書が扱う内容は仮想現実の文化のほんの一側面にすぎません。物理現実とは違った「別の現実」の在り方を目撃してください。

【推薦! 】
大須賀美恵子氏(大阪工業大学特任教授・日本バーチャルリアリティ学会会長[2020/21年度])
「1,200人を対象とした調査と広い知識に基づいた論理的展開がすばらしい。」

深津貴之氏(note CXO)
「メタバースを理解したいなら、メタバースで生活している人々の生の声を聞こう。」

【目次】
■第1章 メタバースとは
何かメタバース前史
メタバースの定義:実現に必要な七要件
メタバースは世界と世界を結びつける
メタバースではないもの
メタバースがもたらす三つの革命

■第2章 ソーシャルVRの世界
ソーシャルVR:既にある「必要最小限のメタバース」
VRChat:ソーシャルVRの概念を確立した存在
Neos VR:メタバースを体現するソーシャルVR
cluster:メタバース時代のイベントホール
バーチャルキャスト:仮想空間の超高性能撮影スタジオ
比較からわかる四大ソーシャルVRの個性
ソーシャルVRユーザーのプロファイル
Horizon Worlds:Metaの新サービスは何をもたらすのか

■第3章 メタバースを支える技術
メタバースのために積み重ねられた人類の技術
「バーチャルリアリティ」とは何か
VRゴーグル:VR体験の核
トラッキング技術:仮想空間で自在に動く
アバター技術:仮想世界でなりたい自分になれる

■第4章 アイデンティティのコスプレ
魂にアイデンティティを「纏う」革命
名前:言霊世界のアイデンティティ
アバター:視覚世界のアイデンティティ
声:音響世界のアイデンティティ
魂の新しいかたち

■第5章 コミュニケーションのコスプレ
本当のコミュニケーションを「加速する」革命
メタバースでの距離感
メタバースでのスキンシップ
メタバース恋愛
バーチャルセックス
社会の新しいかたち

■第6章 経済のコスプレ
メタバース経済前夜:十年以内に百兆円の経済規模?
ミクロ・マクロ両面で経済を「拡張する」革命
分人経済:多面性が生むクリエイターエコノミーの究極形
超空間経済:経済が地球の空間の限界から解放される
メタバースで生まれる職業
経済の新しいかたち

■第7章 身体からの解放
生まれ持った肉体を「脱ぎ捨てる」
ファントムセンス概論
ファントムセンス実態調査
触覚スーツ
BMIによる「フルダイブVR」
私たちの新しい身体

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目次
■はじめに
物理現実で語るザッカーバーグ、メタバースから覗く原住民たち
「バーチャル美少女ねむ」の人生と来歴
メタバース原住民1,200人を分析「ソーシャルVR国勢調査」
本書の目的と内容
メタバースは荒野のフロンティア
ホモ・メタバース――人類の進化のてがかり
■■第1章 メタバースとは何か
■メタバース前史
「メタバース」という言葉の由来
セカンドライフと初期のメタバース概念
■メタバースの定義:実現に必要な七要件
■メタバースは世界と世界を結びつける
オープンメタバースとクローズドメタバース
リアルワールドメタバース
■メタバースではないもの
メタバースはSNSのことではない
メタバースはオンラインゲームのことではない
メタバースはAR・VRのことではない
メタバースはNFT・ブロックチェーンのことではない
■メタバースがもたらす三つの革命
メタバースはアイデンティティの革命
メタバースはコミュニケーションの革命
メタバースは経済の革命
■■第2章 ソーシャルVRの世界
■ソーシャルVR:既にある「必要最小限のメタバース」
「ソーシャルVR」とは何か
ソーシャルVRの利用動向:VRChatが世界的に人気
■VRChat:ソーシャルVRの概念を確立した存在
圧倒的な人口とコンテンツ自由度の高さ
ソーシャルVRとしての基本的なしくみ
仮想世界最大のマーケットイベント「バーチャルマーケット」
メタバース時代の覇権を握るには山積する課題
■Neos VR:メタバースを体現するソーシャルVR
仮想世界で循環する創造性と経済性
人類のクリエイティブを加速する革新的なしくみ
メタバース内でミュージックビデオを共創してみた
敷居の高さが人口増加への課題
■cluster:メタバース時代のイベントホール
圧倒的な収容力とアクセス性
メタバース内で気軽にイベントを開催できるしくみ
個人でもイベントに1,000人以上集められた
個人の商用利用が認められていない
■バーチャルキャスト:仮想空間の超高性能撮影スタジオ
ニコニコ動画が生んだ配信のためのメタバース
配信を軸にした新たなコミュニケーションのしくみ
物理現実と仮想現実が融合したイベントを作ってみた
今後ソーシャル的な活用が広がるか
■比較からわかる四大ソーシャルVRの個性
メタバースの七要件に基づいた評価
特徴と目的に合わせた利用実態
■ソーシャルVRユーザーのプロファイル
累計プレイ時間:半数が500時間超え
プレイ頻度:半数がほぼ毎日
一回あたりプレイ時間:半数が3時間以上
年代と性別:20代男性がボリュームゾーン
■Horizon Worlds:Metaの新サービスは何をもたらすのか
統一感のあるアバターの世界観
「なりたい自分になれる権利」への姿勢はまだ不透明
一般ユーザーへのきめ細かいナビゲーションと創造性の提供
メタバースになるための課題、交錯する期待と懸念
■■第3章 メタバースを支える技術
■メタバースのために積み重ねられた人類の技術
■「バーチャルリアリティ」とは何か
■VRゴーグル:VR体験の核
被るだけで仮想空間に没入できる
VR元年からQuest 2の普及まで
没入感を実現する三つの映像性能
仮想空間でどれだけ動けるか:3DoFと6DoF
ハイエンドなPCVRと手軽なスタンドアローンVR
VRゴーグルの三つの「リスク」
■トラッキング技術:仮想空間で自在に動く
物理現実の動きをリアルタイムに追跡する技術
アウトサイドイン方式とインサイドアウト方式
フルトラ:アバターの全身を動かす
調査から伺えるフルトラの圧倒的な需要
指トラ:アバターの指を自由自在に動かす
アイトラ:アバターと目の動きが連動する
顔トラ:アバターの顔と一体になる
■アバター技術:仮想世界でなりたい自分になれる
「アバター」とは何か
「なりたい自分になれる権利」がぶつかる課題
VRM:アバターの統一規格
絵を描くようにアバターを作れる「VRoid Studio」
VRMがもたらした「なりたい自分になれる権利」
「アバターの人格権」を守るしくみ
「なりたい自分になれる」今後のメタバースの課題
■■第4章 アイデンティティのコスプレ
■魂にアイデンティティを「纏う」革命
■名前:言霊世界のアイデンティティ
新しい人生は名乗りから始まる
メタバースでの実名利用率
仮名でも「オープンで透明な世界」に向けて
■アバター:視覚世界のアイデンティティ
性別も種族も全てが自由
アバターの性別:男も女も女性アバター
「心身の性別の不一致」でなりたい性別で暮らす人も
女性アバターが選ばれる三つの理由
日本における「バ美肉」文化
美少女は「枯山水」
アバター種族の多様性
アバター種族:亜人間がトップシェア 45%
■声:音響世界のアイデンティティ
「なりたい自分」への最後の鍵
声コスプレ:加工音声によるコミュニケーション わずか16%
無言勢:非音声コミュニケーション 8%
文化によって違う加工音声の好み
男も女もkawaiiボイスになりたい
ボイチェン勢:機械の力で声を変える勢力 9%
両声類:筋肉の力で声を変える勢力 5%
バ美肉紅白:声コスプレの一般化に向けて
■魂の新しいかたち
分人主義:人間な多様な側面を認める価値観
今、歩きだす「分人」
自己のイデアの発見
■■第5章 コミュニケーションのコスプレ
■本当のコミュニケーションを「加速する」革命
■メタバースでの距離感
空間が縮める心の距離
VR飲み会:「昭和の飲み屋街」で起こる最先端コミュニケーション
なぜZoom飲みは流行らなかったのか
メタバースでは距離感が近くなる 76%
■メタバースでのスキンシップ
物理的な触覚がなくても大切な「スキンシップ」
アバター同士のスキンシップをする 74%
不愉快なスキンシップに注意
■メタバース恋愛
メタバースでも「恋」は芽生える
メタバースで恋に落ちたのは40%
恋愛に物理性別は重要でない 75%
アバターごしの恋の決め手は「性格」64%
メタバースでの「お砂糖」とは?
「お砂糖」できたのは30%
メタバースでの恋人は物理世界では恋人ではない 68%
■バーチャルセックス
「バーチャルセックス」とは何か
バーチャルセックスが変える性のありかた
バーチャルセックスの経験率と適正
■社会の新しいかたち
人類を霊長たらしめたコミュニケーション能力
人類社会のプロトコルを書き換える
■■第6章 経済のコスプレ
■メタバース経済前夜:十年以内に百兆円の経済規模?
■ミクロ・マクロ両面で経済を「拡張する」革命
■分人経済:多面性が生むクリエイターエコノミーの究極形
はじめての分人経済学
アバター経済圏
メタバース×ファッション
Skebのアバターポートレート経済圏
分人経済が人々のクリエイター化を加速する
アバターワークなら在宅で接客業ができる
分人経済で一番重要なこと
■超空間経済:経済が地球の空間の限界から解放される
はじめての超空間経済学
都市のデジタルツイン化
心象イメージによる超空間デザイン
ワールドの広告表示権が巨大産業になる
メタバース×地方創生
メタバース×学術
個人クリエイターによる超空間革命
■メタバースで生まれる職業
3Dクリエイター:メタバース世界の創造神
メタバースイベンター:仮想空間の人流をコントロールする存在
メタバース接客業:仮想空間での触れ合いが価値になる
■経済の新しいかたち
■■第7章 身体からの解放
■生まれ持った肉体を「脱ぎ捨てる」
■ファントムセンス概論
「ファントムセンス」とは何か
メタバース原住民たちは何を感じているか
ファントムセンスの原理:クロスモーダル現象と共感覚
■ファントムセンス実態調査
どんなファントムセンスを感じるか:触覚が45%
ファントムセンスを感じる部位:頭・顔が90%
ファントムセンスとスキンシップ文化
ファントムセンスの鍵は「想像力」?
強くなる感覚と弱くなる感覚
ファントムセンスを「生やす」方法
■触覚スーツ
■BMIによる「フルダイブVR」
「BMI(ブレイン・マシン・インタフェース)」とは
「ニューラリンク」の革命と「フルダイブVR」の夢
■私たちの新しい身体
■おわりに
鏡の中の「私」へ
ホモ・メタバース――肩を寄せ合い、手と手をつないで
メタバースが広まるために本当に必要なこと

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【とても良かった】読まないともったいない本。 ● メタバース=一部の意識高い方々のあおり、と思っていました。必要としている人がいる大事な世界、と感想が変わる。 ● 技術文化経済哲学と論点が広く、とても深い。ユーザーならではの視点。 ● 現実世界のアイデンティティは与えられたものである一方、メタバース=自分で獲得したアイデンテティ、という価値観がとても心に響きました。 ● 主要メタバースサービスの違いが判る。 ● アバターを個人で作成するのに意外と技術ハードルが高いらしい。現在の技術的立ち位置がわかる。 (参考:honto)

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質・量ともにとても良く、充実した内容です。数分メタバースのデモ動画を観たりすると理解したと思いがちですが、この本を読む限り、実際にメタバースに入り込んで活動するようになると、かなり違った世界に見えるようです。 (参考:honto)

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発売前にあらかじめ原稿を読ませていただいた上で『メタバース進化論』著者のバーチャル美少女ねむさんにお話をききました。
──ねむさん、よろしくおねがいします。『メタバース進化論』はどんな本なのか教えてください。
【バーチャル美少女ねむ】
 よろしくお願いします。この本は、メタバースに興味を持った幅広い読者の方を対象に、現在のメタバースの真の姿、そしてその革命性をわかりやすく伝える「メタバース解説書の決定版」を目指して執筆しました。
メタバースの原住民である私の実地調査と、1200人の原住民を調査したアンケート結果を基に、かつてないメタバースの「リアル」をお届けします。
──ねむさんとしては、本書のどこに注目して欲しいですか?
 ブーム以来、投資目線でメタバースが注目されて、様々な思惑や情報が飛び交っています。しかし、実際にそこで人生を送っている私たち「メタバース原住民」からすると、それらの情報は実態とあまりにもかけ離れています。
本書の前半1~3章では、メタバースとはなんなのか? 馴染みのない方にもわかりやすいように、その真の姿を説明します。後半は、メタバースのもたらす革命性を順を追って解説します。
メタバースを体験したことのない方に特に注目してほしいのは4章「アイデンティティのコスプレ」です。
メタバースで、現実とは違う「なりたい自分になれる」とは一体どんなことなのか? どんな革命を我々人類にもたらすのか? 読者の方が自分自身をどうデザインして生きていきたいか、考えるきっかけになればと思います。
──世間では、メタバースにVRゴーグルが必須なのかどうかについて、まだ定義が揺れているように感じます(「アクセス性」の話との矛盾など)。ねむさんはどう思いますか?
 世間的にそこは大きく揺れていますね。
本書の定義では手段のひとつとして「VRによる没入手段が用意されていること」を不可欠な要素としています。
スマホやPCなど必要に応じていろんな手段でメタバースに入ることができるにせよ、親密なコミュニケーションをしたり、じっくりメタバースを楽しみたいような局面ではVRでメタバースに入って没入体験ができる、ということです。
そうでなければ、人生を代替できるような充実感のある体験になりえないと私は考えています。
——ちょっと確認しておきたい点があるんですが…。今メタバースに住んでいる人たちはこの物理世界はもはやどうでもよくて、メタバースに行ったっきりでもよい、という感覚なのでしょうか?
 それについては、必ずしもそうではないと思います。私自身の感覚としては、メタバースでの人生が充実することで、物理現実の人生も豊かになっていきます。
 例えば、物理現実では出来ないこと、やってみたいことに、メタバースなら挑戦できるという事はあると思います。
 私の場合は「美少女アイドルとして活動する」がそれにあたります。また、物理現実とは一線をおい���世界だからこそ、自由に色んなことを周りの友人に相談できたりする側面もあります。
 物理現実とメタバースをいったりきたりすることで、色んな「自分」を切り替えることができます。そのことにより、物理現実も含めて人生がより立体的になり、充実したものになっていくのではないかと私は考えています。
——メタバースで生活するという感覚に乗っかれる人は今後どれくらい出てくるのでしょう?
 現在メタバースで生活している人は、特定の目的(技術やコミュニティへの興味など)があったり、特別な事情(心身の性別の不一致とか)があったりという場合がほとんどです。
 そうではない普通の人が使い始めるポイントは、メタバース内で本格的な経済が回り始めた瞬間になると思います。
 本書で解説したとおり、現在のメタバースの経済性は試行段階で、それにはもう数年~十数年の時を要するでしょう。しかし、ひとたびそのポイントをすぎれば、一般の人にもメタバースに入る強い動機が生まれます。現在誰もがスマートフォンを持っているように、誰でも当たり前に人生の一部をメタバースで送るようになるでしょう。
——となると将来は、現実世界を意識せずに生活していくことが可能になったりするのでしょうか。
 現在の技術はVRゴーグルでメタバースに入るのが精一杯なので、当分は難しいでしょう。しかし、BMI(脳・コンピューター間インターフェース)が将来的に実用化されると、究極的には全感覚でメタバースに没入し、物理現実を全く意識しないでそこで生きていくことができるようになります。
 ただし、技術的な壁は大きく、私たちが生きている間には民生レベルで実用化されることはないでしょう。その辺りも本書で詳しく解説しています。
——メタバースが理想を実現する世界なのだとしたらそこで生活している人たちから見ると、現実世界はどういう風に見えるのでしょうか?
 メタバースに一度慣れてしまうと、移動の不便や姿の不自由さなどの理不尽が多く、物理現実はとても不自由なものに感じられます。ただし、やはり現時点ではVRゴーグルを通したものなので、メタバースに365時間24時間没入するのは不可能ですし、ご飯の美味しさや触覚の臨場感は物理現実の方が上回っています。双方を簡単に行ったり来たりできるのがメタバースのいいところだと思うので、両方のメリットを使い分けていくのが今後の人類のスタイルになっていくのかな、と私は考えています。
——メタバースが何を達成したら人類の進化といえるんでしょう?
 本書で紹介したような「メタバース原住民」の生活・文化・可能性を見る限り、もはやそれは現生人類のスタイルからは大きく逸脱しています。私は、すでに進化は始まっていると考えています。生まれたままの肉体から解放された、「アバター」という新しい身体。それで生活する人類はもはや新たな人類である、と言えるのではないでしょうか。
——ソーシャルVR国勢調査によれば、メタバースで恋に落ちたことのある人の割合は40%とのことです。そして30%はVR内で恋人ができたことがある。一方、物理世界でのマクロミルの調査によると、いわゆるマッチングアプリでの成功率は約40%(※)。単純な比較はできないと思いますが、それにしてもなかなかすごい数字だと思います。メタバースには恋に落ちやすい要素があるのでしょうか。(※=マクロミル2018年5月15日発表データより)
 物理現実だと、年齢・性別・立場の壁があって、だれとでもすぐに仲良くなるのは難しいのではないでしょうか。メタバースではそういった壁が取り払われて、心の距離が近づきやすくなることはデータにもはっきりと現れています。
 特に、恋に関しては物理現実と違い、性別の垣根が取り払われる傾向があるのがメタバースでの恋の特性です。そういった要素が、メタバースで恋に落ちることを促しているというのは考えられると思います。
——人が操作するアバターとNPCの区別がつかなくなる未来は訪れるでしょうか? そうなったら、ねむさんは恋愛相手がAIでも良い?
 そんなことは絶対ないと思います。2000年代初頭からの第三次AIブーム(機械学習)で明らかになったのは結局「我々人類の知性の深淵は予想以上に深かった」「AI=人工の『知性』は現在の人類では全く作ることができなかった」ということです。現在「AI」と呼ばれているものは、本来の意味での知性でもなんでも無く、AI研究の結果うまれた機械学習による効率化技術に過ぎません。
 一方でメタバースは、言ってしまえば、機械学習による「効率化」とは真逆の技術です。人間らしい非効率的なコミュニケーションをオンラインで行うことができる、という所にメタバースの価値の本質があります。機械学習によりさまざまなことが自動化できるようになったからこそ、自動化できない非効率性・アート性の価値が高まっています。それをオンラインで加速させるための技術こそがメタバースなのです。
──ねむさんの今後の活動予定について教えてください。
バーチャル美少女ねむ 思いついたことはすぐやる! が信条なので、基本的にすぐに思いつくことはやってしまった後なので、今後の予定は一切ありません。
メタバースの世界は進化が早すぎて明日の予想など誰にもできません。これからも常に新しいこと、昨日の自分が予想できなかったことがメタバースで生まれ続けていくでしょう。これからもそれに挑戦し続けていきたいです。
──本日はありがとうございました!
(了) (参考:honto)

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(引用元Amazon)

 
著者略歴

著:バーチャル美少女ねむ
メタバース原住民にしてメタバース文化エバンジェリスト。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber。VTuberを始める方法をいち早く公開し、その後のブームに貢献。2020年にはNHKのテレビ番組に出演し、お茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにも関わらずオリジナル曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。作家としても活動し、自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はAmazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位を達成。フランス日刊紙「リベラシオン」・朝日新聞・日本経済新聞など掲載歴多数。VRの未来を届けるHTC公式の初代「VIVEアンバサダー」にも任命されている。


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Token Economy: How the Web3 reinvents the Internet (Token Ec...

This is the second edition of the book "Token Economy" originally published in June 2019. The basic structure of this second edition is the same as the first edition, with slightly updated content of existing chapters and four additional chapters: "User-Centric Identities," "Privacy Tokens," "Lending Tokens," and How to Design a Token System and more focus on the Web3.

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Part one outlines the fundamental building blocks of the Web3, including the role of cryptography and user-centric digital identities. Part two explains Web3 applications like smart contracts, DAOs & tokens. The last two parts of the book focus on tokens as the atomic unit of the Web3, explaining the properties and functions of money and outlining the emerging field of decentralized finance (DeFi) that might power a potential future digital barter economy. Use cases such as asset tokens, purpose driven tokens, BAT (Basic Attention Token), social media tokens (Steemit, Hive and Reddit), privacy tokens, and stable tokens are explored, including the role of CBDCs (Central Bank Digital Currencies) and Facebook's Libra.

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About Tokens: Tokens - often referred to as cryptocurrencies - can represent anything from an asset to an access right, such as gold, diamonds, a fraction of a Picasso painting or an entry ticket to a concert. Tokens could also be used to reward social media contributions, incentivize the reduction of CO2 emissions, or even ones attention for watching an ad. While it has become easy to create a token, which is collectively managed by a public Web3 infrastructure like a blockchain network, the understanding of how to apply these tokens is still vague. This book attempts to summarize existing knowledge about blockchain networks and other distributed ledgers as the backbone of the Web3, and contextualize the socio-economic implications of the Web3 applications such as smart contracts, tokens, and DAOs to the concepts of money, economics, governance and decentralized finance (DeFi).

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Web3 基礎から学ぶ「新しい経済」のしくみ (60分でサクッと身につくビジネス教養)

現代のビジネスパーソンが身に付けるべき教養をぎゅっと凝縮!

※この電子書籍は、「固定レイアウト型」で配信されております。説明文の最後の「固定レイアウト型に関する注意事項」を必ずお読みください。

―――――――――――――――――
世間をにぎわせている最新テクノロジーが、60分でさくっと学べる。
前提知識を持っていない人でもわかるような丁寧な解説を心掛けています。
―――――――――――――――――
最近トレンドになっているWeb3は、GAFAが中心となっているWeb2.0の次のインターネットの仕組みとして期待されています。
中心となっているのは非中央集権という考え方ですが、独自用語が多いのが難しいポイントです。
本書では重要な用語である「仮想通貨」「メタバース」「NFT」からわかりやすく解説しているので、Web3全体の考え方まで身に付きます!

※カバー画像が異なる場合があります。

●目次
Part 0 Introduction
Part 1 Web3の構成要素
 Chapter 1 DeFi(分散型金融)
 Chapter 2 NFT
 Chapter 3 メタバース
 Chapter 4 GameFi
Part 2 Web3を支えるシステム
 Chapter 5 二大仮想通貨と基本原理
 Chapter 6 Web3時代の先進的な仮想通貨・サービス
 Chapter 7 規制についての動き
Part 3 Web3のこれから
 Chapter 8 Web3の可能性

固定レイアウト型に関する注意事項(必ずお読みください)
この電子書籍は、全ページ画像の「固定レイアウト型」で配信されております。以下の点にご注意し、購入前にプレビュー表示をご確認の上、ご購入ください。

■使用できない機能
・文字拡大(ピンチイン・ピンチアウトは可能ですが、画面におさまらない場合は画面をスワイプ)/文字のコピー/マーク/ハイライト/文字列検索/辞書の参照/Web検索/引用

■推奨環境
・タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末
・Wi-Fiネットワーク経由でのダウンロード(Kindle端末の場合)

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本書はWeb3の基礎の基礎+アルファといった本です。「ビジネス教養」書という位置づけです。完全初心者が60分で学べる内容ですから、それなりのものと考えることができます。「とはいえ、説明する内容は本格的」とあるだけあって、ざっと通読することもできますが、突っ込んで深く考えることもできる内容です。

そもそもWeb3自体、固まった定義がない状態にあるといいます。最新最前線の世界を取り扱おうとするとそういうことになるのでしょう。それでも「はじめに」に次のように説明されています。《仮想通貨(暗号資産)に代表されるブロックチェーンという技術が、十数年をかけて着実に進化してきました。その ブロックチェーン技術が生み出すサービスを総称してWeb3 と呼んでいます》。

どのようなサービスかというとDeFi (分散型金融)、NFT (取引履歴を保証するデジタル技術)、メタバース(三次元仮想世界での交流)、GameFi(ゲームの中で収入を得る仕組み)といったものです。

本書では、これらの新しいサービスの1つ1つについてその実態を、事例を交えて説明しています。そして、その説明にあたってはブロックチェーン技術の発展の歴史、技術の構成、どういうブレークスルーがあったのか説明が加えられます。専門用語もでてまいりますが、既知のものとして扱われずに説明されますので、完全初心者でもついていけることと思います。また「本書に関する問い合わせ」もできるよう配慮されています。

本書は3パートになっています。「Part 1 / Web3の構成要素」では、先にあげた4つのサービスが詳述され、「Part 2 / Web3を支えるシステム」では、二大仮想通貨と基本原理 と題してビットコインとイーサリアムがとりあげられます。「Part 3 / Web3のこれから」では、Web3の可能性が語られます。

イラストが多用されレイアウトも読みやすいものです。60分で「身につく」かどうかは人それぞれに思いますが、通読は完全初心者でもできそうです。 (参考:楽天)

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Web3.0・メタバースの本「新書一覧(2021年、2022年刊行)」

以下がWeb3.0・メタバースの本の新書(2021年,2022年発売)の一覧(発売日の新しい順)です。

(2024/09/08 10:37 更新)
製品価格
20,171円
(+202pt)
1,650円
1,650円
アートが変える社会と経済
発売日 2023/08/04
倉田陽一郎 (悟空出版)
総合評価
(5)
1,980円
1,584円
1,584円
1,650円
1,320円
1,320円
AI×Web3の未来 光と闇が次世代の実業に変わるとき
発売日 2023/07/21
大河原 潤 (エムディエヌコーポレーション(MdN))
総合評価
(5)
2,200円
2,156円
2,200円
498円
498円
580円
Web3: The Insights You Need from Harvard Business Review (HBR Insights Series)
発売日 2023/06/27
Review, Harvard Business, McAfee, Andrew, Roberts, Jeff John, Blackman, Reid (Harvard Business Review Press)
8,404円
4,063円
498円
 

Web3.0・メタバースの本「Kindle Unlimited 読み放題 人気本ランキング」

「Kindle Unlimited」は、Amazonの定額本読み放題サービス。

最近はKindle Unlimitedで読める本もどんどん増えており、雑誌、ビジネス書、実用書などは充実のラインナップ。

以下がKindle Unlimitedで読み放題となるWeb3.0・メタバースの本の一覧です。

30日無料体験も可能なので、読みたい本があれば体験期間で無料で読むことも可能です。

(2024/09/08 10:36 更新)
Rank製品価格
1
1,056円
2
902円
3,000円
3
665円
4
398円
5
398円
6
350円
7
500円
8
298円
9
400円
10
398円
 

おまけ:本より高コスパ?「Udemy Web3.0・メタバースおすすめ講座」

UdemyではWeb3.0・メタバースを基礎から応用までトータルで学べる学習講座があります。

こちらが、セール時には2千円程度で購入可能で、講座によっては本よりコスパよく学習が可能です。

講座は、買い切り型ながら更新あり、質問可能、30日間返金も可能、という本以上の手厚いサポートがあるのが魅力。

以下の表が、Web3.0・メタバースの学習講座例。セールの場合、かなりおすすめなのでぜひトライしてみください。

人気
Rank
学習コース評価
1
(4.3)
総評価数 1425件
2
(4.1)
総評価数 1726件
3
(3.8)
総評価数 6565件
4
(4.5)
総評価数 274件
5
(4.7)
総評価数 57件

 

関連:「ブロックチェーン」「NFT」の本

以下では、同様に「ブロックチェーン」「NFT」に関する本も紹介しています、合わせてのぞいて見てください。

 

いじょうでっす。

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