最近気になっていた商品、新型Surface Pro(サーフェイスプロ)購入してきました!
かなりお得にゲットできたと思うので、その経緯や、シリーズ商品との比較検討をした情報をお伝えしていきます。
なぜSurface Pro?
ゲームをプログラムしてると思うことがあるんです。
「リソース(絵)作れないと、ゲーム丸ごと自作って結局できないんだよな・・」と。
絵師さん探せよとか、今は外注もしやすいとか、はあるんですが、やっぱりすべてを自分の好きに・自由に、ゲーム作りができたいので、ある程度絵を描けるようになりたいんです。
そんなわけで、数年前にペンタブを買いました。定番ワコムのペンタブ。
うむ、価格の割に悪くない。描き心地は良好。しかし・・やはりこの描画先と手元が別という感覚がいまいちしっくりこない・・。
そう、液晶タブレットなら問題はない。液タブ試した時の快適さ、アレが欲しい・・。
そんな思いを抱えたままのある日、電気屋さんにて、Surface ProにSurfaceペンでお絵かきが試せる試用機がありました。ペンは、筆圧も傾きも検知する。これ・・液タブじゃん。もはや、タブレット端末が液タブになるときが来たんだと確信した時でした。
Surfaceのもともとのイメージは、モバイル性の高いタッチパネル付きのノートPC。ちょうどノートPCも古くなってきてたんで、ノートPC買い替えもかねて、Surface買っちゃえばいいんじゃない?でもまぁまぁ高いんだよな・・と二の足を踏んでいた折、ちょうどよくTwitterでフォローしているゆきの野望さんから、こんなツイートが流れてきました。
#surface のお陰でほんとに絵を書くのが楽しくなった!ありがとう #microsoft 。
— ゆきの野望 (@Yuki_no_yabo) 2017年10月8日
・・よし、買おう。完全に(勝手に)後押しされました。
ということで、お絵かき機能とノートPC両方を備えたマシンとして、いざ購入。という運びとなったのでした。
Surface Pro, Surface Laptop, Surface Bookと比較
一口にSurfaceといっても、いくつかシリーズがあります。Surface Pro, Surface Laptop, Surface Book。以前試用できたのはSurface Proです。一応それぞれと比較も行ったので、比較内容を簡単に一覧にしてみましょう。
項目 | Surface Pro | Surface Laptop | Surface Book |
---|---|---|---|
発売日 | 2017年6月 | 2017年7月 | 2016年2月 GPU強化型2017年4月 |
タッチパネル | 可能 | 可能 | 可能 |
タブレット取外し | 可能 | できない | 可能 |
モニター角度調整 | 後ろのスタンドで行う(△) | 可能 | 可能 |
Surfaceペン筆圧精度 | 4096段階 | 1024段階 | 1024段階 |
Surfaceペン傾き検知 | 可能 | 不可 | 不可 |
価格帯(定価) | 105,800円~ 315,800円 まで幅広いモデル (キーボード別) | 126,800円~ 146,800円 | 200,664円~ 422,064円 |
CPU | Core m3 Core i5 Core i7 | Core i5 | Core i5 Core i7 |
価格は定価なので市場価格としては、発売日に応じて下がってきており、特にSurface Bookはかなり下がってきています。古いモデルは生産も終了しだしています。
今回の購入で最大のポイントは、「お絵かきにも利用すること」でした。
そのためSurface Laptopはタブレットとして取外し利用ができないので早々に除外。最も新しくかっこよく価格帯もいい具合の、いいノートPCではあったんですが。
そしてSurface ProとSurface Book。実はこれらは、結構迷いました。その理由が、Surface Proの「モニター傾き調整を後ろのスタンドでする」という点。Surface Proはあくまで本体はタブレットPCで、ノートPCのような作りにはなっていないのです。
店員さんからも、Surface Proはひざの上などで比較的使用しにくいというアドバイスを受けました。ノートPCとして利用することも考えているので、あらゆる場面・ひざの上などでも使いやすくはあって欲しいが・・。
その点Surface Bookは角度調整もできるし、タブレット利用もできる・・。だがしかし、Surface Bookは現在だとお絵かき向けの仕様が充実していませんでした。最新のWindows Inkというタッチペンの対応性能が、Surface Proより圧倒的に劣る。筆圧の段階数も少ないし、傾きも検知しない。(上記表参照)
ということで、モニターの傾き調整と、お絵かき性能を天秤にかけて迷いましたが、元々の目的「お絵かき利用」を重視してSurface Proを購入にいたりました。
Surface Proのスペック比較
Surface Proの中にも、スペックに応じた機種がいくつか存在します。こちらも簡単に一覧してみましょう。
型番 | FJR-00014 | FJT-00014 | FJX-00014 | FJZ-00014 | FKH-00014 | FKK-00014 |
---|---|---|---|---|---|---|
CPU | 第7世代 Core m3 | 第7世代 Core i5 | 第7世代 Core i5 | 第7世代 Core i7 | 第7世代 Core i7 | 第7世代 Core i7 |
SSD | 128GB | 128GB | 256GB | 256GB | 512GB | 1TB |
メモリ | 4GB | 4GB | 8GB | 8GB | 16GB | 16GB |
価格 (税抜き) | \105,800 | \126,800 | \146,800 | \190,800 | \259,800 | \315,800 |
欲しい機種はほぼ決まっています。ミドルモデルのFJX-00014(Core i5、メモリ8GB、SSD 256GB)のもの。表をみてもらうと分かる通り、このミドルモデルの上のモデルからガツンと価格があがっていくんですよね。とはいえ、お絵かきもするのに、メモリ4GBじゃ心許ないですし、ましてストレージ128GBはOSでも容量を喰うこと考えるとこちらも心許ない。ということで、スペックとコストのバランスをとれているミドルモデルが最適かなと思いました。
というか、このモデルをメインに売ろうとしてるんじゃないかというくらい、これがすごくバランスがいいですよね。実際、価格.comや店頭でもこのモデルがやはり一番人気のようでした。
お得に買うには?最終的に14万6千円程度で、ミドルモデルとタイプカバーとSurface Pen付きでゲット
ここからは、実際に購入したときの店頭の価格具合をレポートしていきます。かなり割安で手に入ったと思っています。
ちなみに、目的のモデルFJX-00014は、定価は税込みだと158,544円、となります。ただし、今回はこれに付属品として、「タイプカバー(16,400円相当)」(要はキーボード)と、「Surface ペン(11,800円相当)」を購入する前提となっています。ノートPCにもお絵かきマシンにもするために必須のオプションです。
価格.comで作戦を立てる
まずはやっぱり価格.com。ここでみる最安値は消費者の武器になりますからね。まずチェックです。
価格.comをみてみると、その時点では最安値は税込み約129,000円。その最安値にほぼ近い価格で販売している実店舗が近所(池袋)にあったのでそこを第1候補として、あとは大手家電量販店とお話してみて様子を伺おうという算段で出発しました。
価格.com Surface Pro FJX-00014のページ
ヤマダ電機(LABI)池袋へ
まずは、ヤマダへ。池袋は、日本総本店で一応やる気が違う・・はずです。
店頭表示価格は、税抜き139,800円、税込み150,984円、ポイント11%。
ポイント込みで、実質税込み134,000円程度。価格.comの+5,000円くらい。んー、まぁまずはそんなもんですかね。
と思ってみていたら・・その横には「お得なセット価格」の文字が。
んんん?なんのセットだ?
店員さんに聞いてみると、なんと「本体とタイプカバー(キーボード)」のセット価格でした。
タイプカバーは単体で16,400円するため、実はこれ相当お得!とのこと。
タイプカバーは必須購入品であるためありがたい。これだと本体価格はタイプカバー価格まるごと引いたのと同じ価値なので、実質117,000円程度!!
こ、これはたしかに安い。ヤマダ電機なかなかやるな・・。
とは思いつつも、平然を装いながら、一応ここから値段が下がるか聞いてみる。一応。
そうすると、さらに2,000円なら下げられるとのこと。
本体価格実質115,000円!!
「なるほど、これは買ってもいいかもしれません。」と店員さんに伝えつつも、「でも、他の店舗も見てみる決まりなんで・・笑」と、早くも想定よりかなり安い価格がでたが、保留としてヤマダ電機を一旦あとにしました。
ビックカメラ池袋へ
続いては、ビックカメラ。こちらも実はビックカメラ日本本店なので、やる気が違う・・はず。でも池袋ビックカメラって特に大きいとかゆう印象はないんですよね・・。
こちらの店頭表示価格は、税抜き139,800円、税込み150,984円、ポイント10%。
ポイント込み135,000円程度。そしてこちらにもセット価格との文字が。
やはりライバル、ほぼヤマダと同じ流れか?と思いながら詳細を聞いてみると、このセット内容、「ウイルスバスター」とのセット価格です、とのこと。
い、いらない・・
あまりの期待はずれ感に、1秒ほど言葉を失いましたが、「なるほど、ウイルスバスターいらないんで別の割引にできますか?」と相談してみると、ウイルスバスターソフト分程度で6千円程度は値引きできるとのこと。
うーん弱い。ヤマダ電機に圧倒的に及ばない。
ということで、ヤマダ電機の価格の全貌をビックの店員さんにもお伝えしました。そうすると大分驚いていたようで、やはりヤマダ電機のあの価格は相当お得だったらしい。
上司にかけあうこと5分、最終的な提示は、ウイルスバスター分6千円引いた価格にポイント15%付け!
計算するとこれは、実質本体価格は約122,000円程度。これにUSBハブなどの付属品もつけてくれるとのこと。
うむ、元々の提示より1万円以上安くなって、かなり頑張ってくれた。ありがとう店員さん。
だがしかし、ヤマダ電機には及ばない・・。「頑張ってくれて本当にありがたいんですが、残念ながらヤマダに行かざるを得ません」とメッセージをお伝えしてビックカメラを後にしました。
ヤマダ電気(LABI)に舞い戻る
もう大体相場というか、限界はわかってきた。当初の第1候補は本体税込み130,000円程度、きっと本体実質115,000円に及ぶことはないだろう、と結論づけ、(もう交渉にも疲れてきたので)ヤマダに決めることにしました。
先程訪れてからからたった1時間程度で華麗にヤマダへ舞い戻る。
だが、そこには、先程みたはずの店頭表示価格(セット販売文字付き)の札がない・・。どうゆうことだ。
先ほどと同じ店員さんに話を聞いてみると、つい今しがた、さっきのセット販売を終了したとのこと!!
なんてこった・・。やはり、あれは相当お得だったらしく、期間限定的な意味合いもあったようなのです。
えーーー、愕然としていると、先程結構話しこんで、「後で買いに戻ってくるかも」、と言づてしていったおかげか、他の店員さんにかけあってなんとか先ほどと同じセット価格、割引込みで可能としてくれました。
あ、あぶなかった。ビックカメラであと15分粘っていたら、もう無理だったでしょう。本当についいましがた終わったばかりだったからこそ、対応が可能だったようです。
ということで、ヤマダ電機で購入しました。
最終的な価格
ということで、最終的にかかった費用のレポートが以下です。
- 「Surface Pro FJX-00014」「タイプカバー(黒)」のセットが137,800円、税込み148,824円
- ポイントが11%ついて15,158ポイント付与
- 「Surface Pen」11,800円、税込み12,744円をポイントで全額支払い
- ポイント2,414ポイント余る
ということで、最終的には
「Surface Pro FJX-00014」「タイプカバー(黒)」「Surface Pen」のセットで実質146,410円
でした。本体が実質約115,000円というとお得さが伝わりやすいかもしれません。
ということで、家電量販店でもポイントと、セット販売などのチャンスを活かすことでネット上より大幅に安い価格で購入することが可能なことが実証されました。
また、今回は、ヤマダがかなり安くなっていたので、割合店頭表示価格から大きくは変わらずに購入していますが、ビックカメラでは他店舗情報を伝えることで大分下げてくれることも実証できましたね。
PCなどのお高い商品は、こういった行動で数万円単位で変化する可能性のあるものです。体を使ってお得にゲットしましょう笑。
まとめ
以上、Surface Pro購入にあたって、各種モデルの比較と、実際に購入した際の金額やフローをレポートしました。モバイルノートPCとしても、お絵かき液タブとしても使い倒していきたいと思います。
軽く使ってみて、お絵かきの感覚は良好、ノートPCとしてのスペックも十分なので性能も問題無しで、快適です。モニター角度調整はやはり微妙なところですが、これからしばらく使って慣れるかどうか様子見たいと思います。
いじょうでっす。
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