Google Home(グーグルホーム)を導入したら、やっぱり「音声で家電操作」「スマートホーム化」したいですよね。
日本でも、Google Homeとともに音声操作、スマートスピーカー対応製品がどんどん増えています。
ということで、こちらでは、Google Homeから音声操作可能な家電やスマートデバイスを具体的に紹介していきまっす。
最近の更新
- 2018/08/07 スマートリモコン「LS Mini」実利用とともに情報更新
- 2018/09/05 sRemo-R2の内容を更新
- 2018/09/20 LIFX スマートLED電球、Magic Hue Wifi スマートLEDを追加
- 2018/09/20 TP-Link Kasa スマート LED ランプ、ソニー マルチファンクションライトを追加
- 2018/11/11 アイリスオーヤマのLED電球、アイリスオーヤマのシーリングライトを追加
- 2019/01/25 スマート家電リモコン RS-WFIREX4が発売
- 2019/02/19 +Styleのスマートホームカメラ、スマートセキュリティカメラを追加
Contents
Google Home(Googleアシスタント)によるスマートホーム化概要
Google Homeは、このページを見ている方ならご存知だと思いますが、Google製のスマートスピーカーですね。一声かければ、音楽を聴いたり、様々な情報を得たりすることができます。
そんなGoogle Homeの1つの大きな役割として期待されているのが、スマートホームハブ(ホームゲートウェイ)としての用途。つまり、「家電を始めとする、様々なネットワークでつながった機器(IoT機器)を、声で操作する起点となる役割」です。
実際にはGoogle Homeに搭載されているAI「Googleアシスタント」が各種IoT機器とつながり操作可能としますので、Google HomeにかぎらずGoogleアシスタントが搭載されている製品が、スマートホームハブとなりえます。
日本では欧米よりスマートホーム化の流れが遅く、対応製品が少ないのが現状ですが、これから対応製品が増えていくことは明らかで、既に対応している製品もいくつか出てきています。
以下で、現状使える・予定されているGoogle Homeを経由したスマートホーム(家電操作)製品を見ていきましょう。
テレビや再生動画の操作
Chromecast(クロームキャスト)
Chromecastは、Google製の動画ストリーミング再生デバイスです。TVに接続することでネットワークにつながり、各種動画サービスの再生が可能となります。こちら↓。
Chromecastを使うことで、動画再生はもちろん、以下の様なことが可能となります。
- テレビ電源操作
- YoutubeやNetflixなど動画サービスの再生・操作
- Google Photosの写真などの表示
テレビ電源操作は、HDMI連携によるもので、赤外線リモコンのような細かな操作はできませんが、テレビ電源をオン・オフしたり、HDMI出力に合わせて入力切替を行うことが可能です。
(※この操作を行うには、テレビ側で「HDMIによる操作許可」のような設定が必要となります。)
Google Homeからは、「〇〇の動画流して」というだけで、テレビ電源オン、入力切替、動画再生まで行ってくれるので、各動画を見るのが手軽になること間違いなしです。
Google Homeから操作する際の具体的な音声操作例は以下のようなものとなります。
できること | 音声操作例 |
---|---|
Youtube動画再生 (デフォルト) |
「かわいい犬の動画再生して」 「マリオオデッセイの動画流して」 「ヒカキンの動画再生して」 |
Netflix動画再生 | 「Netflixでウォーキング・デッド再生して」 「Netflixで化物語再生して」 「Netflixで進撃の巨人再生して」 |
動画再生中操作 | 「30秒早送りして」 「一時停止して」 「次の話にして」 「一つ前の話にして」 「止めて」 |
GooglePhotosの写真表示 | 「写真見せて」 「札幌の写真見せて」 「(人物名)の写真見せて」 |
動画は、上記のようにYoutubeなら「ヒカキン」のような固有名詞も認識しますし、「次の動画」などでチャンネル内の動画操作も可能です。
Netflixでは、動画を停止して、別の動画等を再生しても、同じ作品を再生すればしっかり続きから再生してくれます。ドラマやアニメが、一声でいつでも気軽に続きから再生&停止が可能なのが魅力的ですね。
Google Photosは無料で使える写真保存クラウドストレージで、小さければ動画も保存できる便利なサービスです。写真のバックアップついでに、この機に使ってみて、Google Homeから手軽に写真を見てみるのもいいかもしれませんね。
ChromecastはGoogle Homeでテレビ周りのスマートホーム化を進めるなら是非導入したい一品です。以下でも詳しく紹介しています。
スマートライト(照明)
スマートホーム製品としてまず挙げられるライト(照明)。Google Homeも対応しています。
海外販売製品を含めると対応製品は多くありますが、こちらでは日本で正規販売している製品に絞って紹介していきます。
Philips Hue照明
スマートライトの代表格、Philips Hue(フィリップス・ヒュー)のライトです。最近ではテレビ等でも取り上げられ、認知度も上がっていますね。
Philips Hueのライトは、ブリッジ(ハブ)といわれる無線接続を中継してくれる機器が必要で、上記の製品はそのブリッジも込み込みのセット製品です。そのため少し割高なのがネックです。
最近では、ブリッジ不要の製品も増えてきており、そちらのほうがコストを抑えてスマートライト導入が可能です。以降で紹介しているので参照ください。
導入コストは高いPhilips Hueライトですが、スマートライトの先駆けとして多くのユーザーに使われた安定な動作、多機能な利便性を備えた製品となっています。
上記は白色・暖色系の調光のみに対応したランプですが、カラフルな色に対応したランプ↓もあります。
カラフルなランプ導入の場合でも、ブリッジは共通のもの1つで可能、ランプのみを買い足せばOKです。
LIFX スマートLED電球
こちらもPhilips Hueと同様に多機能なスマートライト。
1日の中でも時間に合わせて明るさを変化させたり、様々な色に変化させる製品もあります。
Hueとの大きな違いは、こちらはライト自体にネットワーク接続機能が搭載されていること。
Hueのライトの項目で触れたとおり、Hueはライト自体はネットワーク(Wifi)機能が搭載されておらず、ブリッジというデバイスが必要でした。
こちらは、そういった余計な必要物がなく、ライトのみでどのGoogle Homeからでも「ライトつけて/消して」が可能なんです。
多機能かつよりスマートに、照明環境を構築したいのに向いた製品です。
Magic Hue Wifi スマートLED(安価なスマートライト)
こちらはなんと実売価格約2,000円のスマートライトです。
しかも、Wifi内蔵型でハブ(ブリッジ)が不要で、余計なコストやデバイス配置もいりません。
当然グーグルホームからの音声操作対応はもちろん、スケジュールで調光機能や、様々調色が可能なタイプの製品もあります。
以前はスマートライトといえば「Philips Hue」でしたが、ここまで安価かつ機能性も高い製品がでてきました。
現在はスマートライト導入の敷居(コスト)が下がったことを象徴しているようなコスパが高い製品です。
TP-Link Kasa スマート LED ランプ
ネットワーク関連機器メーカーとして有名な「TP-Link」のスマートライトです。
上のリンクが単色の明るさ調整のみ、下のリンクがマルチカラーにも対応の製品となります。
こちらも、Wifi内蔵型でハブ(ブリッジ)が不要、余計なコストやデバイス配置がいりません。
単色製品の実売価格は3,200円程度、もっと安いスマートライトもありますが、安定したクオリティーの製品提供してきた「TP-Link」製品というのが大きな特徴かと思います。
本記事では、TP-Link製品としてスマートプラグも紹介しています。
そういったTP-Link(Kasa)製品で合わせて使う場合、スマホアプリやアカウント等を統一して管理できるので非常にスマートなのも魅力です。
アイリスオーヤマ LED電球
コストパフォーマンスの高い家電系製品を販売している日本メーカー「アイリスオーヤマ」のスマートLED電球です。
こちらも同様に、Wifi内蔵型のハブ不要で、この製品だけでGoogleアシスタントからの音声操作・スマホからの操作が可能です。
アイリスオーヤマからは3種類がラインナップ。
- 1番目「調光タイプ」が明るさの変更のみに対応したタイプ
- 2番目「冷暖調色タイプ」が明るさと、白色光や暖色光の色味変更可能タイプ
- 3番目「RGBW調色タイプ」が明るさと、様々な色味への変更可能タイプ
下のものほど、高機能の上位版、その分価格もあがります。
最もベースの「調光タイプ」は定価2,980円ながら、日本メーカーのアイリスオーヤマの安定した性能も期待できる、コストパフォーマンスの高い製品と言えるでしょう。
アイリスオーヤマからはLED電球だけじゃなく、次項のシーリングライトもあります。
アイリスオーヤマ シーリングライト
(上記は6畳タイプ、8畳タイプはこちら「8畳まで 調光タイプ」「8畳まで 調光・調色タイプ」)
LED電球同様、コストパフォーマンスの高い日本メーカー「アイリスオーヤマ」のシーリングライトです。
スマートLED電球は、海外製含め様々な製品がありますが、シーリングライトタイプは現状珍しいタイプです。
とはいえ、日本ではシーリングライトタイプの家のほうがむしろ多いかと思います。
せっかくスマートな照明操作をしようと思っても、LED電球タイプでは照明器具全体の買い替え等が必要な場合多いですが、シーリングライトタイプならこれ1つの買い替えとなるので非常に導入しやすいですね。
こちらも同様に、Wifi内蔵型のハブ不要で、この製品だけでGoogleアシスタントからの音声操作・スマホからの操作が可能です。
シーリングライトでは、明るさ変更のみの「調光タイプ」と、加えて白色系・暖色系の色味変更もできる「調光・調色タイプ」の2種類、それぞれに広さに応じた6畳タイプ、8畳タイプがあります。
既存のちょっと高機能なシーリングライトと比較しても、大きくコストアップなしで音声操作・スマホ操作が導入可能なのが魅力。今後の照明器具の基本の性能・コストとなりえる製品といえるでしょう。
ソニー スピーカー搭載マルチファンクションライト
なんと、シーリングライト(一般的な照明)にスピーカーが付属できるようになった「スピーカー一体型照明」です。
音楽はスマホの曲をそのまま再生や、MicroSDを指してそちらにアップロードなどして利用可能、天井から部屋全体に音が降り注ぐ形で聴くことができます。
そしてこの製品、斬新なスピーカー付きのライトなだけでなく以下のような様々な機能が搭載されています。
- 赤外線学習リモコン(スマートリモコン)機能でエアコン、テレビをスマホや声で操作
- 温度・湿度・照度センサーで環境確認
- スケジュールや明るさなどに合わせた調光
- 人感センサーで、人の出入りに合わせた制御や防犯対策が可能
- スマホアプリを経由して音声メッセージを伝えられる
どうでしょう、めちゃめちゃすごい機能性ですね。
これ一台あれば、かなりスマートホーム化が進むことは間違いないですね。
少なくとも、スマートライト、スマートリモコンの機能性は取り込み、さらにメッセージや人感センサー活用といったさらなる応用ができています。
やはり、その分価格がなかなか高めですが、余裕があればぜひ活用したい製品です。
赤外線家電操作(スマートリモコン)
赤外線家電機器は「スマートリモコン」という赤外線信号リモコンをまとめて操作可能とする製品と連携することで音声利用が可能となります。以下でGoogle Homeに対応した製品を見ていきましょう。
スマートリモコンに関しては、各機種ごとに特徴があり、詳細な比較を別途行っています。詳細比較やおすすめが気になる方は以下の記事も参照ください。
スマート家電コントローラ RS-WFIREX3
テレビ、エアコン、照明の柔軟な音声操作に対応、設定次第では他製品操作も可能です。
特徴は、「柔軟な音声操作に対応した上に、温度、湿度センサーなどもついたコストパフォーマンスの高い製品」ということです。
音声操作は、「テレビつけて」といったシンプル操作(スマートホーム操作)と、「家電リモコンを使ってテレビ4チャンネル」といった細かい操作(アクション呼出)が併用可能で、幅広く音声操作可能です。
手動学習した赤外線信号を割当てることも可能ですので、任意機器の好きな操作を音声操作対象にすることも可能です。
デバイス自体の性能としても、温度・湿度・照度センサー付きで、スマホリモコンとしてもマクロ、タイマー等十分な性能が搭載、その上比較的安価。
ということで、非常にコストパフォーマンスが高くおすすめの製品に仕上がっております。
以下で詳細な使い方紹介しています。合わせて参照ください。
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(※2019/01/25追記)
超小型で壁掛けに対応した新型のスマート家電リモコン「RS-WFIREX4」が発売されました。特に設置しやすさに重点をおいた新型機となっています。↓で紹介しています。
スマート家電リモコン RS-WFIREX4
上記スマート家電コントローラの新型製品です。微妙に名称が変わって「スマート家電リモコン」になりました笑。
以下のような部分に注力されて刷新されています。
- より小型化し壁掛け可能
- デザインを白色として壁面にも馴染みやすく
- 赤外線範囲の拡張
つまり、より設置しやすく、馴染みやすく。そしてリモコン自体の性能もアップした、バージョンアップ製品、というわけです。
とはいえ、旧製品RS-WFIREX3でも十分使えたので、設置時のデザインへのこだわりがなかったり、少しでも安価におさえたい場合は、旧型も選択肢となるでしょう。
LS Mini
2018年8月から発売された新し目の製品。テレビ、エアコン、照明はもちろん、設定次第でなんでも音声操作可能です。
現状他のスマートリモコンと比べても一押しでおすすめの製品です。
おすすめとなる大きな特徴は以下の4点。
- 温度、照度センサー、GPS情報、日時指定を活用した自動制御
- 環境最適化AIによりエアコンの自動制御
- Google Homeからマクロ(ルール)含めて様々な音声操作可能
- これら高機能搭載ながら、6,980円の最強のコスパ
ひとことでいえば、他の製品と比べても多機能、なのに安いんです。
音声操作以上のスマートな利用方法、位置や環境に応じた「自動制御」対応が豊富。「平日の夜だけ、家に近づいたら、エアコンを自動で、4時間だけオン」、なーんてことが可能なんです。
肝心のGoogle Homeからの利用では、「エアコンつけて」といったシンプル操作(スマートホーム操作)も、「リブスマートを使ってテレビ4チャンネルにして」といった細かい操作(アクション呼出)も可能。
さらにLS Miniで作成したマクロも呼出可能なので、設定次第でどんな操作もまとめて実行可能です。
現状スマートリモコン決定版ともいえるおすすめの製品です。ただし、人気のためか入荷時期がどんどん遅くなっています。気になる方は早めにゲットしておきましょう。
以下で詳しくレビューと紹介をしています。
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LinkJapan「eRemote」「eRemote Mini」
上位版のeRemoteと、簡易版のeRemote Miniがあり、eRemoteには温度センサーもついていますが、Miniにはついていないなどの差があります。
Google Homeからは、公式にスマートホームデバイス認識済みで、メニューの「スマートホーム」からJapanLinkを選択することで認識可能、シンプルな音声操作(例:「ライトつけて」など)で利用が可能です。
現状確認する限り、音声操作対象が照明(ライト)のみで、電源のオンオフのみが音声操作可能です。
ただ、手動で赤外線学習が可能なので、照明器具のオンオフに扱いたい家電の操作を設定すれば、任意の家電の音声操作が可能です。対象機器の名前は自由に付けれられるので、テレビのオンオフにしても、違和感なく「テレビをつけて」で利用可能です。レコーダーやエアコンなど他の機器でも同様です。
チャンネル変更や、音量をあげるといった操作は、「〇〇をつけて」という言葉では違和感がある操作は、Google Homeアプリのショートカット機能を利用することで快適な音声操作が可能となります。
eRemoteは、Link Japan社のeシリーズというスマートホームデバイスとも連携して、様々なスマートホーム制御を可能とする展開を見込んでいる製品です。今後の展開も期待したい製品ですね。
以下でレビューと詳細な使い方を紹介しています。合わせて参照ください。
Nature Remo(ネイチャーリモ)
(2018/07/07 Nature Remo Mini、機能性向上の情報を追記)
Nature Remoの特徴は、「最も高価ながら、その価格に見合った高機能さ」です。
Google Homeでは、スマートホームデバイス操作、アクション呼出で操作、IFTTT経由で操作という、なんと現状可能な3つの操作方法全てに対応済みです。
最も使いやすいスマートホームデバイス操作からは、テレビや照明はもちろんそれ以外の任意機器のオンオフも可能、エアコンの温度変更等の細かい操作までシンプルな音声操作で利用可能です。
アクション呼出利用することでテレビの細かい操作を、さらにはIFTTTを利用することで任意機器の細かい操作も、実現可能です。
Google Homeからの利便性だけでなく、Nature Remo自体の機能として、GPS連動や人感センサー、温度センサーなど多彩なセンサー活用した自動制御も非常に魅力的です。音声操作すら不要の快適な自動制御生活を実現することも可能でしょう。
少し他社製品と比べて高価ではありますが、それに見合った高機能なおすすめの製品です。また、センサー機能を絞った安価版Nature Remo Mini(現状直販のみ)もあります。
以下で詳しくまとめています。
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スマート学習リモコン sRemo-R, sRemo-R2
「sRemo-R」は2018年2月頃より発売製品。ただ、設定の難しさ等が不評で、メーカーもそれを受け、なんとそこから半年で次期バージョンの製品「sRemo-R2」の発売となりました。
ということで、特別な理由がない限りバージョンアップ版のsRemo-R2を対象として考えましょう。こちらでもその前提で紹介していきます。
sRemo-R2の特徴は以下となります。
- 温度、湿度、照度を使った自動制御が可能
- Google Homeからマクロを含めた音声操作が可能
- IFTTT連携で拡張的な使い方(GPS連動等)も可能
- sRemo-Rでの難解だった設定手順を簡単化
- 機能豊富ながら安価な高コストパフォーマンス
なんといっても、第一弾リリースのsRemo-Rの失敗、それを受けて改善を取り入れた製品ということで、なかなか気合が入った性能となっています。
特徴的なのは、Google Home対応はスマートホーム操作のみということ。他社製品が専用アクションで「〇〇を使ってテレビ8チャンネル」といった操作が可能な中、sRemo-R2はそちらを提供していません。
これは、単純な機能不足ではなく、sRemo-R2では、様々なボタンをスマートホーム操作用に割当できるので、そちらで利用しましょうというコンセプトのようです。
例えば、テレビ8チャンネルは、「フジテレビ」というボタンを作り、Google Homeからも「フジテレビつけて」のように利用できるといった感じです。
一度失敗したからこその改善、機能性がつめこまれた製品です。
以下でレビューしています。
sRemo-R2をチェック
スマート家電リモコン「Magic Cube」
ORVIBOというシリーズの1つでグローバルにも展開しているスマートリモコン製品となります。
特徴としては、Google Homeにはスマートホームデバイス認識型で対応しており、シンプルで直感的な音声操作が可能な点です。その上で、エアコンはエアコンタイプとして認識されているので、「エアコン24度にして」なんてことが、シンプルに実行可能なのがいいですね。
他と比べると、温度や照度などの環境センサーが非搭載な点が機能的に劣りますが、その分安価な点と、デザインアワードも受賞したスタイリッシュさが魅力です。また、リモコン学習がプリセットが豊富で手間が少ないのも良いですね。
上述したORVIBOというシリーズの一部として展開しているので、今後連携機器の幅の広がりも期待できるので、将来性の高い製品です。
以下でGoogle Homeからの使い方含めて詳細に紹介しています。
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スマートプラグ(スマートコンセント)
プラグ通電をオンオフ制御することで、様々な電気機器のオンオフが制御可能となります。
例えば、間接照明、こたつ、扇風機、換気扇、蚊取り線香などなど、通電と同時に起動が可能な電化製品のオンオフが音声制御可能となります。
スマートプラグは、海外メーカー製品も多く3ピンプラグのものもあることに注意が必要です。一般的な日本家庭コンセントは2ピンであるため、変換プラグが別途必要になります。
以下では、日本で使いやすい2ピンプラグ製品を紹介しています。
Meross 2ピン スマートプラグ MSS110
ぼく自身Google Homeと連携して利用しているスマートプラグです。日本家庭向け2ピンプラグでありながら、機能性もばっちり、そして安価という、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。
Google Homeから電源オンオフはもちろん、スケジュール設定(特定時間でオン・オフ)や、タイマーオフなども可能です。Google Homeからシーンでまとめてオンオフなんてことも可能です。
ボクは間接照明などに利用しており、ベッドライトという名前をつけて、
「OKグーグル、ベッドライトつけて/消して」
で寝る前の照明操作が音声で操作可能になっています。
以下で詳しく紹介・レビューしています。合わせて参照ください。
TP-Link WiFi スマートプラグ
同様に、日本向けに2ピンプラグで機能性の高い製品です。
Google Homeから音声操作はもちろん、スケジュール実行や外出先からコントロールも可能、さらにはランダムオンオフ機能も搭載。長期留守中などにランダムに照明をオンにして人が居る装いも可能とのこと。
高い機能性の分、他の製品よりは価格が若干高めとなっています。
他のスマートプラグ
スマートプラグ製品は他にもいくつか発売されていますが、他の多くは3ピンプラグ製品です。
ただ、そちらのほうが安価であることが多いです。その分上述もしたように2ピンコンセント利用には変換が必要になるので注意して選びましょう。
スマートロック
物理的なカギの使用や持ち運びを省略し、スマートフォン等のみで手軽かつ身軽にロック状態を管理できるスマートロック製品。こちらもGoogle Homeからの音声操作に対応している製品があります。
といっても、音声操作は、家にいるときが基本なので、誰か来たときに「ロック解除して」という感じで、あまり音声操作が活躍する場面は少ないかもしれませんね。
音声操作以上に、キーレスな快適さを求める人向けの製品です。
セサミスマートロック
日本でもGoogle Home正式対応済み、IFTTTからの利用も可能な製品です。
自動解錠や、ゲストへ解錠権限シェア、解錠・施錠履歴の確認、リモート解錠・施錠など、スマホからロックに関して高機能な制御が可能、セキュリティ向上にも有効です。
IFTTTに対応していることで、解錠をトリガーに家の灯りや家電をオンにすることも可能、カギのアンロックだけでなく、その先の家電操作まで自動にできるのが良いですね。
Google Homeや外出先から利用する場合、WiFiアクセスポイントとのセットで導入しましょう。
スマートホームカメラ
+Style スマートホームカメラ
IoT製品を多く取り扱う「+Style」の独自ブランドのホームカメラです。
Chromecastと連携することで一言で映像確認が可能、もちろん出先でスマホから確認等も可能です。
アームを自由に変形させることで自由度の高い設置が可能となっています。
また、温度・湿度センサーも付属しているので、赤ちゃんやペットの見守りにも機能性十分、それでいてネットワークカメラとしてはかなり安価なコスパの良い製品です。
+Style スマートセキュリティカメラ
同様に「+Style」の独自ブランドのセキュリティ向けのカメラです。
上記ホームカメラよりも、しっかりとした設置が可能となり、玄関やガレージ等の監視も可能です。
同様にChromecast連携で一言で映像確認が可能、もちろん出先でスマホから確認等も可能です。
暗視カメラモードや、動き・音の感知と通知も可能など、価格の割にしっかりとした機能性があるのコスパが魅力的。
以下のようなセンサー製品等も同シリーズとして、販売されており連携してホームセキュリティを高めることが可能です。
物理ボタン制御
ここまでもネットワーク機能のない機器をどうにかして音声制御してきましたが、さらには「物理的に押す」という行為自体を音声操作も可能にする製品があります笑。
当然ですが、「物理的に押す/触る」で制御できるモノは多いです。
壁の照明ボタン、お風呂の給湯ボタン、車庫の扉、洗濯機のボタン・・などなどリモコン操作が一切ない機器すらも離れた場所から音声操作が可能となる、ということですね。
原始的ですが、有効なシチュエーションは多いです。具体的な製品を見ていきましょう。
Naran マイクロボットプッシュ
Naran社の物理ボタン制御機器「マイクロボットプッシュ」です。既に第2世代となっており、初期製品より改善が進められたものとなっています。
付属の強力な両面テープによる設置を行い様々な場面に適用可能です。
スイッチを押す突起には様々なアタッチメントが付属しており、静電式(タッチ式)にも反応、押す高さを調整、マジックテープで押すだけじゃなく引く動作も可能、といった機能性があります。タイマー機能で定時実行等も可能です。
Google Homeから音声操作するには、下記の「プロタ S」というハブ製品が必要です。連携はIFTTTというサービスを介して利用します。
Google Homeの音声操作は魅力ですがハブの導入コスト(1万円弱)が高いのが難点ですね。スマホからのスイッチ操作のみであれば、ハブ無しで利用が可能です。
ハブは1つあれば、複数のマイクロボットプッシュを制御できるようになるので、気に入ったら導入してみると良いと思います。
Switch Bot(スイッチボット)
Reshare社の物理ボタン制御装置「SwitchBot(スイッチボット)」です。
強力な両面テープであらゆる場所に設置、様々な物理ボタンを制御できます。ボタンを押す突起部分が細い板のようなものを振り下ろす形式で、かなり小さいボタンを押すことも可能です。
押すだけではなく引くためのオプション製品も付属しており、押すと引く相互に行うことも可能です。静電式ボタン(タッチ式)への対応はしていません。
Google Homeや外出先から利用するには下記の「スイッチリンク」というハブ製品が必要となります。Google HomeとはIFTTTというサービスを介して利用となります。
マイクロボットプッシュと同じく、Google Homeとの音声操作は魅力ですが、ハブ導入コストが少し高めですね。単体でスマホで利用する分にはハブは不要です。
ハブがあれば、複数のSwitchBotが制御可能となるので気に入ったら思い切って導入してみてはいかがでしょう。
加湿器
Oittm 大容量スマート加湿器
正式にIoT対応されたスマート加湿器です。スマホ操作はもちろん、Google Homeからの利用もスマートホーム機器認識で利用できるので、短い簡単な音声操作「加湿器つけて」だけで操作が可能です。
加湿器自体の性能も高く、大容量3Lのタンクをもちながら本体はスマート、超音波式で非常に静音で電気代も安い、スケジュール実行等も可能、といった特徴があります。
冬場の加湿、花粉症の予防に、楽ちんスマートに加湿してみてはいかがでしょう。以下でレビュー込みで詳しくまとめています。
掃除機
ルンバ
ご存知、お掃除ロボットルンバです。
基本的にWifi搭載モデルが対応しており、ルンバ900シリーズ、890、690が利用可能なようです。
自動お掃除してくれるだけで便利なルンバですが、その起動も声でいつでも気軽にできれば、さらに便利なこと間違いないでしょう。
まとめ
以上Google Homeで操作可能なスマートホーム製品の紹介でした。
日々対応製品は増えていっており、これからもどんどん音声操作等での快適な生活が実現されていくでしょう。Google Homeの普及含め、日本のスマートホーム化はこれからますます期待ですね。新しい情報等がでたら今後も追記させていただきます。
Google Home単体でできること、競合製品の多いスマートリモコンはなにがおすすめか、なども別途紹介しているので合わせて参照ください。
以上でっす。
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