スマートスピーカーを導入してやりたいことといえば、やっぱり「音声で家電操作」ですよね。
LINEのClova(クローバ)は日本でサービス開発してることもあって、日本で多い赤外線リモコン家電に自社で対応したり、ネットワーク機能つき家電(IoT家電)操作にも対応したりと、着々と日本に最適化した家電音声操作環境を進めていっています。
本記事では、そんなClovaを使った今できる家電操作を紹介、Clovaを使ってスマートホーム化を進める具体例を紹介していきまっす。
LINE Clova(ラインクローバ)でスマートホーム化概要
LINEのAIアシスタント「Clova(クローバ)」には現状大きく2種類の家電操作方法があります。
- Clova提供の赤外線リモコンを使った家電の音声操作 (赤外線リモコン)
- ネットワーク機能を搭載したIoT家電の音声操作 (Clova Home)
1つ目は、日本でも多い赤外線リモコン家電、テレビ、エアコン、照明などの操作。
GoogleやAmazonのAIスピーカーでは、他社製の赤外線リモコン機(スマートリモコン)が必要ですが、Clovaでは自社で赤外線リモコン操作への取り組みを行っており、公式機能として提供されています。
そのため、Clova(一部機種は付属Dockが必要)だけを購入するだけで家電操作が可能、余計な機器も不要で場所も取らずにスマートに利用可能といったメリットがあります。
2つ目が、最近どんどん増えてきているインターネットに繋がる家電「IoT家電」の対応。テレビやレコーダーはもちろん、冷蔵庫や洗濯機までもインターネットにつながり、どこからでも簡単にスマホから操作や音声操作ができる機器です。
Clovaはすでにいくつかのメーカー製品に対応済み、専用音声操作で快適に利用可能です。今後はこのIoT家電が市場にも増え、Clovaでも対応家電がどんどん増えていくこととなるでしょう。
以降で上記大きな2通りの方法それぞれに対応した具体的製品を、使い方と共に紹介していきます。
Clova本体と赤外線リモコン家具操作
まずはLINE Clovaシリーズ自体に内蔵もされている「赤外線リモコン」による家電の音声操作について、製品一覧と赤外線リモコンの対応方式を一覧、その後今注目の製品を詳しく見ていきましょう。
Clova製品(赤外線リモコン機能)一覧
以下が現在発売されているClova全製品一覧です。期間限定のセール情報も兼ねているので、お得なものは注目です。
赤外線リモコン機能は、完全内蔵式と、「Dock(ドック)」という外付け製品を利用する2タイプがあります。
製品 | 総合評価 |
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Pickup:①「Clova Desk(クローバデスク)」
今最も注目の製品は、高機能な最上位機種「Clova Desk」です。
スマートスピーカーにさらにディスプレイもついて、動画再生や写真表示、LINEの表示やビデオ通話も可能。高機能ながら、赤外線リモコン機能も内蔵のなんでも入りの製品です。
問題はまぁ見ての通りの価格ですね。これだけの高機能品とあって頭一つ高価格な製品です。予算さえ問題なければ、間違いなくおすすめの製品です。
これだけ買えば、各種Clovaの機能から、家電の音声操作まですべて利用可能となります(Wifi環境だけは必要)。
Clova Deskについては以下で詳細に紹介しています。
こちらも合わせてチェック
Pickup:②「Clova Friends mini + Dockセット」
コストパフォーマンス重視であれば、「Clova Friends mini + 赤外線リモコンDock」がおすすめです。
なんといっても「Clova Frineds mini + Dock」で8,370円、公式のセット購入割引で7,400円になるという価格が魅力。
7千円強で、スマートスピーカーの導入から、音声での家電操作まで準備完了です。
小さく低価格ですが、思ったよりはスピーカーも悪くないですし、Bluetoothやオーディオ端子で別のスピーカーも利用可能なので音質カバーも可能です。
低価各でも機能はばっちり、高コストパフォーマンスの製品です。
Clova Home用IoT家電
ここからは家電がインターネットにつながることで操作が可能となるIoT家電、Clovaでゆうところの「Clova Home」用製品を見ていきましょう。
まずは現在の主だった対応製品の一覧とセール情報です。
製品一覧
製品 | 総合評価 |
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Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション シングルランプ Bluetooth + Zigbee E26... フィリップスヒュー(Philips Hue) 発売日 2020/03/19 Amazon 3,980円 楽天 3,116円 Yahoo 4,138円 | |
Philips Hue(ヒュー) フルカラー シングルランプ Bluetooth + Zigbee対応 E26... フィリップスヒュー(Philips Hue) 発売日 2020/02/21 Amazon 12,800円 Yahoo 7,480円 | |
シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター 25000 (2018年型)... シャープ(SHARP) 発売日 2018/10/15 Amazon 13,987円 楽天 28,000円 Yahoo 33,000円 | |
Pickup:①スマートライト(LED電球)
スマートホームの導入の第一歩といえば
「電気つけて/消して」
でしょう。
赤外線リモコン付きの照明器具を使っている場合は上記のリモコン機能を使えばOKですが、LED電球ライト式の照明を使っている方も多いですね。
その場合必要なのがネットワーク機能をもった「スマートライト」。
おすすめは以下の「TP-Link Kasaスマートライト」。
Philips Hueのライトと比較すると、Hueでは「ブリッジ」というそのライト用の操作経由機が必要なのですが、このTP-LINK Kasaスマートライトは、単体で利用可能で低コストで導入可能。
Merossのライトは低価格なんですが、ちょっと白色系の色調が普段使いには向いてないのが微妙なポイント。
上記LED電球は3千円ほどで1つから試せるので、導入の敷居が低く、初めてにもおすすめです。「電気つけて/消して」だけじゃなく、「照明を明るくして/暗くして」なんて操作にも対応しています。
マルチカラータイプもありますが、現状Clovaの音声から色味変更はできないので注意しましょう。スマホから色変更は可能です。
Pickup:②スマートプラグ
続いておすすめなのは「スマートプラグ」。
「スマートプラグ」は、コンセント自体のオンオフを音声やスマホから制御できるようにしたものです。
家電自体の買い替えは、かなり費用がかかりますが、スマートプラグを使えば既存の家電をちょっとスマート家電化を、かなり安く導入できちゃいます。
基本は電源オンオフのみで動作する家電が対象となるので、間接照明、ファン(扇風機)、こたつなどをスマート家電化できるのが大きな魅力です。
前項のスマートライトともまとめられる、TP-Link製品↓がおすすめ。設定の仕方やスマホアプリが統一できてすっきり簡単です。
まとめ:Clovaで手軽にスマートホーム化しよう
以上LINE Clovaシリーズでのスマートホーム化について見てきました。
Clovaは赤外線リモコン機能が内蔵されていたり、専用のリモコンドックも安価に導入できたりと、赤外線リモコンの音声操作機能が手軽に導入しやすいのが大きなメリットですね。
まだまだ赤外線リモコン家電が一般家庭には多いと思いますので、Clovaの導入で、手軽にスマートホーム化、音声操作を体験してみるのがおすすめです。
気に入ったらClova Homeの製品など、徐々に範囲を広げていくと良いかと思います。
以下でClovaのできることや、Clova Deskについても紹介しています。
いじょうでっす。
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