USキーボード(英語配列キーボード)使ってますか?
Yesという方、お帰りくださいm(_ _)m。あなたのキーボードにはないキーのお話です。
今回はJISキーボード(日本語配列キーボード)で、デフォルトのままだとほぼ黙殺されている
無変換/変換キーの有効活用について。
今回の記事でいいたいことを結論からいってしまうと、
無変換キーにIMEオフ、変換キーにIMEオン、をキーアサインしましょうってことでしかないです。
ただ、実際には無変換キーには無限の可能性が眠っているのです。
Contents
無変換/変換キーを英数/かな切替に使うべき理由
まず、なぜ無変換/変換キーを英数/かな切替に使うことをオススメするのか。
それには以下の2つの理由があります。
理由その1:トグルで切替なんてありえない
通常のWindowsPCを購入したときについてくるキーボードは、ノート、デスクトップ含めて、基本的にJISキーボードだと思います。
その場合、「半角/全角キー」なるものがついていて(こちら↓)
このキーでIMEのオン/オフを切り替えるのがデフォルト挙動だと思います。
このキー、名前の通り(この名前も微妙な気がするけど)、半角文字(無変換文字)モードと全角文字(IME入力変換文字)モードを1つのキーで切り替えます。
すなわち、トグル操作でIMEのオンオフを切り替えるのです。
現在が半角文字モードだったら、全角文字モードになるし、
現在が全角文字モードだったら、半角文字モードになる。
「え、現在のモードによって挙動が変わるの?現在のモードを意識しないといけないの?」
そう考えるわけです。
そのまま使っている人は一度はやったことがあるんじゃないでしょうか、
「全角入力モードだった気がして、打ち始めたら半角モード。打った数文字を消して、全角モードに切り替えて打ち直し・・。」
またその逆もしかり。
現在のモードは、デフォルトでは特にわかりやすくもなんともなってません。タスクトレイ付近にある、IME設定をみて、「日本語入力モードだ、このまま日本語を打とう」なんて考える人などめったにいないと思います。
そういった問題もあってGoogle日本語入力では、打ち始めるときに現在、かなモードか、英数モードか表示することもできるようになっています。
それで多少改善されるかもしれませんが、
そもそも、トグルじゃなくていいでしょ!!
ってゆうこと。
かな入力したいならかな入力用のキーを、英数入力したいなら英数入力用のキーを、それぞれ押せば希望のモードになる。
これさえわかっていれば、文字を打ち始める前にどちらかのキーを押すくせがつくと絶対に意図しない文字入力モードによるミスは起きなくなります。
毎回押すなんて無理です、ってゆう人でも、キーが別れて機能がはっきりしてることにデメリットはありません。
これが1つめの理由です。
理由その2:一等地にいるこのキーたちを黙殺なんてありえない
キーボードにはたくさんのキーが配置してあります。
その中でも押しやすいキー、押しにくいキーがあります。
当然、文字入力用のアルファベットそれぞれは押しやすい位置にあり、補助キーになるControl、Alt、Shiftなどもそれなりに押しやすい位置にいます。(ここはここでCapsLockがなんでここにという問題はあるがそれは別の機会に)
逆に、ScrollLockやPauseなど、いつ使うねん、ってゆうキーはかなり押しにくい位置へ追いやられています。
そんな中、一般的には使われにくいのに、とーっても押しやすい位置に陣取っているのが
「無変換キー」と「変換キー」(なんなら「カナ/ひらがな」キーも)なわけです。
押しやすい位置だっけ?というあなた、
キーボードに手を置いてみましょう。
あなたの左手の親指と右手の親指が自然なほどに、無変換キーと変換キーの上に収まるでしょう。
そう、これらのキーは超一等地に立地しているのです。
これは、僕はUSキーボードに対してのJISキーボードのアドバンテージだと思っています。
USキーボードにも一定のよさがあります。記号がアスキーコードとそろっていたり、EnterキーやBackSpaceキーが小指で押しやすくなっていたり。
ですが、それを補って余りあるほど、この押しやすい位置に、スペースキーだけでなく無変換・変換キーという複数キーがあることのメリットのほうが大きいのです。
その活用の一端が、そこをIMEのオンオフを割り当てるということ。
これが2つめの理由です。
割り当て方:GoogleIME編
ということで、実際の割り当て方。
自分はGoogle日本語入力を使っているため、そちらで紹介。
1.Google日本語入力のプロパティを開く
Windows10だとWindows7以前より若干わかりにくくて、IME設定の現在の言語のところ(画像参照↓)を右クリックしてプロパティを選択します。
自分のタスクトレイが縦型なので、横型の人とは少し印象が違うかもしれませんが、とにかくタスクトレイのIME表示のところです。
そして以下のプロパティウィンドウが開き、キー設定の編集を開きます。(画像参照↓)
2.HenkanキーとMuhenkanキーをIMEオフとIMEオンに割り当てる
以下の画像のように、Henkanキー(変換キー)とMuhenkanキー(無変換)キーへIMEの無効/有効化を割り当てます。
左下の編集ボタンから、「エントリー追加」を行い、アサインしましょう。
モードは状態に応じて、そのキーアサインが効くかどうかの設定なので、画像のように4つのモードにそれぞれ割り当てることで、IMEオンオフが常に効くようになります。基本4つのモードに設定しましょう。
以上で、Google日本語入力でIMEのオンオフを変換/無変換キーへ割当できました。
また、MicrosoftIMEや、ATOKの場合はこちらが参考になりそうでした。
Macの英数/かな切り替えに慣れたらWinの「半角/全角」が不便|Mac
まだまだ効率化はあるよ
今回はIMEオンオフのWindowsデフォルトの不条理さについて述べましたが、操作環境改善には他にもいろいろあります。
CapsLock等のキーバインド変更、AutoHotKeyの導入・・などなど。
そもそも、つきつめると、この世間一般に普及してるキーボードの配列すべて、なにゆえこんな使いやすくもない配置なのか疑問なのですが、なっているものは仕方ない。
自力で改善していきましょう。
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