最近は、Intelのハードウェアの進化のニュースが頻繁に見られました。最近のニュースがこちら↓。
インテル、ついに不揮発性のメインメモリ「Intel persistent memory」発表
Intel史上もっともパワフルなデスクトップCPU「Core i9-7900」シリーズ
特に不揮発メモリの実用化は、革命的な変化をもたらしそうな感じ。
不揮発というのは、電力を必要とせずデータを維持できるということです。すなわち、HDDなどと同じイメージ。常時データセーブ済みと同じになります。急に電源が落ちても、その瞬間のデータは保持されているわけです。
これまでは、メモリといったら「小容量で高価で揮発型、そのかわりに高速」というものでした。
これが、「大容量で低価格で不揮発型、しかも高速のまま」に変わるのです。
すなわち、イメージとしては、HDDやSSDが超爆速になる感じです。
また、CPUもついに18コア/36スレッドまで登場しました。
現在の予定価格は$2000(22万円強)と、高額な発表ではありますが、いずれ使いやすくなって欲しいところ。
アプリケーション処理は、並列度があがることで容易に性能が向上するとは限らないものですが、当然性能向上の余地が広がることになります。
ゲーム機の進化も見込まれるか
こういった進化がやってきて、ゲーム機には取り入れられていくんだろうか。
そして、取り入れられたらどんな影響があるんだろうか。
なんといっても、不揮発メモリによって、ロード時間短縮、いやそれを超えてロード時間の消失が起きること。
メディアにしろ、ダウンロード型にしろ、一度メモリにデータをコピーしたらそれで終わり。すべてのデータに高速なランダムアクセスが可能となります。なにせメモリに載せるという概念がなくなるのですから。
ゲームを作る側も、工夫を凝らしたロード短縮技術などを考慮する必要がなくなります。素晴らしい笑。
ユーザーにも開発にもやさしい、不揮発低価格メモリ。ぜひとも次世代ゲーム機には取り入れてほしいところです。
CPUの進化は、やはり、クロック性能の伸びではなく、並列度が増す方向なのは変わりないようで。
ゲームとしての使い所も、並列にたくさん処理を回したいところがリッチになりやすくなるのが基本。
キャラが多く表示できたり、リッチな物理シミュレーションができるようになったり、ですね。
というわけで、ロード時間の心配がなく、キャラが盛り沢山表示できる、PS5、XboxTwo。いつかでるといいなぁ。笑
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