プログラムの大きな設計指針の1つとなる「デザインパターン」。
設計時の迷いや思考時間を軽減してくれるのはもちろん、別のエンジニアとの設計に関する意思疎通・会話のためにも、有益な知識です。
デザインパターンの知識がなくてもプログラムは組めますが、プロのエンジニアとしてやっていくなら、主要なパターンは知っておくべきといえるでしょう。
こちらでは、そんなデザインパターンの参考書を、人気・高評価のおすすめ本とともに紹介していきます。
発売したて・発売予定の新書をピックアップ
技術書は情報の鮮度も重要、人気ランキングの前に新しい書籍もチェックしておきましょう。
- 2023/05/03発売 「デザインパターンC#:Stateパターン: わかりやすくて実践的なデザインパターン」
- 2023/07/09発売 「Pythonでのデザインパターンの適用方法は何ですか?(Pythonのお悩み解決のヒント)」
- 2023/08/23発売 「4. Scala(スカラ)で学ぶ関数型デザインパターン: リファクタリングの美学: 柔軟なコード構築を目指して」
- 2023/12/07発売 「3. Web開発者のためのJavaScriptデザインパターン: 効果的で再利用可能なコードの構築法をマスターする」
- 2023/12/11発売 「マルチクラウドネットワークの教科書 耐障害性と冗長性を実現するデザインパターン」
- デザインパターンの本「最新の人気ランキング 20冊」
- デザインパターンの本 人気の10冊
- Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版
- 入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン
- インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン 実務で使えるネットワーク構成の最適解27
- AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン
- インフラデザインパターン ── 安定稼動に導く127の設計方式 WEB+DB PRESS plus
- マルチクラウドネットワークの教科書 耐障害性と冗長性を実現するデザインパターン
- Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版(日経BP Next ICT選書)
- Game Programming Patterns ソフトウェア開発の問題解決メニュー impress top gear...
- オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン
- Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本
- デザインパターンの本 最新・高評価のおすすめの5冊
- デザインパターンの本「Kindle Unlimited 読み放題 人気本ランキング」
- デザインパターン参考書「新書一覧(2021年、2022年刊行)」
- 関連:オブジェクト指向・プログラミング作法(リファクタリング)について学ぶ
デザインパターンの本「最新の人気ランキング 20冊」
今人気の「デザインパターンの本」をランキングで一覧したのが以下です。
Rank | 製品 | 価格 |
---|---|---|
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 | インフラデザインパターン ── 安定稼動に導く127の設計方式 WEB+DB PRESS plus... 発売日 2014/02/07 株式会社NTTデータ, 杉原 健郎, 吉田 一幸, 岩崎 賢治 (技術評論社) 総合評価 | |
6 | ||
7 | Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版(日経BP Next ICT選書)... 発売日 2015/07/21 玉川 憲, 片山 暁雄, 鈴木 宏康, 野上 忍 (日経BP) Kindle Unlimited対象 総合評価 | |
8 | Game Programming Patterns ソフトウェア開発の問題解決メニュー impress top gearシリーズ... 発売日 2015/09/24 Robert Nystrom, 武舎広幸, 阿部和也, 上西昌弘 (インプレス) 総合評価 | |
9 | ||
10 | Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本... 発売日 2022/06/08 Eric Freeman, Elisabeth Robso (オライリージャパン) 総合評価 | |
11 | モダンC言語プログラミング 統合開発環境、デザインパターン、エクストリーム・プログラミング、テスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグ... 発売日 2019/01/31 花井 志生 (KADOKAWA) 総合評価 | |
12 | ||
13 | 機械学習デザインパターン ―データ準備、モデル構築、MLOpsの実践上の問題と解決... 発売日 2021/10/19 Valliappa Lakshmanan, Sara Robinson, Michael Munn (オライリージャパン) 総合評価 | |
14 | ||
15 | ||
16 | ||
17 | モダンC言語プログラミング 統合開発環境、デザインパターン、エクストリーム・プログラミング、テスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグ... 発売日 2014/01/23 花井 志生 (角川アスキー総合研究所) 総合評価 | |
18 | ||
19 | ||
20 | サービスデザインパターン SOAP/WSDLとRESTful Webサービスの基本的な設計ソリューション... 発売日 2012/08/24 Robert Daigneau (アスキー・メディアワークス) 総合評価 |
以降でおすすめ・注目の本をピックアップしていきます。
Kindle版のある本なら試し読みも可能。大概目次まで見れるので、概要もつかめるので、サンプル試読がおすすめです。
デザインパターンの本 人気の10冊
以下が「デザインパターンの本」人気の10冊詳細です。
Rank | 製品 | 価格 |
---|---|---|
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 | インフラデザインパターン ── 安定稼動に導く127の設計方式 WEB+DB PRESS plus... 発売日 2014/02/07 株式会社NTTデータ, 杉原 健郎, 吉田 一幸, 岩崎 賢治 (技術評論社) 総合評価 | |
6 | ||
7 | Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版(日経BP Next ICT選書)... 発売日 2015/07/21 玉川 憲, 片山 暁雄, 鈴木 宏康, 野上 忍 (日経BP) Kindle Unlimited対象 総合評価 | |
8 | Game Programming Patterns ソフトウェア開発の問題解決メニュー impress top gearシリーズ... 発売日 2015/09/24 Robert Nystrom, 武舎広幸, 阿部和也, 上西昌弘 (インプレス) 総合評価 | |
9 | ||
10 | Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本... 発売日 2022/06/08 Eric Freeman, Elisabeth Robso (オライリージャパン) 総合評価 |
Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版
本書は、オブジェクト指向プログラミングにおいて古典的な23個のデザインパターンを、Java言語で書かれた短いサンプルプログラムとUMLを使い、オブジェクト指向プログラミングの初心者にもわかりやすく解説した技術書です。
2001年に初版が刊行されて以来、「最もわかりやすいデザインパターン解説書」「オブジェクト指向プログラミングとデザインパターンを学ぶ定番の一冊」と数多くの読者、技術者から支持されてきました。2004年には増補改訂版が刊行され、2020年には第31刷まで達するという人気のロングセラーとなっています。
しかし、Java言語は大きく進化しています。そこで第3版となる本書では、書籍の基本的構造と解説のわかりやすさはそのままに、扱っているサンプルプログラムを現代のJava言語に合わせて一新し、オブジェクト指向プログラミングとデザインパターンを身につけたいと思う技術者が、なおいっそう学びやすいように改訂を行いました。
●第3版改訂のポイント
・サンプルプログラムを現代のJava言語でリニューアルする(ジェネリック型、ラムダ式、拡張for、enum型、アノテーション、新たなクラスライブラリの使用など)。
・わかりやすさはそのままに、取り扱う例や解説を現代の観点から修正する(依存性の注入、セキュリティに関する記述の追加など)。
・古典的なデザインパターン23個はそのまま扱い、対応するサンプルプログラムもシンプルに保つ。
■目次
はじめに
UMLについて
デザインパターンを学ぶ前に
●第1部 デザインパターンに慣れる
第1章 Iterator 処理を繰り返す
第2章 Adapter 一皮かぶせて再利用
●第2部 サブクラスにまかせる
第3章 Template Method 具体的な処理をサブクラスにまかせる
第4章 Factory Method インスタンス作成をサブクラスにまかせる
●第3部 インスタンスを作る
第5章 Singleton たった1つのインスタンス
第6章 Prototype コピーしてインスタンスを作る
第7章 Builder 複雑なインスタンスを組み立てる
第8章 Abstract Factory 関連する部品を組み合わせて製品を作る
●第4部 分けて考える
第9章 Bridge 機能の階層と実装の階層を分ける
第10章 Strategy アルゴリズムをごっそり切り替える
●第5部 同一視
第11章 Composite 容器の中身の同一視
第12章 Decorator 飾り枠と中身の同一視
●第6部 構造を渡り歩く
第13章 Visitor 構造を渡り歩きながら仕事をする
第14章 Chain of Responsibility 責任のたらい回し
●第7部 シンプルにする
第15章 Facade シンプルな窓口
第16章 Mediator 相手は相談役一人だけ
●第8部 状態を管理する
第17章 Observer 状態の変化を通知する
第18章 Memento 状態を保存する
第19章 State 状態をクラスとして表現する
●第9部 無駄をなくす
第20章 Flyweight 同じものを共用して無駄をなくす
第21章 Proxy 必要になってから作る
●第10部 クラスで表現する
第22章 Command 命令をクラスにする
第23章 Interpreter 文法規制をクラスで表現する
●付録
付録A 練習問題の解答
付録B GoFによるデザインパターンの分類
付録C デザインパターンQ&A
付録D 参考文献
↓全て表示↑少なく表示
内容サンプル
目次
第2部 サブクラスにまかせる
第3部 インスタンスを作る
第4部 分けて考える
第5部 同一視
第6部 構造を渡り歩く
第7部 シンプルにする
第8部 状態を管理する
第9部 無駄をなくす
第10部 クラスで表現する
付録
Users Voice
内容サンプル
著者略歴
株式会社ティアフォー所属。MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、ARエンジニア。過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。前職メルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン
本書は、システムのどの部分をどのように監視すべきか、また監視をどのように改善していくべきかについて解説する書籍です。
前半で監視のベストプラクティス、デザインパターン/アンチパターンを示して、監視の基本原則を詳しく説明し、後半でフロントエンド、アプリケーション、サーバ、ネットワーク、セキュリティの各テーマで強力な監視の基盤を設計して実装するための方法を示します。
監視対象が変化し、システムアーキテクチャが進化する中で、従来から変わらない監視の基本を示しながら、時代に合った監視の実践を解説する本書は、監視についての理解を深めたいエンジニア必携の一冊です。
日本語版では、松木雅幸(@songmu)氏による監視SaaSの導入や活用方法を付録として収録しています。
目次
監視のデザインパターン
アラート、オンコール、インシデント管理
統計入門)
第2部 監視戦略(ビジネスを監視する
フロントエンド監視
アプリケーション監視
サーバ監視
ネットワーク監視
セキュリティ監視
監視アセスメントの実行)
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
著者略歴
アプリケーションやインフラについて、企業がよりよい監視の仕組みを作るのを手伝うコンサルタント。監視についてのあらゆることを扱うオンライン情報誌「Monitoring Weekly」の編集者でもある。Taos Consulting、PeakHosting、Oak Ridge National Labなどで、オペレーションエンジニアあるいはDevOpsエンジニアとして働いた経験を持つ。テネシー州ノックスビル出身で、カリフォルニア州サンフランシスコ在住
松浦隼人(マツウラハヤト)
人力翻訳コミュニティYakst管理人兼翻訳者。本業はインフラエンジニアで、Web企業にて各種サービスのデータベースを中心に構築・運用を行った後、現職ではRuby on Rails製パッケージソフトウェアのテクニカルサポートを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
↓全て表示↑少なく表示
インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン 実務で使えるネットワーク構成の最適解27
(著)みやた ひろし
発売日 2015/12/26
※この電子書籍は、「固定レイアウト型」で配信されております。説明文の最後の「固定レイアウト型に関する注意事項」を必ずお読みください。
本書では、現代のネットワークを社内LAN、インターネット接続、サーバLAN、拠点間接続の4つに分け、各構成の最適解を提示します。
機器構成設計、物理構成設計、VLAN設計、IPアドレス設計、ルーティング設計、STP設計、FHRP設計、スタック構成設計、リンク冗長化設計、帯域拡張設計、経路冗長化設計など詳細に解説。ネットワークにかかわるすべてのエンジニアの実務に耐える一冊です!
<主な対象読者>
●知識をどう使えばよいかわからないネットワークエンジニア
資格試験やテキストなどで基礎知識をマスターしたネットワークエンジニアが最初にぶつかる壁、それが現場のネットワークとのギャップです。本書は現場で目にすることが多いネットワーク構成を基礎知識レベルで解説しています。
●ネットワークを知る必要が出てきたサーバエンジニア
仮想化技術やストレージネットワーキング技術など、今やシステムに欠かせないものとなった技術の多くはネットワークをベースとしたアーキテクチャを採用。「サーバは得意なんだけど、ネットワークは苦手なの…」というサーバエンジニアにもネットワークを好きになれるように、図を多用して説明しています。
●社内ネットワークを運用管理するエンジニア
長く社内ネットワークを運用管理していると、サーバのサービスが壊れたり、ネットワーク機器が壊れたりと、いろいろなトラブルに見舞われます。本書は、トラブル事例やその原因、運用管理に役立つTipsなどを詳しく説明しています。
●目次
Chapter1 Trustゾーンのネットワークデザインパターン
Chapter2 Untrustゾーンのネットワークデザインパターン
Chapter3 DMZゾーンのネットワークデザインパターン
Chapter4 WANゾーンのネットワークデザインパターン
Chapter5 総合構成のネットワークデザインパターン
固定レイアウト型に関する注意事項(必ずお読みください)
この電子書籍は、全ページ画像の「固定レイアウト型」で配信されております。以下の点にご注意し、購入前にプレビュー表示をご確認の上、ご購入ください。
■使用できない機能
・文字拡大(ピンチイン・ピンチアウトは可能ですが、画面におさまらない場合は画面をスワイプ)/文字のコピー/マーク/ハイライト/文字列検索/辞書の参照/Web検索/引用
■推奨環境
・タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末
・Wi-Fiネットワーク経由でのダウンロード(Kindle端末の場合)
↓全て表示↑少なく表示
内容サンプル
目次
0.1 ネットワークデザインパターンの役立て方
0.2 本書の流れ
Chapter1 Trustゾーンのネットワークデザインパターン
1.1 コアエッジ構成
1.2 有線+無線構成
1.3 2層STP+FHRP構成
1.4 2層スタック構成
1.5 3層フルルーテッド構成
1.6 3層フルスタック構成
Chapter2 Untrustゾーンのネットワークデザインパターン
2.1 シングルUTM構成
2.2 シングルUTM+デュアル回線構成
2.3 FHRP冗長化構成
2.4 Untrustワンアーム構成
2.5 シングルISPマルチホーミング構成
2.6 デュアルISPマルチホーミング構成
Chapter3 DMZゾーンのネットワークデザインパターン
3.1 ミニマム冗長化構成
3.2 サーバ仮想化構成
3.3 負荷分散インライン構成
3.4 負荷分散ワンアーム構成
3.5 ブレードサーバインライン構成
3.6 ブレードサーバワンアーム構成
Chapter4 WANゾーンのネットワークデザインパターン
4.1 IPsec VPN接続構成
4.2 マルチサイトIPsec VPN接続構成
4.3 デュアルWAN回線+シングルWANルータ構成
4.4 ハブアンドスポーク型IPsec VPN接続構成
4.5 EIGRP/BGP冗長化構成
4.6 OSPF冗長化構成
Chapter5 総合構成のネットワークデザインパターン
5.1 ゾーンとゾーンの接続パターン
5.2 小規模クラス総合構成
5.3 中規模クラス総合構成
5.4 大規模クラス総合構成
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
内容サンプル
著者略歴
↓全て表示↑少なく表示
AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン
機械学習システム構築に必要な
デザインパターンがここにある!
【本書の背景】
Pythonを用いた機械学習のモデル開発事例は多数ありますが、
そのモデルをビジネスやシステムに組み込み、運用する事例や方法論は多くありません。
そのため、AIを組み込んだ実装モデルをまとめた、
「機械学習システムのデザインパターン」に注目が集まっています。
【対象読者】
・AIエンジニア
・システムエンジニア
・機械学習を本番システムとして使うための開発、運用方法で悩んでいるエンジニアの方
【本書の概要】
本書は機械学習を有効活用するためにはシステムに組み込むための設計や
実装が必要と考え、機械学習システムのデザインパターンを集めて解説した書籍です。
機械学習システムのグランドデザインおよびPythonによる機械学習システムの実装例を説明しつつ、
機械学習を本番活用するための方法論や、運用、改善ノウハウについて解説します。
本書で扱うプラットフォームには、コードの再現実行を担保するため、
DockerとKubernetesを活用します。
機械学習の学習から評価、QAを行い、推論器をリリースして
運用するまでの一連の流れをアーキテクチャやコードとともに解説します。
【デザインパターンのサンプル】
本書で解説している実際のサンプルコードをGitHubからダウンロードして利用可能です。
【本書のゴール】
・機械学習を実用化する方法が学べる
・Pythonによる機械学習ワークフローおよびWebアプリケーション開発の概要を学べる
・機械学習を組み込んだシステムの運用ノウハウを得られる
・機械学習システムのトラブルシューティングや調査方法を学べる
【著者プロフィール】
澁井 雄介(しぶい・ゆうすけ)
株式会社ティアフォー所属。
MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、ARエンジニア、ネコ2匹の飼い主。家に猫用ハンモックが4台ある。
本業で自動運転のためのMLOps基盤をKubernetesで開発しつつ、趣味でARとEdge AIを組み合わせて遊んでいる。
過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。
前職メルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開。
・GitHubで「mercari/ml-system-design-pattern」と検索
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
↓全て表示↑少なく表示
内容サンプル
目次
CHAPTER 1 機械学習システムとは
1.1 機械学習、MLOps、システム
1.2 ユーザに使ってもらえる機械学習を目指して
1.3 機械学習システムに必要なもの
1.4 機械学習システムをパターン化する
1.5 本書の構成
■Part 2 機械学習システムを作る
CHAPTER 2 モデルを作る
2.1 モデルの作成
2.2 アンチパターン―Only meパターン―
2.3 プロジェクトとモデルとバージョニング
2.4 パイプライン学習パターン
2.5 バッチ学習パターン
2.6 アンチパターン―複雑パイプラインパターン―
CHAPTER 3 モデルをリリースする
3.1 学習環境と推論環境
3.2 アンチパターン―バージョン不一致パターン―
3.3 モデルの配布と推論器の稼働
3.4 モデルインイメージパターン
3.5 モデルロードパターン
3.6 モデルの配布とスケールアウト
CHAPTER 4 推論システムを作る
4.1 なぜシステムを作るのか
4.2 Webシングルパターン
4.3 同期推論パターン
4.4 非同期推論パターン
4.5 バッチ推論パターン
4.6 前処理・推論パターン
4.7 直列マイクロサービスパターン
4.8 並列マイクロサービスパターン
4.9 時間差推論パターン
4.10 推論キャッシュパターン
4.11 データキャッシュパターン
4.12 推論器テンプレートパターン
4.13 Edge AIパターン
4.14 アンチパターン―オンラインビッグサイズパターン―
4.15 アンチパターン―オールインワンパターン―
■Part 3 品質・運用・管理
CHAPTER 5 機械学習システムを運用する
5.1 機械学習の運用
5.2 推論ログパターン
5.3 推論監視パターン
5.4 アンチパターン―ログなしパターン―
5.5 アンチパターン―そして誰もいなくなったパターン―
CHAPTER 6 機械学習システムの品質を維持する
6.1 機械学習システムの品質と運用
6.2 機械学習システムの正常性評価指標
6.3 負荷テストパターン
6.4 推論サーキットブレーカーパターン
6.5 シャドウA/Bテストパターン
6.6 オンラインA/Bテストパターン
6.7 パラメータベース推論パターン
6.8 条件分岐推論パターン
6.9 アンチパターン―オフラインのみパターン―
CHAPTER 7 End-to-EndなMLOpsシステムの設計
7.1 課題と手法
7.2 需要予測システムの例
7.3 コンテンツ投稿サービスの例
7.4 まとめ
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
内容サンプル
著者略歴
株式会社ティアフォー所属。MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、ARエンジニア。過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。前職メルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
インフラデザインパターン ── 安定稼動に導く127の設計方式 WEB+DB PRESS plus
(著)株式会社NTTデータ, 杉原 健郎, 吉田 一幸, 岩崎 賢治
発売日 2014/02/07
すべてのデザインパターンには、特徴を把握できる簡潔なイメージ図が掲載されています。また、各デザインパターンの「できること」だけでなく、「できないこと」や「留意点」も記載しています。インフラデザインパターンをベースに設計することで、スキルのあるインフラ技術者が行う検討に近づくことができるでしょう。
内容サンプル
目次
第2章 可用性要件の実現策ーシステムをダウンさせない
第3章 セキュリティ要件の実現策ーシステムを脅威から守る
第4章 性能・拡張性要件の実現策ーシステムの性能低下を防ぐ
第5章 運用・保守性要件の実現策ーシステム障害を見逃さない
第6章 インフラ構成の設計方式
第7章 クラウドコンピューティングを使った実現策
第8章 「実践」パターンベース設計
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
内容サンプル
著者略歴
1998年NTTデータ入社。10年以上にわたり、数多くの大規模ミッションクリティカルシステムのインフラ開発を担当。PMP(2004年~)、理学修士(早稲田大学大学院卒)
吉田一幸(ヨシダカズユキ)
2008年NTTデータ入社。金融機関や通信事業者向けの大規模システムにおいてインフラの設計・構築に従事。2012年より、インフラデザインパターンを始めとした、インフラの設計方法論およびパターンベース設計手法の整備・開発を担当する
岩崎賢治(イワサキケンジ)
2010年NTTデータ入社。入社直後に担当したセキュリティシステムの構築・運用の経験から、ITILや情報セキュリティマネジメントの領域において一家言を持つ。2012年からはインフラデザインパターンを用いた設計手法の確立・整備を担当する
三浦広志(ミウラヒロシ)
1995年NTTデータ入社。2003年同社オープンソース開発センタ、2006年には独立行政法人情報処理推進機構(IPA)OSSセンターに非常勤研究員として参画
吉田佐智男(ヨシダサチオ)
1987年NTT入社。オープン系システムによる基幹システム構築に黎明期より携わる。数多くの成功とトラブルの経験に基づくノウハウを展開するべく、インフラデザインパターンの開発に当初から関わる。現在NTTデータ基盤システム事業本部にて先進技術調査、技術戦略策定を推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
↓全て表示↑少なく表示
マルチクラウドネットワークの教科書 耐障害性と冗長性を実現するデザインパターン
内容サンプル
Users Voice
内容サンプル
Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版(日経BP Next ICT選書)
(著)玉川 憲, 片山 暁雄, 鈴木 宏康, 野上 忍
発売日 2015/07/21
新時代のアーキテクトを創る
Amazonクラウドのノウハウをこの1冊に凝縮
本書は、クラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」を使って
システムを構築するための設計パターンを集めた実務書です。
改訂版では、最新のAWSに対応した57パターンを収録しています。
例えば、スケーラビリティーを活かすための設計やシステム全体で耐障害性を高める設計、
コストメリットを考慮した設計など、クラウド特有のメリットを活かした設計を支援します。
クラウドでの典型的な問題とそれに対する解決策をこの1冊に凝縮。
クラウドで何ができるか知りたいといった初心者から、
これからの新時代を切り拓くITアーキテクトの方まで、幅広くお役立ていただける1冊です。
内容サンプル
目次
[基本パターン]
Snapshot/Stamp/Scale Up/Scale Out/Ondemand Disk
[可用性向上パターン]
Multi-Server/Multi-Datacenter/Floating IP/Deep Health Check/Routing-Based HA
[動的コンテンツの処理パターン]
Clone Server/NFS Sharing/NFS Replica/State Sharing/URL Rewriting/Rewrite Proxy/
Cache Proxy/Scheduled Scale Out/IP Pooling
[静的コンテンツの処理パターン]
Web Storage/Direct Hosting/Private Distribution/Cache Distribution/Rename Distribution/
Private Cache Distribution/Latency Based Origin
[データアップロードのパターン]
Write Proxy/Storage Index/Direct Object Upload
[リレーショナルデータベースのパターン]
DB Replication/Read Replica/Inmemory DB Cache/Sharding Write
[非同期処理/バッチ処理のパターン]
Queuing Chain/Priority Queue/Job Observer/Fanout
[運用保守のパターン]
Bootstrap/Cloud DI/Stack Deployment/Server Swapping/Monitoring Integration/
Weighted Transition/Log Aggregation/Ondemand Activation
[ネットワークのパターン]
Backnet/Functional Firewall/Operational Firewall/Multi Load Balancer/WAF Proxy/
CloudHub/Sorry Page/Self Registration/RDP Proxy/Floating Gateway/Shared Service/
High Availability NAT
【2章】 CDPの適用シナリオ
2-1. 画像動画配信サイト
・Web Storage パターン
・Direct Hosting パターン
・Cache Distribution パターン
・Rename Distribution パターン
・Storage Index パターン
・Write Proxy パターン
・Private Cache Distribution パターン
・Direct Object Upload パターン
2-2. Eコマースサイト
・Floating IP パターン
・Server Swapping パターン
・Multi-Server パターン
・DB Replication パターン
・Multi-Datacenter パターン
・Deep Health Check パターン
・Stack Deployment パターン
・Weighted Transition パターン
2-3. キャンペーンサイト
・Clone Server パターン
・Scale Out パターン
・NFS Sharing パターン
・NFS Replica パターン
・Read Replica パターン
・URL Rewriting パターン
・Ondemand Disk パターン
・Rewrite Proxy パターン
・Cache Proxy パターン
・Log Aggregation パターン
・Scheduled Scale Out パターン
【付録】
基本用語解説/クラウドコンポーネント/クラウドアーキテクティング原則
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
Game Programming Patterns ソフトウェア開発の問題解決メニュー impress top gear...
(著)Robert Nystrom, 武舎広幸, 阿部和也, 上西昌弘
発売日 2015/09/24
パターン誕生の背景/エッセンス/適用条件/サンプルを解説。
ゲームプログラミングを含むソフトウェア開発の現場で、デザインパターンをより的確に利用するための解説書。著者は、米国大手ゲーム会社エレクトロニック・アーツでゲーム開発に従事。その経験に基づき、GoFや著者独自のパターンについて考察。より容易に変更できる洗練されたアーキテクチャ、ゲームに求められる実行速度といった視点を重視しつつ、幅広く応用できるパターンやゲーム必須のパターンを取り上げています。本書は、『Game Programming Patterns』の翻訳書です。米国アマゾンで60以上のレビューを集め、その9割が星5つと評価されています(2015年8月)。
【以下、本書イントロダクションより抜粋】
私がこの本で提供したいのは、解決策のメニューのようなものです。この本の各々の章では、単独でコードに適応可能なアイデアを解説しています。役立つものをメニューから選んで組み合わせることができます。
↓全て表示↑少なく表示
内容サンプル
Users Voice
内容サンプル
オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン
【技術書翻訳名著シリーズ】
ソフトウェア開発のバイブル群! 弊社がこれまでに刊行した翻訳技術書の中から、長年読者から支持され続けている名著を厳選したのが、本シリーズです。移り変わりの激しいコンピュータ業界で、普遍性を保ち続ける定番をお届けします。ソフトウェア開発の上流から下流まで、入門書からエキスパート向けまで、技術者に求められる選りすぐりの情報がここにあります。
内容サンプル
目次
事例ードキュメントエディタの設計
デザインパターン・カタログ(生成に関するパターン
構造に関するパターン
振る舞いに関するパターン)
終わりに
Users Voice
Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本
(著)Eric Freeman, Elisabeth Robso
発売日 2022/06/08
オブジェクト指向プログラミングにおいて、先人たちの知恵と経験の結晶である「デザインパターン」を学ぶことで、頻繁に起こる問題とその対応策を体得し、優れた設計に基づいた信頼性の高いコードを効率的に開発することが可能となります。
GoFの真髄を理解するため、教育心理学に基づきビジュアルを重視したレイアウト、文体、クイズやパズルを随所に盛り込み、飽きることなく読み進められる工夫を凝らしています。
目次
オブジェクトを事情通に:Observerパターン
オブジェクトの装飾:Decoratorパターン
○○の利点を活用した構築:Factoryパターン
唯一のオブジェクト:Singletonパターン
呼び出しのカプセル化:Commandパターン
適合可能にする:AdapterパターンとFacadeパターン
アルゴリズムのカプセル化:Template Methodパターン
適切に管理されたコレクション:IteratorパターンとCompositeパターン
物事の状態:Stateパターン〔ほか〕
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
著者略歴
計算機科学者であり、イェール大学で博士号を取得しました。職歴としては、ウォルト・ディズニー・カンパニーのディズニーオンラインとDinsey.comの元最高技術責任者(CTO)でした。現在、Head Firstシリーズを共同で指揮し、WickedlySmartで印刷物やビデオコンテンツの作成に専念し、主要な教育チャンネルに配信しています。テキサス州オースティン在住
ロブソン,エリザベス(Robson,Elisabeth)
ソフトウェアエンジニア、著者、そして指導者です。彼女はイェール大学の学生時代以来、テクノロジに情熱を注いでいます。イェール大学では、計算機科学の理学修士を取得しました。現在はWickedlySmartの共同設立者であり、書籍、記事、ビデオなどを作成しています。以前は、O’Reilly Mediaの特別プロジェクトのディレクタとしてさまざまな技術的話題に関する対面式ワークショップやオンラインコースを企画し、テクノロジを理解するのに役立つ学習体験の創出に情熱を注いでいました
佐藤直生(サトウナオキ)
日本オラクル株式会社における、Java EEアプリケーションサーバやミドルウェアのソフトウェアエンジニア/テクノロジーエバンジェリストとしての経験を経て、現在はMicrosoft Corporationで、パブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」のソフトウェアエンジニアとして活動
木下哲也(キノシタテツヤ)
1967年、川崎市生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1991年、松下電器産業株式会社に入社。全文検索技術とその技術を利用したWebアプリケーション、VoIPによるネットワークシステムなどの研究開発に従事。2000年に退社し、現在は主にIT関連の技術書の翻訳、監訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
↓全て表示↑少なく表示
 
デザインパターンの本 最新・高評価のおすすめの5冊
以下が「デザインパターンの本」最新・高評価のおすすめの5冊詳細です。
Rank | 製品 | 価格 |
---|---|---|
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 |
マルチクラウドネットワークの教科書 耐障害性と冗長性を実現するデザインパターン
内容サンプル
Users Voice
内容サンプル
現場で使える!機械学習システム構築実践ガイド デザインパターンを利用した最適な設計・構築・運用手法
設計・開発・運用ノウハウが満載
【本書の概要】
本書は前著『AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン』(ISBN 978-4798169453 )では触れられなかった、
機械学習システムを構築する上で実際に発生する課題を想定し、
動いているシステムやワークフローに機械学習を組み込む方法を解説した書籍です。
特にニーズの高い以下の機械学習システムの例を用意しています。
・需要予測システム
・違反検知システム
【本書で学べる内容】
本書を読むことで、ケーススタディとして機械学習を実用化するための、
・課題設定
・ワークフロー設計
・システム開発
・チーム設計
を学ぶことできます。
【対象読者】
AI エンジニア、システムエンジニア
【目次】
第1章 課題、チーム、システム
第2章 需要予測システムを作る
第3章 動物画像アプリで違反検知システムを作る
第4章 動物画像アプリの検索に機械学習を活用する
【著者プロフィール】
澁井 雄介(しぶい・ゆうすけ)
Launchable Inc所属。
MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、バックエンドエンジニア、Androidエンジニア、ネコ2匹の飼い主。家に猫用ハンモックが4台ある。
本業でDeveloper ProductivityのためのMLOps・データ基盤を開発しつつ、MLOpsコミュニティの運営や副業に精を出している。
過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。
前々職のメルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開。
・GitHubで「mercari/ml-system-design-pattern」と検索
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
↓全て表示↑少なく表示
内容サンプル
Users Voice
内容サンプル
入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン
本書は、システムのどの部分をどのように監視すべきか、また監視をどのように改善していくべきかについて解説する書籍です。
前半で監視のベストプラクティス、デザインパターン/アンチパターンを示して、監視の基本原則を詳しく説明し、後半でフロントエンド、アプリケーション、サーバ、ネットワーク、セキュリティの各テーマで強力な監視の基盤を設計して実装するための方法を示します。
監視対象が変化し、システムアーキテクチャが進化する中で、従来から変わらない監視の基本を示しながら、時代に合った監視の実践を解説する本書は、監視についての理解を深めたいエンジニア必携の一冊です。
日本語版では、松木雅幸(@songmu)氏による監視SaaSの導入や活用方法を付録として収録しています。
目次
監視のデザインパターン
アラート、オンコール、インシデント管理
統計入門)
第2部 監視戦略(ビジネスを監視する
フロントエンド監視
アプリケーション監視
サーバ監視
ネットワーク監視
セキュリティ監視
監視アセスメントの実行)
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
著者略歴
アプリケーションやインフラについて、企業がよりよい監視の仕組みを作るのを手伝うコンサルタント。監視についてのあらゆることを扱うオンライン情報誌「Monitoring Weekly」の編集者でもある。Taos Consulting、PeakHosting、Oak Ridge National Labなどで、オペレーションエンジニアあるいはDevOpsエンジニアとして働いた経験を持つ。テネシー州ノックスビル出身で、カリフォルニア州サンフランシスコ在住
松浦隼人(マツウラハヤト)
人力翻訳コミュニティYakst管理人兼翻訳者。本業はインフラエンジニアで、Web企業にて各種サービスのデータベースを中心に構築・運用を行った後、現職ではRuby on Rails製パッケージソフトウェアのテクニカルサポートを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
↓全て表示↑少なく表示
AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン
機械学習システム構築に必要な
デザインパターンがここにある!
【本書の背景】
Pythonを用いた機械学習のモデル開発事例は多数ありますが、
そのモデルをビジネスやシステムに組み込み、運用する事例や方法論は多くありません。
そのため、AIを組み込んだ実装モデルをまとめた、
「機械学習システムのデザインパターン」に注目が集まっています。
【対象読者】
・AIエンジニア
・システムエンジニア
・機械学習を本番システムとして使うための開発、運用方法で悩んでいるエンジニアの方
【本書の概要】
本書は機械学習を有効活用するためにはシステムに組み込むための設計や
実装が必要と考え、機械学習システムのデザインパターンを集めて解説した書籍です。
機械学習システムのグランドデザインおよびPythonによる機械学習システムの実装例を説明しつつ、
機械学習を本番活用するための方法論や、運用、改善ノウハウについて解説します。
本書で扱うプラットフォームには、コードの再現実行を担保するため、
DockerとKubernetesを活用します。
機械学習の学習から評価、QAを行い、推論器をリリースして
運用するまでの一連の流れをアーキテクチャやコードとともに解説します。
【デザインパターンのサンプル】
本書で解説している実際のサンプルコードをGitHubからダウンロードして利用可能です。
【本書のゴール】
・機械学習を実用化する方法が学べる
・Pythonによる機械学習ワークフローおよびWebアプリケーション開発の概要を学べる
・機械学習を組み込んだシステムの運用ノウハウを得られる
・機械学習システムのトラブルシューティングや調査方法を学べる
【著者プロフィール】
澁井 雄介(しぶい・ゆうすけ)
株式会社ティアフォー所属。
MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、ARエンジニア、ネコ2匹の飼い主。家に猫用ハンモックが4台ある。
本業で自動運転のためのMLOps基盤をKubernetesで開発しつつ、趣味でARとEdge AIを組み合わせて遊んでいる。
過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。
前職メルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開。
・GitHubで「mercari/ml-system-design-pattern」と検索
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
↓全て表示↑少なく表示
内容サンプル
目次
CHAPTER 1 機械学習システムとは
1.1 機械学習、MLOps、システム
1.2 ユーザに使ってもらえる機械学習を目指して
1.3 機械学習システムに必要なもの
1.4 機械学習システムをパターン化する
1.5 本書の構成
■Part 2 機械学習システムを作る
CHAPTER 2 モデルを作る
2.1 モデルの作成
2.2 アンチパターン―Only meパターン―
2.3 プロジェクトとモデルとバージョニング
2.4 パイプライン学習パターン
2.5 バッチ学習パターン
2.6 アンチパターン―複雑パイプラインパターン―
CHAPTER 3 モデルをリリースする
3.1 学習環境と推論環境
3.2 アンチパターン―バージョン不一致パターン―
3.3 モデルの配布と推論器の稼働
3.4 モデルインイメージパターン
3.5 モデルロードパターン
3.6 モデルの配布とスケールアウト
CHAPTER 4 推論システムを作る
4.1 なぜシステムを作るのか
4.2 Webシングルパターン
4.3 同期推論パターン
4.4 非同期推論パターン
4.5 バッチ推論パターン
4.6 前処理・推論パターン
4.7 直列マイクロサービスパターン
4.8 並列マイクロサービスパターン
4.9 時間差推論パターン
4.10 推論キャッシュパターン
4.11 データキャッシュパターン
4.12 推論器テンプレートパターン
4.13 Edge AIパターン
4.14 アンチパターン―オンラインビッグサイズパターン―
4.15 アンチパターン―オールインワンパターン―
■Part 3 品質・運用・管理
CHAPTER 5 機械学習システムを運用する
5.1 機械学習の運用
5.2 推論ログパターン
5.3 推論監視パターン
5.4 アンチパターン―ログなしパターン―
5.5 アンチパターン―そして誰もいなくなったパターン―
CHAPTER 6 機械学習システムの品質を維持する
6.1 機械学習システムの品質と運用
6.2 機械学習システムの正常性評価指標
6.3 負荷テストパターン
6.4 推論サーキットブレーカーパターン
6.5 シャドウA/Bテストパターン
6.6 オンラインA/Bテストパターン
6.7 パラメータベース推論パターン
6.8 条件分岐推論パターン
6.9 アンチパターン―オフラインのみパターン―
CHAPTER 7 End-to-EndなMLOpsシステムの設計
7.1 課題と手法
7.2 需要予測システムの例
7.3 コンテンツ投稿サービスの例
7.4 まとめ
↓全て表示↑少なく表示
Users Voice
内容サンプル
著者略歴
株式会社ティアフォー所属。MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、ARエンジニア。過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。前職メルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版
本書は、オブジェクト指向プログラミングにおいて古典的な23個のデザインパターンを、Java言語で書かれた短いサンプルプログラムとUMLを使い、オブジェクト指向プログラミングの初心者にもわかりやすく解説した技術書です。
2001年に初版が刊行されて以来、「最もわかりやすいデザインパターン解説書」「オブジェクト指向プログラミングとデザインパターンを学ぶ定番の一冊」と数多くの読者、技術者から支持されてきました。2004年には増補改訂版が刊行され、2020年には第31刷まで達するという人気のロングセラーとなっています。
しかし、Java言語は大きく進化しています。そこで第3版となる本書では、書籍の基本的構造と解説のわかりやすさはそのままに、扱っているサンプルプログラムを現代のJava言語に合わせて一新し、オブジェクト指向プログラミングとデザインパターンを身につけたいと思う技術者が、なおいっそう学びやすいように改訂を行いました。
●第3版改訂のポイント
・サンプルプログラムを現代のJava言語でリニューアルする(ジェネリック型、ラムダ式、拡張for、enum型、アノテーション、新たなクラスライブラリの使用など)。
・わかりやすさはそのままに、取り扱う例や解説を現代の観点から修正する(依存性の注入、セキュリティに関する記述の追加など)。
・古典的なデザインパターン23個はそのまま扱い、対応するサンプルプログラムもシンプルに保つ。
■目次
はじめに
UMLについて
デザインパターンを学ぶ前に
●第1部 デザインパターンに慣れる
第1章 Iterator 処理を繰り返す
第2章 Adapter 一皮かぶせて再利用
●第2部 サブクラスにまかせる
第3章 Template Method 具体的な処理をサブクラスにまかせる
第4章 Factory Method インスタンス作成をサブクラスにまかせる
●第3部 インスタンスを作る
第5章 Singleton たった1つのインスタンス
第6章 Prototype コピーしてインスタンスを作る
第7章 Builder 複雑なインスタンスを組み立てる
第8章 Abstract Factory 関連する部品を組み合わせて製品を作る
●第4部 分けて考える
第9章 Bridge 機能の階層と実装の階層を分ける
第10章 Strategy アルゴリズムをごっそり切り替える
●第5部 同一視
第11章 Composite 容器の中身の同一視
第12章 Decorator 飾り枠と中身の同一視
●第6部 構造を渡り歩く
第13章 Visitor 構造を渡り歩きながら仕事をする
第14章 Chain of Responsibility 責任のたらい回し
●第7部 シンプルにする
第15章 Facade シンプルな窓口
第16章 Mediator 相手は相談役一人だけ
●第8部 状態を管理する
第17章 Observer 状態の変化を通知する
第18章 Memento 状態を保存する
第19章 State 状態をクラスとして表現する
●第9部 無駄をなくす
第20章 Flyweight 同じものを共用して無駄をなくす
第21章 Proxy 必要になってから作る
●第10部 クラスで表現する
第22章 Command 命令をクラスにする
第23章 Interpreter 文法規制をクラスで表現する
●付録
付録A 練習問題の解答
付録B GoFによるデザインパターンの分類
付録C デザインパターンQ&A
付録D 参考文献
↓全て表示↑少なく表示
内容サンプル
目次
第2部 サブクラスにまかせる
第3部 インスタンスを作る
第4部 分けて考える
第5部 同一視
第6部 構造を渡り歩く
第7部 シンプルにする
第8部 状態を管理する
第9部 無駄をなくす
第10部 クラスで表現する
付録
Users Voice
内容サンプル
著者略歴
株式会社ティアフォー所属。MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、ARエンジニア。過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。前職メルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
デザインパターンの本「Kindle Unlimited 読み放題 人気本ランキング」
「Kindle Unlimited」は、Amazonの定額本読み放題サービス。
最近はKindle Unlimitedで読める本もどんどん増えており、雑誌、ビジネス書、実用書などは充実のラインナップ。
以下がKindle Unlimitedで読み放題となるデザインパターンの本の一覧です。
30日無料体験も可能なので、読みたい本があれば体験期間で無料で読むことも可能です。
Rank | 製品 | 価格 |
---|---|---|
1 | iOSアプリ開発デザインパターン入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))... 発売日 2018/06/15 千葉 大志 (インプレス NextPublishing) Kindle Unlimited対象 総合評価 | 990円 |
2 | 【知らないと損をする】レベルアップJava ~デザインパターン編~: 基礎から学べるデザインパターン Java開発の定石... 発売日 2020/03/25 田村達也 Kindle Unlimited対象 総合評価 | 980円 |
3 | Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版(日経BP Next ICT選書)... 発売日 2015/07/21 玉川 憲, 片山 暁雄, 鈴木 宏康, 野上 忍 (日経BP) Kindle Unlimited対象 総合評価 | |
4 | 299円 | |
5 | 250円 | |
6 | 499円 | |
7 | 1,200円 | |
8 | 400円 | |
9 | 499円 | |
10 | Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド 改訂版... 発売日 2015/04/01 アマゾン データ サービス ジャパン 玉川憲, 片山暁雄, アイレット 鈴木宏康 (日経BP) Kindle Unlimited対象 総合評価 |
デザインパターン参考書「新書一覧(2021年、2022年刊行)」
IT技術・プログラミング言語は、最新情報のキャッチアップも非常に重要、すなわち新書は要チェック。
ということで、2020年以降に発売したデザインパターン参考書の新書一覧(発売日の新しい順)が以下です。
製品 | 価格 |
---|---|
980円 | |
980円 | |
470円 | |
250円 | |
299円 | |
2,200円 | |
1,200円 | |
Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本... 発売日 2022/06/08 Eric Freeman, Elisabeth Robso (オライリージャパン) 総合評価 |
関連:オブジェクト指向・プログラミング作法(リファクタリング)について学ぶ
以下では、デザインパターンの前提ともなるオブジェクト指向についてや、プログラミングのお作法・原則を学べるリファクタリングに関する書籍、も紹介しています。合わせてのぞいて見てください。
いじょうでっす。
コメント